昨日のニュースで、「奇跡」という言葉を思い浮かべさせられる話が二つ在った。
① 20年ぶりに「お母さん!」と呼び掛けた女性
このニュースを目にした時最初に頭をよぎったのは、手塚治虫氏の代表作の一つ「ブラックジャック」の「浦島太郎」というストーリーだった。詳細はこちらを参照して戴くとして、今回の彼女も20年ぶりに意識が戻った際、今が80年代で自分の年齢も22歳位だと信じ切っていて、実年齢の38歳を告げた所驚いていたという。浦島太郎のCさんと同様に、事故に遭った瞬間から記憶がストップしてしまっていたのだろう。
それにしても、20年も娘を介護し続けて来た親の愛情の深さには畏敬の念を覚える。かくも深き愛情が、今回の奇跡を呼び起こしたと信じたい。
② ファティマの奇跡を目撃した女性の死
有名な話なので御存知の方も多いとは思うが、第一次世界大戦中の1917年5月13日にポルトガル中部のファティマという小さな村で、或る奇跡が起こった。8歳のフランシスコと7歳のジャシンタという幼い兄妹と、10歳のルシアデジェズス・ドスサントスのという女の子の3人が、何時もの如く早朝に羊を放牧する為に山に出掛けた所、目の前に聖母マリアが出現し、3つの予言をしたという。
3つの予言とは、「第一次世界大戦の終了と第二次世界大戦の開戦」、「共産主義の興隆を意味するとみられる当方からの脅威」、そして「1981年に起きたローマ法王ヨハネ・パウロ2世暗殺未遂事件」とされている。*1
フランシスコとジャシンタの兄妹は、若くして亡くなると受け取れる予言の通り、第一次世界大戦後に短い生涯を閉じる事となった為、奇跡の目撃者で残っていたのは、今回97歳で亡くなったドスサントスさんだけになっていた。尼僧として修道院で亡くなったというのも、因縁を感じさせる話だ。
数年前に、あのタイタニック号で生き残った最後の人物が亡くなったというニュースを耳にし、これでタイタニック号の事件も”伝説の世界”に入ってしまったのかと感慨を覚えたものだが、今回も同じ思いを覚えた。
*1 大戦絡みの予言と共産主義の興隆の予言に付いては、早くから明らかにされていたのだが、残る一つはずっと秘密にされていた。ヨハネ・パウロ2世の暗殺未遂事件以降、やっとそれは公表されたのだが、「白い服を来た神父の服が血に染まっている。」というものだったとか。これをドスサントスさんはローマ法王を指していると信じ、当時の法王(ヨハネ・パウロ2世の何代か前。)に手紙で知らせ、歴代の法王達は皆その予言を受け継いで来たのだという。ヨハネ・パウロ2世が狙撃されたのが、ファティマの奇跡が起こったのと同じ5月13日だった事からも、予言は的中したと信じられている様だ。
① 20年ぶりに「お母さん!」と呼び掛けた女性
このニュースを目にした時最初に頭をよぎったのは、手塚治虫氏の代表作の一つ「ブラックジャック」の「浦島太郎」というストーリーだった。詳細はこちらを参照して戴くとして、今回の彼女も20年ぶりに意識が戻った際、今が80年代で自分の年齢も22歳位だと信じ切っていて、実年齢の38歳を告げた所驚いていたという。浦島太郎のCさんと同様に、事故に遭った瞬間から記憶がストップしてしまっていたのだろう。
それにしても、20年も娘を介護し続けて来た親の愛情の深さには畏敬の念を覚える。かくも深き愛情が、今回の奇跡を呼び起こしたと信じたい。
② ファティマの奇跡を目撃した女性の死
有名な話なので御存知の方も多いとは思うが、第一次世界大戦中の1917年5月13日にポルトガル中部のファティマという小さな村で、或る奇跡が起こった。8歳のフランシスコと7歳のジャシンタという幼い兄妹と、10歳のルシアデジェズス・ドスサントスのという女の子の3人が、何時もの如く早朝に羊を放牧する為に山に出掛けた所、目の前に聖母マリアが出現し、3つの予言をしたという。
3つの予言とは、「第一次世界大戦の終了と第二次世界大戦の開戦」、「共産主義の興隆を意味するとみられる当方からの脅威」、そして「1981年に起きたローマ法王ヨハネ・パウロ2世暗殺未遂事件」とされている。*1
フランシスコとジャシンタの兄妹は、若くして亡くなると受け取れる予言の通り、第一次世界大戦後に短い生涯を閉じる事となった為、奇跡の目撃者で残っていたのは、今回97歳で亡くなったドスサントスさんだけになっていた。尼僧として修道院で亡くなったというのも、因縁を感じさせる話だ。
数年前に、あのタイタニック号で生き残った最後の人物が亡くなったというニュースを耳にし、これでタイタニック号の事件も”伝説の世界”に入ってしまったのかと感慨を覚えたものだが、今回も同じ思いを覚えた。
*1 大戦絡みの予言と共産主義の興隆の予言に付いては、早くから明らかにされていたのだが、残る一つはずっと秘密にされていた。ヨハネ・パウロ2世の暗殺未遂事件以降、やっとそれは公表されたのだが、「白い服を来た神父の服が血に染まっている。」というものだったとか。これをドスサントスさんはローマ法王を指していると信じ、当時の法王(ヨハネ・パウロ2世の何代か前。)に手紙で知らせ、歴代の法王達は皆その予言を受け継いで来たのだという。ヨハネ・パウロ2世が狙撃されたのが、ファティマの奇跡が起こったのと同じ5月13日だった事からも、予言は的中したと信じられている様だ。
奇跡…それは一言では言い表すことができないとても重く深い言葉だと思います。
科学で解明されることのない、人間の神秘や予言。
自分がこの世界に存在してることすら奇跡と言ってもいいかもしれません。
奇跡という神秘に満ちたものを自分は信じてみたいです。
僕も一度、この世の方ならぬ聖人にお目にかかりたいですね。
奇跡、というか、気付いていないだけで、
〝奇跡〟的な交流が、脈々とあるという現実を
知ってびっくりしながら、
やっぱり、そうか、って
印象でした。それをフツーに言ってのけた古館さんに
座布団10枚でした。
アーノルド・ミンデルという心理学者が、
昏睡状態の人と話をすることについて
本を書いています。
私も大事な人が、昏睡状態などなったときに、
コミュニケーションする方法をもっておきたいと、
思います。それは、愛、プラス、ナンか、
なんでしょうね。
親の愛って、とても深いですよね。
この記事を読んで、とても感動しました。
また遊びに来てください。
ファティマ第3の予言もこの初めて知りました。
(聞かされた歴代の法王が卒倒したとかいうエピソード
は知っていたんですけどね)
やはり法王暗殺の予言でしたか・・・
自分はクリスチャンではありませんが、
マリアの再現とか、聖痕とか、なぜか結構信じています。
このニュース、
実に生命の神秘だし、奇跡だと思います。
見守った肉親の方は私も畏敬の念を持ちます。
よくよく考えると、この小さな星にこれだけ人間が
すんでいるだけでも不思議なものなのかも知れません。
基本的に、書き込みして下さった方のブログへ、直接レスを付けさせて戴く形を取っているのですが、貴ブログのURLを失念してしまった為、こちらに書き込む失礼の段を御許し下さい。
世の中で奇跡を感じる出来事って決して多くはないですが、さりとて全く無い訳ではないですよね。まあ、稀だからこそ奇跡と呼ばれるのでしょうが、これだけ殺伐とした世の中だからこそ、奇跡を信じたいという思いは強いです。
これからも宜しく御願い致します。