昨夜、テレビ朝日系列で「アニメソング総選挙 国民13万人がガチ投票」という番組が放送されていた。「1万曲を超えるアニメソングから、13万人の投票で1位を決める。」という内容。カラオケでは大昔のアニソンを歌ったりする人間なので、興味を持って見る事に。
「100年後に残したい名曲ランキング」みたいな番組が何年か前に放送されていたが、上位に入ったのは“最近のアイドル歌手が歌う曲”が多く、申し訳無いけれど「こんなのが、本当に100年後に残したい名曲なの?」とがっかりしてしまった。今回の「アニメソング総選挙 国民13万人がガチ投票」も同様で、上位に入ったのは自分からすれば“新しめのアニソン”だらけで、全く知らない曲も少なく無かった。こういう結果を見ると、「世の中の主流って、自分達の世代より遥かに下なんだなあ・・・。」と痛感してしまう。*1
俳優の宮内淳氏が先月14日、直腸癌にて70歳で亡くなられていた事が明らかとなった。今年は「え!?」と驚かされる有名人の訃報が多いけれど、宮内氏の訃報もそんな1つだ。合掌。
以前の記事でも書いた事だけれど、「自分は刑事ドラマ『太陽にほえろ!』を夢中になって見ていた世代に当たるが、自分自身は此の超人気番組を殆ど見ていなかった。」のが現実。でも、そんな自分でも「登場人物や其の愛称、彼等の(ドラマ内での)殉職スタイル等。」は、結構良く知っていたりする。上でジェネレーション・ギャップに付いて触れたが、「当時は超人気番組を見ていない人でも、結構内容を知っていた。」というのは、今の若い子からするとジェネレーション・ギャップを感じるかも。
「太陽にほえろ!」の登場人物や其の殉職スタイル、当時はメディアで良く取り上げられていたし、物真似されている事も多かった。だから、実際に番組を見ていない人でも、色々知っていたりしたのだ。「七曲署捜査第1課捜査第1係の刑事達には愛称が付けられている。」というのは御約束で、新人刑事が登場すると「今日から御前は〇〇だ!」と名付けられるのが常。新人刑事で言えば、渡辺徹氏が演じた“ラガー”迄は記憶に在る。
“自分が記憶に在る範囲”での七曲署捜査第1課捜査第1係の刑事達で言えば、「石原裕次郎氏(ボス)、下川辰平氏(長さん)、萩原健一氏(マカロニ)、松田優作氏(ジーパン)、沖雅也氏(スコッチ)、そして宮内淳氏(ボン)。」の6人が亡くなられている。露口茂氏(山さん)は御存命だが、TV番組等で御姿を見掛けなくなって久しい。
*1 自分の中でのアニソン・ベスト10は、2年前の記事「アニソン・ベスト10【1960年代】」及び「アニソン・ベスト10【1970年代】」の中で記している。