昨夜、NHKで放送された「第46回思い出のメロディー」【動画】を見た。懐メロ番組を見ていると、「其の歌が流行っていた当時、自分がどういう事をしていたか?」等が、リンクして思い出される。例えば金井克子さんの「他人の関係」【動画】だと、「彼の交通整理の様な振り付け、当時は学校で、皆真似していたなあ。従兄弟達と泊まり掛けで旅行した時、一緒にふざけて歌ったっけ。彼の時は従兄弟と大喧嘩し、顔に一杯引っ掻き傷を付けられたのも、今となっては懐かしい思い出。」といった具合にだ。
子供の頃に大好きだった西城秀樹氏が、「情熱の嵐」【動画】と「YOUNG MAN(Y.M.C.A.)」【動画】を歌った時には、グッと来る物が在った。2003年と2011年、2度に亘って脳梗塞を発症した彼が、懸命に歌い、そして歌い終わった後には、薄らと涙を浮かべていた姿に心打たれたのだ。
ダイナミックな振り付けが売りだったけれど、流石に其れは封印され、見た目にも「老けたなあ・・・。」という感じは否めなかったけれど、来年で還暦を迎える事、そして何よりも、大病を2度も罹患してからの復活という事を考えると、凄い事だと思う。頑張れ、秀樹!!
「秀樹が“アラ還”というのは、『自分も年を取った。』と痛感するなあ。」なんぞと思っていたら、元ジャイアンツの中井康之氏の訃報が飛び込んで来た。
【中井康之氏】
6年間のプロ生活では、傑出した成績を残せなかったけれど、今で言うと矢野謙次選手の様な“闘志溢れるタイプの選手”だった。引退後に開業した居酒屋「護国寺なかい」は、ジャイアンツ・ファンが集まるとして有名になり(タイガース・ファンが集まる居酒屋「虎」も有名だが。)、ジャイアンツが優勝した日のニュースでは、「同店内で歓喜するジャイアンツ・ファンの姿と、インタヴューに答える中井氏。」というのが御決まりだったっけ。
2007年からは店舗を護国寺から芝大門に移し、店名も「芝大門なかい」に変えて営業していたというが、昨日(8月9日)、食道癌にて60歳の若さで永眠。
今回の訃報を受け、ネット上に「中畑(60歳)、篠塚(57歳)、江川(59歳)、西本(58歳)・・・此の連中が、もう還暦なんだよなぁ。俺も年取る訳だ。」という書き込みが在った。全く同感だ。
合掌。