１文字で最も長い訓読みをする漢字は？

ジャイアンツの江藤智選手がライオンズに移籍となった。ライオンズからジャイアンツに移籍した豊田清投手の補償選手という事で在る。個人的には、ジャイアンツでずっと燻ったままでいる江藤選手には同情を覚えており、活躍の場を与える意味でも他チームへの移籍は賛成なのだが、監督に就任して以降の原監督が江藤選手に期待している様なコメントをしていたので、戦力として必要と考えるプロテクト枠から彼が外されているのはやや意外でも在った。

放出された選手達から恨み節が出るのが常のジャイアンツ。特に外様選手への冷遇ぶりには定評の高いチーム故、それはそれで仕方ない事とは思うものの、ファンとしてはウンザリさせられていたのも事実。そんな中、「ジャイアンツでの６年間は良い思い出ばかりだった。ライオンズに行って、少しでも長く野球をやりたいので頑張る。」と、”古巣”への感謝の念と新天地での意気込みだけを口にした江藤選手には救われた思いが在った。鬱々とした思いや積もり積もった不平不満が在るのは想像に難くないが、それでも敢えて口にしなった彼に、ジャイアンツ・ファンの一人として感謝したいし、ライオンズで是非とも復活して欲しいと願うばかりだ。

さて話は変わるが、昨日の東京スポーツのコーナー「謎と疑問２０連発」に、面白い雑学ネタが載っていた。「１文字で最も長い訓読みをする漢字は何か？」というもの。さて、どんな漢字を思い浮かべられるだろうか？

その前に、幾つか唖然とさせられる訓読みの漢字が同時に載っていたので、それを紹介したい。特別なソフトを入れないと表示出来ないレベルの漢字なので、元記事とは逆に訓読みからその漢字を想像して戴きたい。

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①　「あごがしゃくれる」　（８音）

②　「あしのみじかいいぬ」　（９音）

③　「かみがすくないさま」　（９音）

④　「きょろきょろみまわす」　（１０音）

⑤　「もをかかげてみずをわたる」　（１２音）
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どう考えても文字というよりも、一つの文章としか思えない。でも、「大漢和辞典」等に載っている歴とした漢字なのだとか。

答え合わせは後にして、本題の「１文字で最も長い訓読みをする感じは何か？」に移るが、それは次の１３音の訓読みなのだそうだ。

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⑥　「ほねとかわとがはなれるおと」　（１３音）

⑦　「まつりのそなえもののかざり」　（１３音）
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冗談としか思えない様な、最早笑ってしまう訓読み。でも、冗談ではなく実在する漢字なのだ。

上記７つの漢字は、こちらのサイトに載っているので御参照戴きたい。その他にも信じられない様な訓読みをする漢字が紹介されている。個人的には、「きょろきょろみまわす」という漢字を流行らしたい所だ。＊１

＊１　ＰＣで「きむいるそん」や「きむじょんいる」と入力＆変換すると、「金日成」及び「金正日」と正確に置き換わるのが一寸不思議。