ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

頑張ろうNIPPON!!

2011年03月15日 | 時事ネタ関連

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=3月14日付け東京新聞(朝刊)より=

 

アメリカ

12日付けの米紙ウォールストリート・ジャーナルは「不屈日本」と題した社説掲載。「母なる大地の急襲を切り抜ける、日本人がどれ程立派に備えて来たかを指摘せずにはいられない。」と、日本の地震対策を称えた。社説は「日本を襲った規模の地震では如何なる国も傷から逃れられない。」とし、其の被害にも拘らず、人口1億2千6百万人の島国が大地震に適切に対応している。と評価。(中略)一方、最近の日本の情勢に付いて「経済成長の低迷や政治家の不手際が、高い生産性を誇る多くの国民を困惑させているとし乍らも、間違ってはならない。日本は今も昔も偉大な産業力を有している。と強調した。

 

イギリス

13日付けの英高級紙インディペンデント日曜版は一面全体を日の丸デザインにし、中央に大きな日本語の見出しで「がんばれ、日本。がんばれ、東北。」のメッセージを掲載、被災地への連帯感を示した。経済紙フィナンシャル・タイムズの週末版は、社説で日本は称賛すべき落ち着きと不屈の精神で対応している。と評価。

 

中国

中国メディアは、非常事態にも拘らず、社会秩序が保たれ、被災者等が救援物資を奪い合う事無く冷静に対応する様子を絶賛インターネット上でも「中国人は日本人を見習うべきだ。」という論調が目立っている。「日本人は災難に直面してもどうしてあんなに冷静なのか。」。13日付けの中国紙・新京報は、避難所の被災者が大声で言い争う事無く秩序良く並び、弱者優先で助け合っていると紹介。(中略)仙台市の被災地をレポした新華社通信の記者は信号機が停電し交差点に警察官も立っていないのに、ドライバーは互いに譲り合い、混乱は全く無い。と驚きを隠さず、「其処からは再建の希望が見える。」と綴った。一方で中国各紙は日本の防災意識の高さも評価。建築物の耐震を徹底している事や学校や職場で日常的に防災訓練を行っている事を紹介し、「国民に自助共助公助の意識が身に付いている。」(第一財経日報)等称え、中国も見習うべきだとしている。

 

韓国

韓国の聯合ニュースは13日、日本の地震報道が恐怖感を与えない抑制的な表現で正確な速報を続けているとし、「揺れる画面にも声は沈着。」、「迅速、物静かな災難報道。」と絶賛した。同ニュースは、日本メディアが「被害者怯えた姿を強調する刺激的報道を避けた。」と指摘。逆に韓国の一部のニュースが「沈む。」、「廃墟になった。」等と日本の報道よりも興奮した表現や語調を使ったと批判した。

 

台湾

緊急事態に直面しても何時もの笑顔と礼儀を忘れない。。13日の台湾紙聯合報は、震災後一夜明けた東京が眠そうな目をした「帰宅難民溢れ乍らも混乱の無い様子をルポし、先進国尊厳保持している。と称賛した。記事は、携帯電話の不通で公衆電話に殺到した人々が整然と順番を待つ様子を紹介。NTT東日本が無料サービスで応じたとした。又、道路は大渋滞になったが誰もクラクションを鳴らさない。と驚きと共に伝えた。

 

ロシア

インターネットサイトでは「日本人には、苦難に立ち向かう力が在ると信じている。」との励ましや、大災害でも冷静さを失わない文明的な人々。等と称賛する声が相次いでいる。

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「韓国紙、『譲り合い精神』称賛 震災下の被災住民」(3月14日、東京新聞)

 

「御先にどうぞ。」、「いえ、私は大丈夫です。」。14日付の韓国紙、中央日報は、東日本大震災で被災地の住民達が譲り合いの精神を忘れずに対応し、怒号が飛び交う事も無かったと称賛する現地ルポを伝えた。

 

地震で停電した秋田市内のホテルでは非常食として饂飩10杯が用意されたが、約50人の宿泊客等は先を争う事無く、互いを気遣ったと紹介した。

 

