
1962年7月1日、“世界のホームラン王”こと王貞治選手が初めて一本足打法でホームランを放った。それを記念して、7月1日からの「ジャイアンツv.s.スワローズ」3連戦は「永久欠番シリーズ第3弾 王貞治シリーズ」と銘打たれて開催。王さんのベースボール・カードが配布されると在っては、東京ドームに足を運ばない訳にはいかない。一昨日は無様な敗戦を喫したジャイアンツだが、「今日こそは絶対に勝利を収めてくれる筈。」と信じ、1塁側スタンドに陣取った。
先発はジャイアンツがエイドリアン・バーンサイド投手、スワローズは村中恭兵投手。4回表が終了した時点で「0対0」という展開だったが、投手戦というよりも双方のチームが相手投手を攻めあぐねていたという印象。サクサクと試合が進むと言うよりも、試合全体が実に重たい雰囲気。
4回裏にジャイアンツが2点を奪うも、5回表&6回表にスワローズがそれぞれ1点を獲得し、「2対2」の同点に。「得点した直後に失点し、遂には追い付かれる。」という、ジャイアンツにとっては必敗パターンと言える展開。ここ数年は球場で試合観戦した際、ジャイアンツの勝率が著しく悪い自分故、悪い予感ばかりが頭を過る。

何とか2失点で凌いでいたバーンサイド投手を6回で見切り、原辰徳監督は二番手に上原浩治投手を送り出した。“平成の大エース”登場に、場内はドッと沸く。しかし、先頭打者のウィルソン・アントニオ・パルデス選手にいきなり二塁打を浴び、結局この回は1失点でスワローズに勝ち越しを許してしまう。そして、8回表には更に2失点。相手打者が易々とバットに球を当てており、「上原投手は未だ未だ本調子では無いな。」という感じがした。
ジャイアンツは7回裏に絶好のチャンスを迎える。無死1&2塁で、打席に入ったのは古城茂幸選手。今季は頑張っている彼だが、この場面では送りバントを失敗し、アウト・カウントを増やすだけに。当たり前のプレーが、当たり前に出来ない。送りバントの失敗を、今季は何度見せられた事か。結局、ラッキーな当たりで1点を得て同点に追い付くも、どう考えても無謀な本塁突入を敢行させてチャンスを潰しかける等、ジャイアンツ・サイドのちぐはぐな攻めが目立った回だった。
8回表を終えて、「3対5」とスワローズが勝ち越し。敗戦パターンに入ったジャイアンツだけに、席を立って帰ろうかとも。
しかし、高橋由伸選手のタイムリーと木村拓也選手の犠牲フライで「5対5」の同点にした後、2死1塁から古城選手が起死回生の2ランをライト・スタンドに放り込む。先程の送りバント失敗を帳消しにする、最高の仕事だ。スタンドの視線を一身に浴びるも、たった1球で全てをパーにしてしまう事が在る「投手」に対し、3打席で2度結果を残せなくても、残り1打席で結果を残せば評価されるのが「打者」。「投手は辛いよ。」といった感じか。
9回表、ジャイアンツは抑えのマーク・クルーン投手をグラウンドに。此処で三者凡退に打ち取ってくれればジャイアンツ・ファンとしてはスッキリした思いで帰路に就けるのだが、嫌な予感通り1死2&3塁のピンチを迎えてしまう。先頭打者を塁に出すと、イライラして試合をぶち壊してしまうのがクルーン投手。藤川球児投手とは言わない迄も、もう少し安定した抑え投手をジャイアンツは育てて欲しい。無失点で勝利を収めたものの、これは結果オーライだろう。
勝利した事で、借金生活転落の危機を“取り敢えず”は免れたジャイアンツ。でも、勝利の喜びは今一つ。「基本的なプレーがきちんと出来ていない。」というのが最大要因だ。ジャイアンツが貯金をなかなか作れない理由が判る試合で在り、又、「今後も急浮上は難しいな。」と思わせる試合だった。
先発はジャイアンツがエイドリアン・バーンサイド投手、スワローズは村中恭兵投手。4回表が終了した時点で「0対0」という展開だったが、投手戦というよりも双方のチームが相手投手を攻めあぐねていたという印象。サクサクと試合が進むと言うよりも、試合全体が実に重たい雰囲気。
4回裏にジャイアンツが2点を奪うも、5回表&6回表にスワローズがそれぞれ1点を獲得し、「2対2」の同点に。「得点した直後に失点し、遂には追い付かれる。」という、ジャイアンツにとっては必敗パターンと言える展開。ここ数年は球場で試合観戦した際、ジャイアンツの勝率が著しく悪い自分故、悪い予感ばかりが頭を過る。


