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「日本、赤ちゃんに最も安全な国 ユニセフの新生児死亡率調査」(2月19日、東京新聞)
国連児童基金(ユニセフ)は20日付で、世界各国の新生児死亡率を比較する報告書を発表した。日本が最も低く「赤ちゃんが最も安全に生まれる国」と指摘する一方、最悪のパキスタンは約50倍の高さ。ユニセフは新生児の死亡は大半が予防可能だとして、死亡率が高い国々への支援を訴えた。
生後28日未満で死亡した乳児の割合(2017年時点の推計)を比較。日本は千人当たり0.9人で、アイスランドの同1.0人、シンガポールの1.1人が続いた。先進国でもカナダ(38位、3.2人)や米国(41位、3.7人)は順位が低かった。最も多かったパキスタンは45.6人。
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「生後28日未満で死亡した乳児の割合が、パキスタンは日本の約50.6倍。」との事で、「生まれた国によって、赤ちゃんの運命も大きく変わる。」というのを、改めて感じさせられた。
でも、日本も嘗ては、乳児の死亡割合が高い国の1つだった。此方の情報によると、1899年の乳児千人当たりの死亡割合(「生後28日未満で死亡。」という条件では無い様だが。)は「153.8」と、今では信じられない高さ。「100」を切ったのは1940年(「90.0」)の事で、「10」を切ったのも1976年(「9.3」)と、42年前に過ぎないのだ。
昔の昼ドラマ(再放送?)は産褥死ネタや取り違えネタが多く、子供心に恐怖心を持ったものでした。なるほど1976年でそれだ。青白いフィルム画像や大げさな演技、トラウマものでした。ちょうど1970年代後期だ。あと骨肉腫や白血病、交通事故に、やたら人が記憶喪失になるし、靴揃えて飛び降り自殺ネタもこれでもかーとあり、参りました。最近のドラマはああいうのあまりなさそうですね。
取り違えネタ、山口百恵さんの「赤いシリーズ」等、昔は“鉄板”と言っても良い題材でしたね。当時、其の手のドラマを見て、「内も若しかしたら・・・。」なんて思ったもの。
今じゃあ“放送禁止レヴェル”の設定も多かったし、時代の違いを感じますね。