こうした冷静な行動は、他人への「迷惑」を避けようとする独自の文化による物だと分析。被災地での略奪は一件も伝えられていない事に加え、津波に人が巻き込まれる場面を放映しない等、報道機関も被災者に配慮していると指摘した。

 

又、同日付の朝鮮日報等有力紙は、義援金の呼び掛けを1面で掲載。「日本が我々を必要としている。」(同紙)、「元気を出して、日本。」(東亜日報)といったメッセージを記した。

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「米紙。、他人気遣う様子を評価 最悪状況下で被災者」(3月14日、東京新聞)

 

13日付の米紙ロサンゼルス・タイムズは、東日本大震災の被災者が最悪の状況下でも秩序を保ち、他人を気遣い続けているとして「日本人の気質損なわれていない。」と好意的に伝えた。

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記事は、被災地で本棚の下敷きになった高齢女性の家族の話をに、此の女性が救出された際のエピソードを紹介。女性は救急隊員等に面倒を掛けた事を詫び、他にもっと早く助けるべき人が居たのではないかと尋ねたと言う。

 

同紙は、日本語では「迷惑を掛けて済みません。」等、謝罪の表現が多用されると解説。時には無意味な程だが、危機的状況の中では、こうした礼儀正しさが国民を一つに束ねる効果を発揮する様だと指摘した。

 

大震災の影響で電車のダイヤが大幅に乱れた首都圏でも、遅れて到着する電車に利用者が秩序だって乗降していたと伝え「人を押し退けるなんて失礼だ。」という乗客の言葉を紹介した。

 

 

報道で言えば「不安感を煽る様なキャスター等が居なかった訳では無い。」し、「身内を亡くして哀しんでいる者にマイクを突き付け、『どんな御気持ちですか?』と聞くアホなレポーターも居た。」りと、必ずしも上記の高い評価には疑問を感じなくも無い。又、「人を押し退けるなんて失礼だ。」という乗客の言葉にはジーンと来る物が在ったけれど、普段で在れば押し合い圧し合いで通勤電車に乗り込んでいる我が国のサラリーマンの姿を知っているだけに、「高く評価し過ぎかも。」という思いは正直在る。でも、そうは言っても「海外諸国が我々日本人に対して、好意的な評価をしてくれている。」といのは、こういう状況だからこそ余計に嬉しい。「此れ程の大震災に見舞われたら、他国では略奪行為に走る等の不埒者が結構出るけれど、我が国の場合ではそういう不埒者が現れても絶対多数には成り得ない。」と思うから。

 

昨日、輪番停電が一部で実施された。我が地域に関して言えば、取り敢えず昨日は実施されなかったけれど、実施された地域では比較的粛々と停電時間を受け入れていた様に思える。「被災地の方々の哀しみや苦しみを思えば、時限的な停電を甘受する。」、そんな優しさが自分には感じられた。

 

阪神・淡路大震災等、我が国では過去に悲惨な天災に遭い、多くの哀しみや苦しみを背負い乍らも、必死で頑張って生きて来た方々が多く居られる。今回被災された方々には、是非とも彼等の姿を思い浮かべて欲しい。明けない夜は無いのだ。「被災者の方々の御役に立ちたい。」と思う人々は、決して少なくない皆で共に、頑張ろうNIPPON!!


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6 コメント

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うれしい (雫石鉄也)
2011-03-15 09:24:54
こういう外国からの励ましが、なによりもうれしいですね。
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アフガニスタンも (村長)
2011-03-15 13:09:59
 イギリスのエールには、思わずジーンときました。それと、政情不安定なアフガニスタンからも義捐金が届いたそうです。大使館も置いていないアフリカ諸国からも。
 日本は、菅政権も本予算を組み換えるチャンスですよ。補正でやるのではなく、参院で本予算を与野党で通せばいい。でも、やらないだろうな。
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お久しぶりです (なみ)
2011-03-15 20:22:04
ご記憶にはないと思いますが以前野球のことでコメントした者です。
普段はマナーが悪くなるばかりなのに、非常時になるほどきちんとするなんて、こんな時ですが日本人カッコいい。と思ってしまいました。事態はどんどん悪くなっていきますが…。直接の被災者ではなくてもこれからは消耗戦になりそうですが、どうぞご自愛くださいね。
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>雫石鉄也様 (giants-55)
2011-03-16 01:12:39
書き込み有り難う御座いました。今回は此方にレスを付けさせて貰います。

