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ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

意外な展開

2013年03月09日 | スポーツ関連

昨日、WBC2次ラウンド1組(東京ラウンド)開幕した。「優勝候補の1つと目されていた韓国代表チームが、まさかの1次ラウンド敗退。」となる等、「今大会は、波乱の展開になりそう。」と思ってはいたが、昨日の第1戦「キューバ代表チームvs.オランダ代表チーム」から大波乱此の組み合わせを見て、オランダ代表チームの勝利を予想する人は、極めて少数派だろう。自分も「“侍ジャパン”をあんなにも苦しませたチームだから、キューバ代表チームの圧勝に終わるだろう。」と予想していただけに、「6対2」でオランダ代表チームが勝利したという結果には、本当に驚いた。

 

試合内容を見ると、キューバ代表チームは12安打を放つも、5併殺食らっている。2得点はソロ本塁打2本による物で、キューバ代表チームの拙攻祟った訳だけれど、別の見方をすればオランダ代表チームが要所要所で、確り守り切った。と言えるのかもしれない。(今大会では“野球強豪国”とは目されていない国の代表チームの健闘が目立つだけに、オランダ代表チームの勝利要因は、後者の様な気がしている。)

 

で、第2戦の「台湾代表チームvs.侍ジャパン」だが、7回を終えた時点で「2対0」と台湾代表チームが勝っており、正直言って侍ジャパンの敗戦を覚悟していた。台湾代表チームの先発王建民投手から6安打(6回を終えた時点)を放つも、チャンスで1本が出ない等、「兎に角、打てない。」という侍ジャパンの打撃陣に期待が出来なかったので。

 

しかし「2次ラウンドの投球数制限は80球。」という特別ルールにより、王投手が降板せざるを得なかった事が、侍ジャパンに幸いした。結果として「3対4」で侍ジャパンが勝利を収めたけれど、特別ルールが無くて、王投手が投げ続けていたならば、侍ジャパンの勝利は無かったと思う。其れ程、要所要所を締めた好投を、王投手は見せていたから。

 

「2対2」の同点に追い付いた直後の8回裏、台湾代表チームに1点の勝ち越しを許してしまった侍ジャパン。な流れの中で迎えた9回表、2死2塁という場面で同点打を放った井端弘和選手は天晴れ其の前の打者・長野久義選手が呆気無く凡打に倒れてしまい、嫌な流れを更に加速化した感が在っただけに、「井端選手で、此の試合もジ・エンドかな。」という予感がしていたので。侍ジャパンが3連覇を達成したならば、「昨日の井端選手の一振りが、侍ジャパンにとって大きな分岐点になった。」と振り返る事になりそうだ。

 

勝利打点となる犠飛を打った中田翔選手。」、「各々打点ずつ上げた阿部慎之助坂本勇人両選手。」、「6回裏に登板し、三者凡退に抑えた事で、流れが完全に台湾代表チームに行く事を阻止した田中将大投手。」等、他にも褒めたい選手は居るけれど、「皆が1つになって、総力戦で勝ち得た試合。」という感じがする。

 

意外な展開が少なくない今大会だけに、今後も“番狂わせ”といった感じの試合が出そう。昨日の辛勝に、侍ジャパンは“頂点”を目指して欲しい。


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10 コメント

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ベースボール (おりがみ)
2013-03-09 12:41:23
3回目ともなると
「ああ、WBCっていうのは私らが日頃『ヤキウ』といってるものとは似てるけどちょっと違う競技なんだな」と理解し、受け入れてるおりがみです。

