ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

様々な“陰謀説”が飛び交って来たが

2022年11月25日 | 其の他

小学生の頃、空前功夫ブームが世界中で巻き起こった。「アチョー!」という“怪鳥音”を叫び乍ら半裸ヌンチャクを振り回す若者が多発。そして最後は、何とも言い様が無い“強張った表情”で決めるのが御約束。皆、“或る男”を真似ていたのだ。或る男とは、当時、主演していた功夫映画燃えよドラゴン」【動画】が世界的な大ヒットを記録した事で、一躍有名スターの仲間入りをしたブルース・リー。だが、皮肉な事に、此の作品が世界で初公開された時(1973年7月26日、香港)、彼は既に亡くなっていた(1973年7月20日)。日本で初公開されたのは「1973年12月22日」の事だから、亡くなってから既に5ヶ月以上経っていたという事になる。

彼の死は、正に“急死”だった。先月亡くなられたアントニオ猪木氏もそうだが、現役時代に“頑強”なイメージが在る人程、亡くなられた時の衝撃は大きい。現役時代の頑強さと“死”という物が、中々結び付かないからだ。特にブルース・リー氏の場合は、32歳という若さでの急死だったので、其の衝撃度は相当な物だったろう。(自分は幼かったので、当時はピンと来ていなかった。)だからこそ、此方に記されている様に「公式死因脳腫脹と公表されたものの、様々な陰謀説が飛び交って来た。」という経緯が在る。

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「ブルース・リーさんの意外な死因が発覚 死亡当時の発表が覆る研究発表」(11月23日、よろず~ニュース

1973年夏に香港で32歳の若さで他界した伝説アクション・スターのブルース・リーさんは、水の飲み過ぎで死亡した可能性が在る。と言う。当時死因は鎮痛剤摂取による脳腫脹だとされていたが、没後50年以上経過した今、其れ低ナトリウム血症で在る可能性が高い事が明らかになった。

クリニカルキドニージャーナルに発表された研究には、こう綴られている。

「私達は腎臓過剰な水分を排出出来なかった事で、ブルース・リーさんが死亡したと考えています。」。ブルース・リーさんが、或る特定腎臓機能障害により死亡したと仮定するとします。腎臓が恒常性を保てる程の水分を排出出来なかったのです。「水分の過剰摂取と尿の排出量が合わない場合は、数時間以内に低ナトリウム血症、脳水腫(脳腫脹)、そして死に繋がります。此れは、リーの死亡のタイムラインにも一致しています。皮肉な事に、リーは『友よ、水になれ。』という名言で知られています。然し、水分の過剰摂取が、最終的に彼を死に到らせた様です。」。

研究によると、液体の大量摂取や喉の渇き催す大麻使用等、ブルースさんには複数のリスク・ファクターが在ったそうだ。

低ナトリウム血症とは、「水分のバランスを保つのに必要なナトリウムの血中濃度が、極度に低い状態。」を意味し、バランスが崩れると、を含む体内の細胞膨れ上った状態となる。

ブルースさんの死を巡っては、裏社会の人間に暗殺された嫉妬深い愛人に毒殺された若しくは呪いの犠牲となった等、様々な陰謀説も語られて来たが、ブルースの妻リンダ・リー(77歳)によると、ブルースさんは死亡前、人参林檎のジュースを中心とした食事をしていたそうだ。

又、マシュー・ポリー
は2018年の伝記ブルース・リー伝」の中で、「ブルースさんが死を迎えた夜、頻繁に水を飲んでいた。」と綴っている。

1973年に倒れたブルースさんは、脳浮腫と診断され、ネパールハシシ(大麻に含まれる樹脂から作った麻薬。)を食べた事を認めていた。
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亡くなってから49年。「死因は低ナトリウム血症。」という今回の研究結果は、果たして事実なのだろうか?


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