「情けは人の為ならず」とは言いますが、「普段から地道に世界的な貢献を続けて来た日本」というのが、今回改めて「世界的な励まし」を戴けた背景に在る様にも思います。「困った時は御互い様。」、此の精神を忘れたくないですね。
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>村長様 (giants-55)
2011-03-16 01:19:05
書き込み有り難う御座いました。今回は此方にレスを付けさせて貰います。

普段は良い印象を持ち得ない国で在ったとして、こういう状況下で温かい励ましの言葉を掛けて貰えるのは正直嬉しいし、「頑張らなければ!」という前向きな思いにさせてくれます。

「こども手当」や「高速道路の無料化」に関しては其の趣旨として必ずしも反対では無い自分だけれど、今回の大震災を受けて岡田幹事長が「(東日本巨大地震の支援等に向けた2011年度補正予算案に付いて)高速道路無料化や子ども手当の為の御金を、被災地を中心に現物給付に充てる事も考えられる」と述べたというのは評価出来ます。兎に角未曾有の出来事が発生したのだから、予算等も含めて政府には柔軟な対応をして貰いたい。

又、「復興の為の増税」という話が出ている様ですが、此の件に関しては今日の記事で触れてみたいと思っております。
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>なみ様 (giants-55)
2011-03-16 01:31:18
書き込み有り難う御座いました。又、御気遣いを戴きました事も、併せて御礼申し上げます。

ネット上に、こんな記事が載っていました。

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「被災御爺さん『又再建しましょう。』 『泣いた。』、『感動した。』ネットで大人気」(3月15日、J-CASTニュース)

日を追って深刻な被害が明らかになって来る東北関東大震災に関連して、1人の被災者の御爺さんが発した言葉がインターネット上で「感動した。」と話題になっている。此の御爺さんは、1960年のチリ地震に伴う大津波被害の体験者だ。御爺さんは被災家屋から救出された際、テレビ局の取材に対し、「又再建しましょう。」と笑顔で力強く答えたのだ。

「今、降りて来ます。」。巨大地震発生から3日目の2011年3月13日11時前、フジテレビ系ニュースは、岩手県内で3人の御年寄りが取り残された家屋3階から自衛隊員等に救出された状況を映像と共に伝えた。高齢な人3人で、内2人は女性、1人が御爺さんだった。

自衛隊員等が付き添う中、御爺さんはしっかりした足取りで、階段を降りて来た。茶色のジャンパーに眼鏡姿で顔には笑みを浮かべている。テレビ局の記者がマイクを向けると、「大丈夫です。良かったです。」と答えた。

更に、「チリ津波ん時も体験してっから。大丈夫です。又再建しましょう。」と笑顔で続けた。

チリ津波とは、1960年5月に南米チリ近海で発生したマグニチュード9.5を記録した大地震の影響で、太平洋を挟んで日本の岩手県や宮城県等の海岸沿いを襲った大津波の事だ。国内で140人以上が死亡した。

ニュースの放送後間も無く、御爺さんの前向きな姿勢に対し、ネットで称賛の声が挙がり始めた。ツイッターでは、「格好良い。」、「力強い。」、「泣いた。」、「感動した。」等の書き込みが続いた。動画投稿サイトのユーチューブでも関連映像が再生回数4万5,000回を超える勢いの物も在り、「俺早速献血行って来るわ。」、「ゆとり世代って馬鹿にされて来たけども(略)大丈夫。御爺さん、御婆さん、私達に任せて下さい。」と力強いコメントも寄せられている。
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どうしてもマイナス思考になってしまい勝ちだけれど、「自分よりも遥かに年上の“先輩”がこんなに前向きなのだから、プラス思考で頑張らないと。」という思いにさせてくれるニュースでした。
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