ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

1つが消えた

2018年04月20日 | 時事ネタ関連

源義経明智光秀豊臣秀頼真田信繁(幸村)西郷隆盛アナスタシア・ニコラエヴナジョン・F・ケネディ大統領エルヴィス・プレスリー氏等々、歴史に名を刻んだ人達の中には「死んだとされる後も、『実は生きている。』という生存説が流布された。」ケースは結構在る。

 

判官贔屓的な思いからだったり、「あんなにも凄い人が、そんなにあっさりと死ぬ訳が無い。」という思いだったりと、生存説が生み出される理由は色々。“彼”の場合は、「悍ましい事を余りにも多くして来たので、死んだと見せ掛けて実は生きており、又、悍ましい事を始めるに違い無い。」という恐怖心が、生存説を生み出したのかもしれない。「ベルリンの総統官邸地下壕でピストル自殺した。」とされるも、幾つもの生存説が流布された彼の名前はアドルフ・ヒトラー

 

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「『ヒトラー生存説』に新たな 水深134の海底で潜水艦を発見」(4月19日、ニューズウィーク日本版

 

第二次世界大戦末期に於けるドイツ劣勢の中、ナチス崩壊と共にベルリンの総統官邸の地下壕で妻と自殺したとされる独裁者アドルフ・ヒトラー。だが一方で、極秘に南米に逃げ延びたという説も長年囁かれ、戦後ミステリーの1つとして知られている。

 

戦後73年の今年、其のミステリーを解く重要な鍵が発見された。

 

デンマークTV2の報道によると、連合軍の手を逃れたヒトラーを含むナチス幹部が乗っていたと有力されていたドイツ軍の潜水艦(Uボート)「U-3523」が、デンマーク最北端スケーエンから北に約18.5km沖合、深さ134mの海底で見付かった。撃沈された当時の報告から、西に約14.5km離れた地点だった。

 

「U-3523」発見に繋がったのはTV2が企画した、北海に眠る遺産を捜索するプロジェクトデンマーク海戦博物館の研究者等が中心となって進めていた。

 

「U-3523」がヒトラー等の逃走に使われたと考えられたのには、理由が在る。第二次世界大戦末期の1945年5月6日(メトロ紙)、コペンハーゲンに連合軍が入り、ナチスの占領を解いた。

 

正に此の日、スエーケン沖で爆撃されたUボートが「U-3523」。長時間の潜水航行(水中で630km)が可能な艦は連合軍にとって格好標的だった。イギリスのB-24爆撃機によって撃沈させられ、乗組員58人は全員死亡とされていた。

 

然し「U-3523」の残骸行方が判らなかった、「実は撃沈は嘘で、ヒトラーを逃走させる極秘任務に当たっていた。」という噂独り歩きした。

 

史実上、ヒトラーの命日は1945年4月30日だが、其の死は今日多くの謎を秘めだ。遺体に関する証拠も曖昧な物が多いと言われ、生存説が根強く在る。中でも、「南米アルゼンチンに逃げ延び、偽名で長寿全うした。」という説が真実だと仮定すれば、「行方の判らなくなっていた『U-3523』が、逃亡に一役買った。」というストーリーが有力だった。全長76.7mの「U-3523」が当時最先端の潜水艦だった事も、噂に真実味を加えていた。

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ヒトラー生存説の1つが、どうやら消えた様だ。


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