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「松本人志が堀江貴文氏を『心が無い。』と批判」(4月24日、日刊スポーツ)
ダウンタウンの松本人志(52歳)が、“ホリエモン”事、実業家の堀江貴文氏(43)に付いて、「心が無い。」と批判した。
24日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」【動画】で、堀江氏と“尾木ママ”事、教育評論家の尾木直樹氏(69)が、“熊本地震によるテレヴィ放送の自粛”に関する意見の相違を取り上げた。
既報の通り堀江氏は「熊本の地震への支援は粛々とすべきだが、ヴァラエティ番組の放送延期は、全く関係無い、馬鹿げた行為。」と主張している。
此れに対し松本は「僕は、堀江さんは何時も、そんなに間違った事は言ってないと思うけど。」と堀江に一定の支持を見せつつ、「此の人の言葉には何時も、心が無いんでね。其れで何時も、一寸と釈然としない。」とし、共感出来ないと語った。
パネラーの歌手で俳優の武田鉄矢(67歳)も堀江の発言に付いて、「数式として正しいんだけど、計算式を見せられている気持ちになる。発言自体が、身も蓋も無い言い方をする。人間には、気持ちという物が在る。」と松本の意見に同調した。
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3年前の記事「ホリエモン的思考」でも書いたが、堀江氏の主張には「其の通りだなあ。」と納得出来る部分も在ったりする(今回、彼が言わんとしている事も、個人的には納得出来るし。)のだけれど、多くは松本氏等と同様に「釈然としない。」物が残る。「言葉に心が無い。」や「発言自体が、身も蓋も無い言い方をする。」というのは自分も感じていた事で、其れ等に加えて言えば、「他者を小馬鹿にする事在りきで、又、『自分さえ良ければ、他人なんかどうでも良い。』という思考が露骨に透けて見えてしまう。」所が、彼の言動に100%共感出来ないのだ。
こういう思考は石原慎太郎氏やドナルド・トランプ氏なんぞにも感じられるが、堀江氏も含め、彼等の言動が其れなりに受けたりしているのも事実で、「世界的に病んでいるのかなあ。」という気がしたりも。
確かに此の手の人達って、右や左を問わず、昔から居た事は居たのですが、ネットという万人が情報発信出来るツールが普及した事で、其の発言が途轍も無い増幅力を持った感が在ります。ネット右翼やらネット左翼が、そういう発言を無思考且つ面白おかしく煽り立て、自身や他の人間達が“洗脳”されて行く。こういう風潮って、日本だけでは無いけれど・・・。
三浦朱門・曽野綾子夫妻なんかもその類と思うなあ。
旦那はもうへばってるのかしらんが、奥さんはまだエライ元気。後期高齢者ハヨ死ねと云うようなことを最近言っていたが、老害の見本が良く言うわ。と。
でも昔、息子を主役にした私小説を書いていたけれど、そういうのに限って、身内にはやけに寛容なんですね。
テレビドラマになったから知ってる人も多いと思うが、あの内容に惹かれて親に興味持って、その言動にショック受けた人多いと思うなあ。