ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

夏目漱石氏や大川橋蔵(2代目)氏、中濱(ジョン)万次郎氏等と会って来た

2015年02月02日 | 其の他

① 最悪の結末

 

イスラーム国による日本人拘束事件」は、湯川遙菜氏に続き、後藤健二氏も惨殺されるという最悪の結末を迎えてしまった。非常に厳しい状況では在ったけれど、生き残っていた後藤氏の救出を願っていたのだが・・・。

 

御二方の御家族の気持ちを思うと、堪らなくなってしまう。と同時に、どういう主張が在るにせよ、こういった非道な行為をしたテロリスト達に激しい怒りを覚える

 

先日の記事「盲目的な追随主義を続けていたら、同様の事件は繰り返される」で書いたけれど、「今回の事件の発生には、安倍晋三首相が“直接的な原因”とはなっていないと思っているので、『安倍首相の所為で、今回の事件が発生した!』と非難されるのは気の毒。」だ。

 

しかし、多様性を一切認めず、異論反論力尽く封じ込め様とするスタンス、そしてアメリカへの盲目的追随主義を今後“も”安倍首相が押し通して行くならば、買わなくて良い反感や恨みを買うだけで、結果として今回の様な哀しいニュースに接する機会が増えるのではないか?」という懸念は在る。

 

多大な恐怖と無念の中、生命を奪われてしまった湯川&後藤両氏。合掌

 

 

② 夏目漱石氏や大川橋蔵(2代目)氏、中濱(ジョン)万次郎氏等と会って来た

 

昨日は、池袋界隈散策サンシャインシティで最終日を迎えたイヴェント第64回 関東東海花の展覧会」を、先ずは朝一で見に行った。2千点を超える切り花鉢物が並び、其れ等の美しさに見入る許り。こんな贅沢なイヴェントが無料で見られるというのは、貧乏人の自分にとって在り難い限り。“目の正月”とは、正に此の事。

 

次に向かったのは、サンシャインシティから徒歩で10分程の所に在る「雑司ヶ谷霊園」。「歴史上の人物や著名人巡って、故人足跡に思いを馳せる人。」の事を“墓マイラー”と呼んだりするらしいが、近年其の墓マイラーが増えていると言う。

 

墓マイラー歴がそこそこ長い自分にとって、雑司ヶ谷霊園は以前から訪れてみたい場所だった。

 

【夏目漱石氏の墓】

【大川橋蔵(2代目)氏の墓】

【中濱(ジョン)万次郎氏の墓】

東條英機元首相の墓】

永井荷風氏の墓】

泉鏡花氏の墓】

小泉八雲氏の墓】

竹久夢二氏の墓】

東郷青児氏の墓】

サトウハチロー氏の墓】

いずみたく氏の墓】

金田一京助氏の墓】

江戸家猫八(3代目)氏の墓】

川口浩氏等の墓】

鬼坊主清吉の墓】

 

月命日が近いから。」という事も在るのだろうけれど、亡くなられてから30年が過ぎ去ったというのに、“銭形平次親分、大川橋蔵(2代目)氏の墓は掃き清められ、多くの花が手向けられているのが印象的だった。(東條英機元首相の墓は立派だけれど、手向けられる花も無く、寂しい感じなのが少々気の毒。)

 

竹久夢二氏は大好きな画家の1人だし、東郷青児氏の絵は子供の頃から良く目にしていたので、彼等の墓に手を合わせられたのは嬉しかった。

 

「鬼坊主清吉」なる人物に付いては、今回初めて知った。上方落語演目の1つに「鬼あざみ」というのが在るのだそうだが、其の中に登場する大盗賊「鬼薊清吉(おにあざみ せいきち)」のモデルとなったのが鬼坊主清吉。江戸時代後期に実在した大盗賊で、最期小塚原刑場打ち首獄門になったと言う。亡くなって以降、「其の墓石を削り取ると、御利益が在る。」という噂が立ち、墓石が博打打ちや(合格を祈願する)受験生によって削り取られる被害が多発しているそうだ。(鼠小僧次郎吉の墓も、其の手の被害が多いと聞くが。)

 

此の他にも「徳川埋蔵金伝説」で有名な小栗忠順島村抱月氏、古川ロッパ氏等の墓も在った。


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2 コメント

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Unknown ((まめ)たぬき)
2015-02-02 22:04:48
さすがは東京という人の集まる土地柄、という感じですね。

さて、それを目的に行ったわけではなかったのですが、
高野山の墓地にはいろいろな有名な武将の墓地が並んでいました。
他にも不思議なモノの供養塔も・・・。
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>(まめ)たぬき様 (giants-55)
2015-02-03 01:53:08
書き込み有難う御座いました。今回は、此方にレスを付けさせて貰います。

「存命時には、傍に近寄る事すら難しかったで在ろう著名人達。」が、墓に入られたという事で、普通に近付ける様になった。当たり前の事では在るのですが、実際に彼等の墓前に立つと、凄く不思議な感じがしたりします。

高野山の墓地、戦国武将の墓が沢山在ると聞きます。「上手く回らないと、見るのに可成りの時間を要す。」と歴史好きの知人から聞いた事が在り、「何時かは行ってみたいなあ。
と思っている場所の1つ。
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