日本には唯一、実在する人物の名前が冠された郵便局が在る。つい最近知った事実。答えは、「高知市上町に存在する店舗で、坂本龍馬の名前が冠された『龍馬郵便局』。」だ。
「へー。」と思った後、「日本の郵便局って、今は何店舗位在るのかなあ?」と。日本郵便が取り扱う郵便物の数量は年々減っており、「2009年が約206億個だったが、10年後の2019年には約164億個と、約20.38%も激減している。」のが現実。
そんなにも郵便物が激減しているのだから、郵便局も結構減っているのではないか?そう思って調べてみたら、此方の情報によると「2012年10月1日時点では24,233店舗あったが、11年後の2023年12月31日時点では23,685店舗と、約2.26%減少。」との事。「意外と減っていないなあ。」というのが、正直な思い。
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郵便物の取扱量は減っても郵便局はそう簡単には減らせませんよね。
郵便局は郵便物の取り扱い”だけ”じゃなく、貯金や保険も取り扱っているので、地方の過疎なところほど必要性が高いし。
郵便事業が民営化に移行する際、地方の特定郵便局が整理され激減するのではないかと危惧され、反対の声が上がり、郵政省が必死に火消ししていたものです。
「郵便局長が、実質的に世襲化されている。」等の問題が在り、小泉元首相が掲げる「郵政民営化」に賛成した自分。確かに“既得権益の死守”は根絶すべきだったと思うけれど、「郵政民営化賛成=正義、郵政民営化反対=悪」といった感じの“二者択一的なスタンス”は、所謂“小泉劇場”の本質だったと思うし、其の後の“政治の玩具化”を招いた要因だったと感じています。
郵便局が担う業務は、仰る様に多岐に亘っており、収益性だけで切り捨てて良い物では無い。安直に民営化を図れば、利益至上主義の外資がどっと入り込み、過疎地帯を中心に日本は壊滅的な状況にも成り兼ねない。