今日は、毎年恒例の「プロ野球順位予想」をしてみる。先ずは、「昨年の最終順位」と「昨年の順位予想」を下記。
*********************************
=2013年度の最終順位及び順位予想=
【セ・リーグ】
1位: ジャイアンツ(予想もジャイアンツ。)
4位: ドラゴンズ(予想はタイガース。)
5位: ベイスターズ(予想はカープ。)
6位: スワローズ(予想はベイスターズ。)
【パ・リーグ】
1位: ゴールデンイーグルス(予想はライオンズ。)
2位: ライオンズ(予想はファイターズ。)
4位: ホークス(予想はバファローズ。)
5位: バファローズ(予想はマリーンズ。)
6位: ファイターズ(予想はゴールデンイーグルス。)
*********************************
昨年の我が順位予想、的中したのはジャイアンツの1位だけ。2位に予想したスワローズとファイターズが共に最下位に沈んだのも驚きだが、何と言っても予想外だったのは、ゴールデンイーグルスの1位。同チームを最下位に予想した理由の中で「昨年『10勝4敗』の成績(能力を考えれば、全く物足りない。)に終わった田中将大投手には相当の上積みを期待する。」と“勝利数の大幅アップ”は予想したけれど、よもや「レギュラー・シーズンで無敗の24連勝」なんていう大記録を残すとは考えてもいなかった。彼が大車輪の活躍をしたからこそ、ゴールデンイーグルスのリーグ優勝、そして日本一達成が成し遂げられたと言っても良い。
で、今季の順位予想に入るが、例年以上に難しかった。セ・リーグで言えばドラゴンズとスワローズ、そしてパリーグで言えばゴールデンイーグルスとファイターズの戦力をどう捉えるかで、非常に頭を悩ましたので。特に、絶対的な大エース・田中投手が抜けたゴールデンイーグルスに付いては、可成り判断に迷った。
*********************************
=2014年度の順位予想 セ・リーグ=
1位: ジャイアンツ
2位: スワローズ
3位: カープ
4位: タイガース
5位: ベイスターズ
6位: ドラゴンズ
********************************
昨年は、2位タイガースに「12.5ゲーム差」を付けてリーグ優勝したジャイアンツ。ジャイアンツ・ファンの自分だが、第三者的な目で見ても、今季は昨年以上に戦力が図抜けている様に感じる。選手個々が“持てる力”を十二分に発揮すれば、断トツで優勝するとは思うが、「有り余る戦力を有していても、優勝どころかAクラスに入れない事だって在る。」のが球界。(ジャイアンツは、過去に何度かそういう経験をしているし。)懸念される点を挙げるならば「菅野智之投手は、“2年目のジンクス”を吹き飛ばせられるか?」、「昨年大不振だった坂本勇人選手及び長野久義選手が、今季は“復活”出来るか?」、「阿部慎之助選手が、何れだけスタメン出場出来るか?」、「昨年の日本シリーズでは全く駄目だった杉内俊哉投手が、今季は1年を通して活躍出来るか?」等。
2位にはスワローズを予想。怪我人続出等で、昨年は最下位に沈んだけれど、戦力を考えたら優勝争いに加わっておかしくないチーム。選手達から厚い信頼を得ていると言われる小川淳司監督も、恐らくは今季で退任すると思われる。「有終の美を飾らせて上げたい。」という選手達の思いが、チームを上昇気流に乗せそうな気がする。
昨年「10勝10敗」の成績を残した大竹寛投手が抜けたのはカープにとって痛手だが、考え方を変えれば「彼は、“貯金”を残せなかった投手。」。他の投手達の貯金に期待し、カープを3位に予想。ルーキーの大瀬良大地投手(嘗てのカープでは「安仁屋宗八氏」、「外木場義郎氏」、「北別府学氏」、「佐々岡真司氏」等、苗字が3文字の投手がエースだったので、彼には大きな期待をしている。)やジャイアンツから移籍した一岡竜司投手なんぞは、楽しみな逸材。
昨年は2位のタイガースだが、桧山進次郎氏やジェイソン・スタンリッジ投手、久保康友投手等、抜けた穴が大き過ぎる。クローザーとして獲得した呉昇桓投手は期待出来るが、「チームがリードした状態で、何れだけ終盤を迎えられるか?」が不安点。「藤浪晋太郎投手に関しては、“2年目のジンクス”が無さそう。」とは思っているが。
「昨年よりも上積みが在る訳では無いけれど、酷くなりそうな要素も無い。」という事で、ベイスターズは5位と予想。
名将・落合博満氏が復帰したドラゴンズだが、“監督”としてでは無く、“GM”としてというのが、チームにどう影響するか?昨年オフのドライ過ぎる査定は選手達に良い影響を与えていない気がするし、何よりも主力選手達の平均年齢が高いのが気になる。常に優勝争い絡んでいた数年前迄なら在り得ない事だけれど、今季は最下位に予想。