ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

史上最高を記録したとか

2019年08月17日 | 時事ネタ関連

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「7月の世界気温、観測史上最高を更新 海氷面積は過去最少に」(8月16日、CNN.co.jp

米海洋大気局(NOAA)統計によると、世界の7月の平均気温は、観測史上最高を記録した。

7月に世界の陸上と海上で観測された気温は、20世紀平均の摂氏約15.7度を、凡そ0.9度上回った。7月の気温としては、2016年の記録を抜き、1880年に観測を始めて以来、最高の暑さだった。

特にアラスカ欧州中部、アジアの北部と南西部、アフリカオーストラリアの一部では気温の上昇が大きかった。

7月の気温は上位10位の内9位が、2005年以降に観測されている。過去5年間の気温は、何れも観測史上5位以内に入った。

世界の気温は通常、7月が1年の中で最も高い。然しスカンディナヴィア半島の一部とロシアの西部及び東部では、7月の平均気温が平年を大きく下回った。

7月の記録的な暑さは、北極圏の海氷面積にも影響を及ぼしている。

米国立雪氷データセンターがNOAAと米航空宇宙局(NASA)のデータを使って調べた結果、7月の海氷面積は平均を19.8%下回り、過去最少だった2012年7月の記録を更新した。
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先月、ヨーロッパを強烈な熱波が襲った事を、ニュース番組で大きき取り上げていた。「ヨーロッパ各地で、“7月時点での最高気温”を次々と更新した。」との事で、地球温暖化の影響をより強く感じたのだが・・・。

「世界の7月の平均気温が、20世紀平均の摂氏約15.7度を、凡そ0.9度上回り、観測史上最高を記録した。」という今回のニュース、「0.9度」という数字に「そんな程度か。」と思う人も居られ様が、生態系や海面上昇に大きな影響を与える数字だと思う。

地球温暖化対策に後ろ向きなアメリカ等には、強い憤りを感じる。ドナルド・トランプ大統領は「地球温暖化なんて嘘だ!」と言い張っている様だが、アメリカ・ファーストの彼の頭の中には「地球温暖化を認めてしまうと、アメリカが金儲け出来なくなる。」という発想しか無いのだろう。


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2 コメント

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Unknown (悠々遊)
2019-08-17 09:55:53
こんにちは~
学者でも地球温暖化を大真面目で否定する人もいますから、アメリカの現大統領も本当にそう信じ込んでいるのかもしれません。
私の元勤務先の経営者も温暖化は嘘で、実際は氷河期に向かっている、だから今のうちにCO2を増やして温室効果で備えなければならないと、それなりの根拠を上げて主張されていました(苦笑)。
確かに史上最高気温を記録した年の次の冬には、記録的寒波をがやってきたりしますから、どちらを信じればいいかわからなくなることはあります。
しかし、確かだと信じることのできる数字がひとつあります。
気温の振れ幅についてですが、平均気温に対する振れ幅を「温度」ではなく「%」で考えた場合のこと。
仮に平均気温30度の夏、最高気温が40度になったとして、気温の差は10度で上昇率は約33%。
これを平均気温20度の場合に適用すると33%上昇では6.6度の最高気温26.6度、平均気温40度だったら約13度の上昇の53度となります。
つまり温度が高くなるほど温度の振れ幅が大きくなるということで、つまりは温暖化が進めば進むほど、夏は記録的な暑さになり、冬の寒さもより厳しくなるということ。
こういう視点で現状を見れば、確かに温暖化は進んでいるといえるのではないでしょうかね。
・・・説得力あるかな(笑)。
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>悠々遊様 (giants-55)
2019-08-17 13:00:58
書き込み有り難う御座いました。今回は、此方にレスを付けさせて貰います。

「地球温暖化と地球氷河期化(こういう表現が在るのかどうか判りませんが。)は紙一重の差。」と主張する人も居ますね。“異常化”という意味では表裏一体とも。

気温の振れ幅という観点、非常に興味深いですね。地球を人間の体とイメージした場合、こんなにも“体温の振れ幅”が激しいと、死に直結する事態。地球だって“生き物”なのですから、こんなにも気温の振れ幅が激しければ、ダメージが出ないとは思えない。
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