ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

ジェネレーション・ギャップ

2015年02月21日 | 其の他

久し振りに休みが取れたので、昨日は東京ドーム開催されている「世界らん展日本大賞2015」を、同世代の知人と見て来た。

 

1991年に第1回が開催され、今回で25周年。以前から「実際に見てみたい。」と思っていたが、漸く念願叶った。

 

約3千種(約10万)のの展示というのは、もう圧巻としか言い様が無い。国内では初公開となった「オルキス・イタリカ」等、珍しい蘭を見て回り、良い目の保養に。

 

連日メインステージでは様々な方が登場する。」というのは知っていたけれど、「具体的に、誰が登場するのか?」は知らない、昨日は場内に入った。既にステージは始まっており、「誰かなあ?」と思って近付いてみると、何と“子供の頃からの憧れの人”がステージ上に。長渕剛氏の夫人で、フラワー・アーティストとして活動されている長渕悦子さんだ。

 

1973年、「志穂美悦子」という芸名で芸能界デビューした彼女。自分が初めて彼女を知ったのは、「キカイダー01」でのマリ役。「可愛いルックスなのに、激しいアクションを見せる。」というギャップに、一発で魅了されてしまった。(こんな兄貴や姉貴が欲しかった」等、過去に何度か記事で触れている事からも御判りの様に、ずっと大好きな人で在り続けている。)

 

【志穂美悦子(長渕悦子)さん】

 

今年1月、若い頃に痛めたを手術した影響で、松葉杖姿では在ったけれど、初めて眼前にする彼女は相変わらず美しく、年甲斐も無くドキドキしてしまった自分。

 

で、展示を全て見終え、帰ろうかと思っていた時の話。30代半ばと思しき(らん展の)スタッフが、スマホで話していた。行われたイヴェントに付いて説明していたのだが、其の中で何度も長渕剛さんの奥さんと口にしていたのだ。「長渕剛さんの奥さん」という表現で間違いは無いのだけれど、自分にとっては「志穂美悦子さん」以外の何物でも無いし、「志穂美悦子」の「し」の字も言わなかった事が、凄く印象に残った。

 

長渕氏と結婚した彼女が、芸能界を引退したのは1987年の事。今からもう28年も前の事で、30代半ばと思しきの彼が、“志穂美悦子だった頃の彼女”を知らなくてもおかしくは無いのだけれど、個人的にはジェネレーション・ギャップを感じてしまった次第

 

ドームから出た瞬間、「さっき、スマホで話してた人たでしょ?彼が、『長渕剛さんの奥さん』って連呼してたの聞いた?」と、同世代の知人が聞いて来た。同様にジェネレーション・ギャップを感じていた事を知り、思わず吹いてしまった。


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4 コメント

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選挙報道で (AK)
2015-02-22 16:45:43
やはり30代半ばと思しきNHKの記者が渡辺喜美の落選を「『ミッキー』の愛称で知られた父・美智雄氏の地盤を受け継ぎ…。」と言っていたとき、「ああこいつ渡辺美智雄しらねーんだ」と感慨深かったですね。小渕優子の父親を知らない新人記者もいるだろうなあ。
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>AK様 (giants-55)
2015-02-22 21:57:31
書き込み有難う御座いました。

「ミッキー」ですか・・・ディズニーランドのキャラクターじゃあるまいし。ニュース番組等で屡々、ミッチーの言動を見聞して来た人間からすると、隔世の感が在りますね。

有名人が亡くなった際、ワイドショーで若い兄ちゃんや姉ちゃんが、「~で御馴染みだった○○さんが御亡くなりになりました。」と、然も知っているかの様にコメントする事が在りますよね。勿論、中には書物や映像等で知っている場合も在りましょうが、どう考えてもリアル・タイムで見聞してない人間が、然も知っているかの様にコメントするのは、鼻白む所が在ります。

AK様が書かれた「ミッキー」の話と似ているのですが、以前、某芸人が亡くなった際、某局の若い女性アナウンサーが、「○○のギャグで御馴染みだったXXさんが亡くなられたのは、本当に残念ですね。」みたいなコメントをしたのですが、其の○○というギャグは同年代の芸人の物で、亡くなった芸人のギャグでは無かったという事が在りました。自分は年齢的に其の芸人を知っていたので、「えっ!?」と驚いてしまったのですが、少しして彼女が訂正&御詫びをしていたのを見て、苦笑してしまいました。「私は年齢的に存じ上げないのですが~」みたいな事を、最初に言えば良かったのに。
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Unknown (マヌケ)
2015-02-23 12:50:34
ブルースリーも知らない若者がいて、黄色に黒いラインの前身ジャージ姿の松坂桃李君のコミカルな演技をパロディだと気づいてもらえない世の中になったのですなあ~という感じです。 手製のヌンチャクを振り回わして、教室の窓ガラスを割り、廊下に正座、出席簿の角で教師から叩かれた世代との大きなギャップです。
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>マヌケ様 (giants-55)
2015-02-23 21:34:39
書き込み有難う御座いました。

ブルース・リー氏の登場は、強烈なインパクトが在りました。少年漫画誌の裏表紙に載っていた通販では、ヌンチャクやら燃えよドラゴン仕様のジャージ等が売られていたし、ドリフのコントでも「アチョー!」なんていう掛け声と共に、彼の真似がされたし。自分も、友達と一緒に真似したりしましたね。

でも、彼だけ強烈なインパクトを与えたというのに、初主演映画「ドラゴン危機一発」が公開された僅か2年後に、彼は亡くなっているんですよね。
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