2009年6月25日、「マイケル・ジャクソン氏が急死した。」という報道が飛び込んで来た。彼のファンでは無かったけれど、一時代を象徴する人物の急死には、本当に驚かされた。死を感じさせる予兆が全く無かっただけに、「何故?」という思いで一杯になったが、以降次々に報じられる「疑問点」から、「謎多き死」というイメージが未だに在る。
偉大なるスーパー・スターの急死、其れも「謎多き死」というのは、過去にも無かった訳では無い。ブルース・リー氏やエルヴィス・プレスリー氏もそういった範疇に入ろうが、「謎多き死」と言えば“彼女”に尽きるのではなかろうか。
50年前の今日、即ち「1962年8月5日」、“彼女”は自宅の寝室のベッド上で、俯せの状態で亡くなっているのを、駆け付けた警官によって発見された。“彼女”とは「アメリカのセックス・シンボル」と呼ばれたマリリン・モンローさんで、享年36歳だった。
詳細は此方に記されているので読んで戴けたらと思うが、ジョン・F・ケネディ大統領(当時)及び其の弟のロバート・ケネディ司法長官(当時)と“深い関係”に在ったとされる彼女の急死は、数々の謎を残す事に。
当時、アメリカ国民が受けた衝撃は、恐らくマイケル・ジャクソン氏の急死以上の物が在ったのではないだろうか。
古い映画を見るのは好きだが、何故か彼女の作品は見ていない。でも、「七年目の浮気」(動画)で「彼女が地下鉄の通気口に立った際、吹き出された風で白いスカートがふわりと浮き上がるシーン。」は、余りにも有名なので知っている。後に多くの人がオマージュとして再現したし、「ホテル聚楽」のCM(動画)でも、彼女のそっくりさんが白いスカートをふわりと浮き上がらせるシーンが在った様に記憶している。
存命ならば、今年で86歳の彼女。*1どんな姿になっていただろうか?「美しい姿の儘、多くの人の記憶に残っている。」のがベターとは思うが、一方で“今の彼女”を見てみたかったりもする。
*1 マリリン・モンローさんと同級生、即ち「1926年生まれ」の有名人を調べてみた所、4日前に亡くなられた女優・津島恵子さんも其の1人だった。他に“死神博士”こと俳優の天本英世氏、ファッション・デザイナーの森英恵さん、俳優の中条静夫氏、エリザベス2世、“ナベツネ”こと渡邉恒雄氏、江沢民元国家主席、女優の山岡久乃さん、作家の星新一氏、野球解説者の関根潤三氏等々居られるが、“日本のモンロー”と一部で呼ばれている(本当か?)菅井きんさんが同級生というのは、個人的に意外な事実だった。
菅井きんさんとマリリンは同年生まれだったのですか~。もしマリリンが義母役をやるとしたら、“婿殿“の中村せん役のような役柄ではなく、藤原薬子のような危険な義母の役柄ではないかと思うのは、彼女の美しくセクシーな姿のみが残っているからかもしれません
マリリン・モンローさんと淡谷のり子さん、ふくよかさという点では共通点を感じますね。唯、目の感じが一寸違うかなあという気が。
個人的には「鰐淵晴子さんの約20年後の姿=マリリン・モンローさんの今」というイメージがしています。彫りが深く、妖艶な雰囲気を漂わせている・・・そんな感じが、マリリン・モンローさんと非常に似通っているので。