番狂わせ・・あるある!!ですよぉ・・。
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Unknown (透明人間)
2013-03-09 23:00:47
昨日の試合は手に汗握るスリリングな試合でしたね
特にWBCに非協力的と言われたドラゴンズの井端が活躍してくれたので嬉しかったです
もし日本が優勝したらMVPは井端が取って欲しいです
しかし唯一許せないのは試合が長時間だったので信長のシェフの最終回が放送延期になった事です
最後に皮肉ですが何でもかんでも侍の名称を付けるのはやめて欲しいですね
俺が日本代表だったらインタビューで「僕は出身だから侍じゃ無いよ」とか「僕は侍じゃ無いよ士農工商の下の層だから」と言って周りを凍り付かせたいですね(^-^ゞ 一応私は右でも左でも無い中途半端です
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>おりがみ様 (giants-55)
2013-03-10 02:37:12
書き込み有難う御座いました。今回は、此方にレスを付けさせて貰います。

「投球数制限」等、確かに普段見慣れている日本野球とは、異なった部分が見受けられますね。侍ジャパンにとっては投球数制限は“恵みのルール”となったけれど、台湾代表チームにとっては“最悪のルール”と言えましょう。

唯、郷に入れば郷に従えでは無いけれど、特別ルールが在るのならば、其れを上手く利用するのも「戦略」では在りますが。
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>透明人間様 (giants-55)
2013-03-10 02:53:53
書き込み有難う御座いました。

一昨日の試合、終わったのは日が変わる直前でしたよね。5時間近い試合時間だった事から、紙面変更が出来なかったと思われるのですが、昨日の朝刊のテレヴィ欄には「侍ジャパンの敗者復活戦」が放送予定として載っていました。「此の試合に負けたら終わり。」みたいな惹句が記されていて、最後に但し書きで「侍ジャパンが出場しない場合は、放送しません。」といった趣旨の文章が併せて記されていたのが、何とも間抜けでした。

東日本大震災が発生して以降、日本に対する台湾の“温かい思い”には、感謝してもし切れない。だからこそ、昨日の敗者復活戦では台湾代表チームに勝って欲しかったのですが・・・残念です。

「侍ジャパン」なる呼称、ネーミング下手な日本にしては、結構良いチョイスだったと思っています。其れ迄は「指揮官の苗字+ジャパン」という呼称が一般的でしたが、こうなると肝心の選手達よりも指揮官の方がメインな感じがして、何か好きじゃなかった。中には「指揮官の苗字+ジャパン」の呼称を商標登録申請しようとしていた監督も居たし。(本人は「知人が勝手に遣った事。」とかと言い訳をしていましたが。)皆のチームなのに、特定個人のチームで在るかの様な呼称は、相応しく無いでしょうね。
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透明人間のコメント冴えてる (マヌケ)
2013-03-10 13:33:36
職場では台湾のピッチャーを焼きビーフンと呼んでる人がいました。 ケンミンの投球は素晴らしかったですね。 どんなピッチャーでも100球を超えるあたりから疲れがでてくるでしょうが、やはりルールに救われたと私も思います。 日本代表の打撃がいまだイマイチだからです。 内川選手の打球もワンバウンドで大きく跳ねたことがたまたま幸いでしたし、中田選手の長打も物足りませんでした。 そして、まだ打率がカウントできていない選手もいますし、本来ならばオープン戦で徐々に調子が上がっていくところにこの本番ということで仕方がないのでしょうが、プロならばここ一番で仕事をして欲しいですね。 今日のオランダ戦が楽しみです。
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先々週 (spade)
2013-03-10 21:40:45
上司に無理を言って、東京で行われたセミナーに行ってきました。無理を言ったので様々な会合に顔を出したのですが、主目的は落合氏の講演。
まあ、中京地区のドラファン度が濃い会ではないのでそれほど深い話は聞けなかったですが、

・球団社長がとにかく守旧派(=星野一派)一掃を目標にしていた。

・故に勝手に人事・コーチ年俸まで決めても文句を言われなかった

という話を聞けました。

2008五輪での星野への中日側の怒りが2009WBC不参加を招いたのは確か(読売と親会社の不仲、は付属的なものでしょうね)。井端は出たかったんだろうな、という印象を持ちました。

