当ブログで何度も書いている様に、自分は大の懐メロ好き。特に“自分が生まれる以前に流行った懐メロ”が好きで、そういう歌が扱われる懐メロ番組を好んで見ている。
8月27日に「近江俊郎氏、岡晴夫氏、小畑実氏、三浦洸一氏の歌ベスト3」という記事を書いたが、今回は菊池章子さん、越路吹雪さん、二葉あき子さん、そして渡辺はま子さんという4人の女性歌手に関し、其れ其れのベスト3を選んでみた。彼女達のヒット曲は多く、泣く泣く外した歌が在る事や、中には“カヴァー曲”が含まれている可能性が在る事を御了承戴きたい。
*****************************************************************
=菊池章子さんの歌ベスト3=
1位:「星の流れに」【動画】
2位:「北上夜曲」【動画】
3位:「岸壁の母」【動画】 / 「真白き富士の嶺」【動画】
=越路吹雪さんの歌ベスト3=
1位:「愛の讃歌」【動画】
2位:「サン・トワ・マミー」【動画】
3位:「ラストダンスは私に」【動画】 / 「誰もいない海」【動画】
=二葉あき子さんの歌ベスト3=
1位:「夜のプラットホーム」【動画】
2位:「水色のワルツ」【動画】
3位:「さよならルンバ」【動画】 / 「フランチェスカの鐘」【動画】
=渡辺はま子さんの歌ベスト3=
1位:「あゝモンテンルパの夜は更けて」【動画】
2位:「愛国の花」【歌】
3位:「支那の夜」【動画】 / 「蘇州夜曲」【動画】
*****************************************************************
前回の懐メロ特集でコメントを書きましたので、今回も書かせていただきますね。
この4人の方、いずれも私も大好きです。今聴いても、いい曲が多いですね。
菊池章子さんは、やっぱり「星の流れに」ですね。その他の曲も納得です。ただ「北上夜曲」は競作になって、多摩幸子&和田弘とマヒナスターズ、及びダークダックスのレコードが大ヒットしたので菊池さんの分はやや影が薄いですね。
二葉あき子さんもこの4曲がベストですね。あと追加するなら、「恋の曼珠沙華」も好きな曲です。
渡辺はま子さん、この4曲もいずれも好きですが、もう1曲代表作を挙げるなら、「桑港のチャイナ街」(サンフランシスコのチャイナタウン)ですね。これはNHKの紅白歌合戦の第1回で歌われ、その後も併せて4回も紅白で歌っているくらいの名曲ですので。
で、越路吹雪さんですが、上の御三方の中に入ると、個人的にはちょっと違和感があります。菊池さん、二葉さん、渡辺さんの曲はいずれも日本の作詞・作曲家が書いた歌謡曲であるのに対し、越路さんのヒット曲はほとんどがシャンソンを中心とした洋楽のカバーという違いがあります。また御三方はどなたも戦前から活躍されてますが、越路さんが歌手として活躍を始めたのは戦後1950年代からですし、レコードを出したのは1960年からと、活躍した時代も異なります。
個人的には、「君の名は」が大ヒットした織井茂子さんを越路さんの代わりに入れたいですね。織井さんの代表曲を追加するなら、「黒百合の歌」、「夜がわらっている」という所でしょうか。
あくまで、私個人の好みですので、お気を悪くされませんように。でもこういう話題は好きな者同士で始めるとキリがありませんね(笑)。
渡辺はま子さん、今回、最も選曲が選んだ方です。「桑港のチャイナ街」もそうですが、「何日君再来」や「雨のオランダ坂」も凄く好きですので。
越路吹雪さん、今回の4人の中では明らかに"毛色″が違いますよね。"変化球的"に入れたというのも在りますが、実は「そう詳しい訳では無いけれど、シャンソンが好き。」という理由も在ったりします。(本場のシャンソンが聞きたくて、フランスを旅した際は、シャンソニエ「オ・ラパン・アジル」に足を運んだ程。女性の哀愁を帯びた歌声は、今も忘れられません。)又、大昔の記事で書いた様に、「(矢張り詳しい訳では無いけれど)宝塚出身の人が好き。」というのも在るかも。
「気を悪くする。」なんて、とんでも無いです。人の好みは正に「十人十色」で在り、全然気にしないで下さい。
織井茂子さんも素晴らしい歌手ですよね。「君の名は」は当然ですが、「黒百合の歌」も名曲!!!