ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

体内時計の乱れ

2005年05月05日 | 其の他
文部科学省が補助する大規模疫学研究の分析に拠ると、24時間操業の工場やホテル、鉄道等の交代性職場で働く男性は、主に昼間働く日勤職場の男性に比べ、前立腺癌になる危険性が3.5倍、心筋梗塞等の虚血性心疾患で死亡する危険性が2.8倍高いという結果が出たという。

不規則な勤務による体内時計の乱れが関与していると考えられ、虚血性心疾患は血圧上昇やストレスも原因ではないかとの事。

研究者等は「前立腺癌検診の導入や、循環器病の危険因子を持っている人の適正配置等、労働管理の在り方を考えるべき。」と警告している。

人間の身体は実に緻密で繊細。置かれた環境に大きく影響を及ぼされるのも、この緻密さ&繊細さと無関係ではない。体内時計というのも、そんな緻密さを表す一つだろう。

1日が24時間で在るのに対して、人間がそもそも持っている1日の単位は25時間だという。つまり、音や光、温度等が1日全く変わらない状況下で在れば、人間は本来的には25時間のサイクルで寝起きをするのだそうだ。この体内時計を、”地球時間”の24時間、つまり1時間縮めるのが、太陽の光を浴びる事だという。太陽の強い光を目で感知する事によって、”時計ホルモン”と呼ばれるメラトニンが分泌される。このメラトニンは、凡そ14時間後に睡眠を促す効果が在り、血流に乗って体内の隅々迄時間の情報を運んで行く。この事で、体内時計は本来よりも1時間短い24時間になるのだそうだ。だから、毎日、太陽の光を浴びないと、体内時計と地球時間にブレが生じ、体調を崩す要因になり兼ねないというのだから、人間の身体は本当に緻密な存在だ。
コメント (1)    この記事についてブログを書く
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1 コメント

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なるほど・・・ (haggy)
2005-05-07 00:52:11
ブログにコメント&TBいただきましてサンキュです。

僕も3交代ではありませんが、変則勤務で働いています。

早いときは早朝5時出勤で昼過ぎには退勤。

遅いときは午後から出勤で深夜退勤です。

体内時計はメチャクチャです^^;

20代の頃はへっちゃらでしたが、最近はかなりキツいです。

でも、そんな生活で身についた得意技があります。

布団に入れば5分以内に必ず眠れるんです。

いつどこでどんな状況でも眠れます。

今日みたいについつい夜更かししてしまうこともありますが、

別に眠れないからとかではなく、今すぐでも眠れます^^



最近子どもができたのですが、変則勤務の良いところは、

平日でも長い時間子どもと遊べることでしょうか?

普通のお父さんには観ることが出来ない子ども番組も

見れる時間に家にいることもあるので、奥様方の

井戸端会議などにも普通に入れます^^

まあ、でも9時18時勤務で土日休みの仕事に憧れは

ありますね。
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