しかし、韓国がコケたのでマスコミ側は煽れなくて残念だろうけど、日本にしたらやりづらい相手がいなくなって、重苦しい雰囲気が薄れて、ちょっとやりやすいかな、という印象です。
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>マヌケ様 (giants-55)
2013-03-10 22:11:53
書き込み有難う御座いました。

好投を見せた王建民投手。2006年&2007年と2年連続で、メジャーに於いて19勝を上げたのはフロックで無かった事を、一昨日は実証する内容でした。

彼の名前を見聞すると、どうしても或る人物の名前が浮かんでしまう。其れは“中華の鉄人”と呼ばれる陳建一氏の名前ですが、古舘伊知郎氏も同じ事を言っていたのには、笑ってしまいました。

バットが湿りっ放しだった侍ジャパンの打撃陣。今日の対オランダ代表チーム戦では、溜りに溜まった鬱憤を一気に晴らす、大爆発を見せてくれましたね。此の調子で、最後迄突っ走って欲しいもの。
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>spade様 (giants-55)
2013-03-10 22:31:42
書き込み有難う御座いました。

どんな組織でも、独裁的な体制が長く続くと、組織を牛耳っていた人間が失権した場合、陰に追い遣られていた者達が、其れ迄牛耳っていた一派の追い落としに走るというのは、珍しい事では無いですよね。

色んな柵は在ったのだろうけれど、“世界大会”に出たいと思う選手は出させて上げたいし、逆に個人事業主として自身の生活を守らなければいけない事から、「出たくない。」と考える選手の思いというのも、尊重して上げたい気持ちが在る。

中国や韓国が絡むと、どうしてもギスギスした部分が出てしまう。多くはそういう事に辟易としているのだけれど、「反日」だ「嫌中」だ「嫌韓」だという思いを、三度の飯よりも好んでいる様な人達にとっては、相手をバッシングする事自体が、何物にも代え難い喜びなのでしょうね。スポーツとして、純粋に楽しめば良いのになあ・・・。
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海外からも絶賛 (村長)
2013-03-11 10:28:57
 まさに「いい試合」でした。終盤には台湾にも拍手してました。でも、Biglobe や Livedoor のコメントには、全く関係の無い韓国を罵倒するようなものや巨人の選手をけなすようなものがありました。折角の好試合に水を差すクレーマーには辟易します。牧田投手や坂本選手の守備も光ってました。打撃要員、井端に感謝です。
 鳥谷の盗塁のエピソードです。四球で出た鳥谷が一塁コーチの緒方に言ったそうです。「(あの投手の)クィックは何秒?」。「1.4秒」と答えた緒方コーチはこの時鳥谷の盗塁成功を確信したそうです。
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>村長様 (giants-55)
2013-03-11 13:56:53
書き込み有難う御座いました。今回は、此方にレスを付けさせて貰います。

中国や韓国の“国としての姿勢”には自分もカチンと来る事が結構在るし、スポーツの場に政治的な部分を選手達が持ち込んだ際には、“其の事に関して”批判する人が居るのは理解出来ます。でも何でも彼でも、全く無関係なケースでも中国や韓国を批判するというのは、「批判の為の批判」としか思えないし、其れでは“彼の国の姿勢”と何等変わらない。

鳥谷選手の盗塁には、そういった背景が在ったんですね。鳥谷選手の意識の高さも立派ならば、其れを結果的に後押しする形になった緒方コーチも立派。

ジャイアンツ・ファンとしては、阿部&坂本両選手の打撃が上がって来た事にホッとしています。又、“色々在った”杉内投手が、“本業”で結果を残してくれた事も良かった。何度も此処で書いていますが、男女間の醜聞なんかは違法な事で無い限り、当事者がどうこう判断すれば良い話。大事なのは、本業で結果を残す事なのだから。

長野選手の不振も心配ですが、世界大会では今度“も”結果を残せなかった内海投手も心配。山口&澤村両投手も、一寸ピリッとしない感じが。未だ大会は続くのですから彼等、そして侍ジャパンのメンバーで今一つ乗り切れていない選手達には、何とか汚名返上して貰いたい。
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