何とか2失点で凌いでいたバーンサイド投手を6回で見切り、原辰徳監督は二番手に上原浩治投手を送り出した。“平成の大エース”登場に、場内はドッと沸く。しかし、先頭打者のウィルソン・アントニオ・パルデス選手にいきなり二塁打を浴び、結局この回は1失点でスワローズに勝ち越しを許してしまう。そして、8回表には更に2失点。相手打者が易々とバットに球を当てており、「上原投手は未だ未だ本調子では無いな。」という感じがした。
ジャイアンツは7回裏に絶好のチャンスを迎える。無死1&2塁で、打席に入ったのは古城茂幸選手。今季は頑張っている彼だが、この場面では送りバントを失敗し、アウト・カウントを増やすだけに。当たり前のプレーが、当たり前に出来ない。送りバントの失敗を、今季は何度見せられた事か。結局、ラッキーな当たりで1点を得て同点に追い付くも、どう考えても無謀な本塁突入を敢行させてチャンスを潰しかける等、ジャイアンツ・サイドのちぐはぐな攻めが目立った回だった。
8回表を終えて、「3対5」とスワローズが勝ち越し。敗戦パターンに入ったジャイアンツだけに、席を立って帰ろうかとも。

9回表、ジャイアンツは抑えのマーク・クルーン投手をグラウンドに。此処で三者凡退に打ち取ってくれればジャイアンツ・ファンとしてはスッキリした思いで帰路に就けるのだが、嫌な予感通り1死2&3塁のピンチを迎えてしまう。先頭打者を塁に出すと、イライラして試合をぶち壊してしまうのがクルーン投手。藤川球児投手とは言わない迄も、もう少し安定した抑え投手をジャイアンツは育てて欲しい。無失点で勝利を収めたものの、これは結果オーライだろう。
勝利した事で、借金生活転落の危機を“取り敢えず”は免れたジャイアンツ。でも、勝利の喜びは今一つ。「基本的なプレーがきちんと出来ていない。」というのが最大要因だ。ジャイアンツが貯金をなかなか作れない理由が判る試合で在り、又、「今後も急浮上は難しいな。」と思わせる試合だった。

ところで永久欠番シリーズって企画があるんですね。>東京ドーム
そういえば世界の王選手も時々出ていましたね。
http://jp.youtube.com/watch?v=QeGhaJYq6nU
昨日に限った事では無いのですが、兎に角ジャイアンツはミスが目立ちますね。これでは仮にクライマックスシリーズに参加出来たとしても、早々に敗退するのは目に見えています。打てないなら打てないで、せめて守備はピリッとした所を見せて欲しいもの。
ミユキの野球教室、良く見ていました。昔は野球関連の番組多かったですよね。(リンク先の「霊感ヤマカン第六感」の動画が、個人的にはかなりグッと来ました。
「今日のホームラン」など試合を決める
打撃が優先して取り上げられがち。
またオールスターなどは
どうしても組み立てが単純なので打者有利。
げに「投手はつらいよ」・・
それでも
「自分が投げねば始まらない」投手は
グラウンドの王様なのかもしれません・・・