昨日は昼から、世田谷区に在る馬事公苑に足を運んだ。此の公園を訪れるのは30数年振りだったが、馬を見に行った訳では無い。同公苑内では一昨日&昨日と「第35回せたがやふるさと区民まつり」という夏祭りが行われ、其の最終日を見に行ったのだ。昨夏、親族から「同夏祭りに行こう。」と誘われたのだが、打ち合わせが入ってしまった為行けなかった。後になって「凄く楽しかった。」という話を聞き、非常に悔しい思いをしたので、「今夏は、何としても行こう。」と思っていた。
「被災地復興支援物産展」や「出店コーナー」、「演芸ホール」、そして「各種の御輿や山車の練り歩き」等々、楽しさ一杯だったが、一番の楽しみは19時からアリーナ・ステージで行われる或るバンドのライヴ。昨年はサンプラザ中野くん氏がライブを行い、親族は「其れが、最高に良かった。」と言っていた。そして今年、ライブを行うのは、何とザ・ベンチャーズ!
1959年に結成されたザ・ベンチャーズは、エレクトリック・ギター、所謂「エレキ」を主軸としたインストゥルメンタル・バンド。本国のアメリカでも有名な存在だが、彼等によって1960年代に「大エレキ・ブーム」が巻き起こった日本では、もっと有名な存在と言って良い。1960年代、「テケテケテケテケテーン♪」とエレキを掻き鳴らす姿に痺れ、箒を持って“口真似”した子供も多かったと聞く。
其の時代は流石に知らないけれど、“懐メロ”が大好きな自分故、ザ・ベンチャーズは当然知っている。だから、此の日のライヴは滅茶苦茶楽しみだった。
ザ・ベンチャーズと言えば「テケテケテケテケテーン♪」、「テケテケテケテケテーン♪」と言えば「ダイヤモンド・ヘッド」(動画)という事で、「ダイヤモンド・ヘッド」を生で聞いた時には大感動。
其の他にも「京都の恋」(動画)や「二人の銀座」(動画)、「京都慕情」(動画)、「雨の御堂筋」(動画)等、日本で大ヒットした曲が次々に。演奏を聞き乍ら、ついつい歌詞を口遊んでしまった。
アメリカ人の彼等が、日本の曲が持つ「ウエットさ」、別の言い方をすれば「情緒感」を、どうしてこうも見事に曲作りに反映出来たのか、不思議でならない。「素晴らしい!」の一言だ。
“別の意味で”盛り上がったのは、彼等が「ワイプ・アウト」(動画)を演奏した時。若い世代だと「ザ・ベンチャーズの曲」というよりも、「電撃ネットワークが登場する際に流れる曲」(動画)というイメージが強い様で、ノリノリで電撃ネットワークの振りを再現している若者も散見された。
リーダーのドン・ウィルソン氏は、今年で79歳。日本流で言えば、来年は「傘寿」を迎える年齢だ。(今回来日している)残りのメンバーは(今年で)75歳、65歳、そして57歳と、ハッキリ言って「高年齢バンド」な訳だが、そんな年齢を感じさせないパワフルな演奏。大満足な1時間20分だった。
週末はS県某市の町おこし団体に所属してる友人がやきそば売ってたはずです。
ベンチャーズ出るのは良いですね。世田谷は住民の平均年齢高そうな印象。ドンピシャのお歳の方が多いのではないでしょうか。
昨年はサンプラザ中野くん氏がライヴを行いましたが、「会場の前列に陣取っている客層が、昨年と今年とでは大分違う。」と挨拶した議員が話していました。確かに全体的には年齢層が高い感じがしましたけれど、佳境に入った頃には立錐の余地が無い程人が入り、若い人も結構目立ちましたね。
若い人も年配の人も楽しめるイヴェント、本当に良いと思います。
でもリードはいくら練習しても上手くならず、その内ケースしまったままホコリをかぶった状態に・・・
懐かしい思い出です。(笑)
暑中お見舞い申し上げます。m(__)m
今年も暑い日々ですね。
ご自愛下さい。
中学校に入学して間も無い頃だったか、父親にせがんで中古のギターを買って貰いました。TV番組で「女の子を前にギターの弾き語りをしている歌手。」の姿に魅了され(「ああいう風にしたら、女の子にもてるだろうな。」という助平心が在ったのは言う迄も在りません。)、其れでギターが欲しくなったのですが、古本屋で所謂「教習本」を購入したものの、面倒臭くなって直ぐに練習を止めてしまった。結ギターは結局、数年後に従兄弟に上げてしまいました。飽きっぽい性格は、昔からでしたね。