「週刊新潮(11月3日号)」に「弱り目『巨人』に祟ったブルペン捕手の『レイプ逮捕』事件」という記事が載っていた。巨人のブルペン捕手が、7月に婦女暴行の容疑で逮捕されていたという内容だった。記事では仮名が用いられていたので、此処では彼をAと称する事にするが、事件の概要は次の様になっている。*1
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今年6月、以前より顔見知りだった女性の縁で開かれた合コンに参加したAは、終了後に酔っ払った状態でその女性宅に上がり込み、無理矢理関係を持った。女性は「レイプされた。」として、被害届けを世田谷署に提出し、Aは7月15日に婦女暴行の容疑で逮捕。10日間の勾留中に被害女性と示談が成立し釈放されるも、ジャイアンツはAを解雇。その後、Aは実家の在る大阪府下に戻った。
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ジャイアンツに関する情報は、大概見聞しているつもりの自分だが、この事件の事は全く知らなかった。それもその筈で、「ジャイアンツは徹底して情報流出を防いだ。」と記事では書かれている。(ジャイアンツ・サイドは、「被害者の意向も在って守秘義務が発生していた。球団からの公表は差し控えたが、コミッショナー事務局等には、逮捕時点で報告を済ませてある。球団として大変申し訳無く思っている。」とコメントしている。)野球選手が引き起こした事件という事で、情けなさと寂しさを覚えたのは事実。でも、それ以上に心の中を支配したのは蟠りだった。何故ならば、名前こそ仮名にされているが、その経歴を見る限り、入団以来ずっと気になっていた選手に違いなかったからだ。
数年前にドラフト下位指名で、T高校から捕手としてジャイアンツに入団したA。高校時代は、大型投手Bと組んで”超高校級バッテリー”と呼ばれていた。同ドラフトで、Bは他チームに指名されるもプロ入りを拒否。その後、社会人野球を経て、Bは一昨年にジャイアンツに入団する。
正直な気持ちを書けば、ドラフト下位指名とはいえ、プロ選手として獲得するレベルにAが在ったかどうかに付いて疑問を感じた。ジャイアンツ志望のBを社会人野球に進ませる事で、3年後に自由獲得枠でジャイアンツが”無競争”で獲得する為の人質がAなのではないかと思った。実際に、その様に報じたマスメディアも在った。「Bと一緒のチームで、又バッテリーを組みたい。」と屈託の無い笑顔で語っていたA。その言葉は、他チームに指名されて心が千々に乱れていたBにとって、社会人野球に進ませる後押しをさせたと思っている。そして、Bが入団を決めた翌年(実質的には、入団したその年と言っても良いのだが。)にAは戦力外通告を受け、二軍のブルペン捕手に今年からなった。自分にはどうしても、人質として御役御免になったから戦力外通告を下した様に思えてならなかった。
入団以降のAに付いては、その明るいキャラクターからムードメーカーとしてチームを盛り上げる一方で、人一倍練習する選手という印象を持っている。勿論、力の無い者は生き残れない世界のプロ野球に在って、一軍に定着出来なかったAが戦力外通告を受けた事自体は理解出来るのだが、力の”伸び幅”が未知数の高卒選手に対して、僅か4年で見切りを付けてしまうのはどんなものだろうか。ましてや彼の場合には、人質としての意味合いをずっと言われていた以上、Bが入団した翌年の解雇にはジャイアンツの非情さを感じてしまう。Aが犯した事件に関して、本人が悪いのは当然過ぎる程当然だが、ジャイアンツの非情さが彼を精神的に追い詰めた部分も在ったのではないだろうか。其処に怒りを覚えてもしまう。
ここ数年、ジャイアンツに新人として入団した選手が、2~3年という短期間で戦力外通告を受けるケースが増加している様に思う。*2他チームの状況が良く判らないので断定は出来ないが、かなり異常な状況だと思う。今オフ(11月4日現在)で言えば、ジャイアンツに新人として入団して、戦力外通告を受けた選手は次の通り。
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條辺剛(投手) 入団6年目
平岡政樹(投手) 入団2年目
山本賢寿(投手) 入団2年目
横川雄介(捕手) 入団3年目
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山本投手が大卒で、他の3人は高卒という経歴なのだが、幾ら一般的に身体が出来上がっていると看做される大卒選手とはいえ、僅か2年で見切りを付けてしまうというのは余りにも早過ぎはしまいか。ましてや、高卒選手を2~3年で見切るというのは如何なものか。
「プロ選手としての才能が無いと判断したら、”別の道”に歩み易くする為、出来るだけ若い内に戦力外通告をしてやるのがチームの愛情。」という声や、「毎年、ドラフトで一定数を獲得する以上、同数の選手が弾き出されるのは仕方の無い事。」という声も在ろう。しかし、ジャイアンツというチームは、昔から派閥&学閥が幅を利かしていると言われている。訳の判らないコーチが就任するのもその為だと思われるが、選手に於いても「何でこの選手が未だ現役を続けていられるのだろう?」と思うと、ジャイアンツでは主流の派閥&学閥に属していたりする。そんな煽りを食らって、”若過ぎる”芽が摘み取られているので在れば、全く以って解せない話。そして、プロとしての才能を見込んで獲得した選手を、こうも短期に見切って解雇するチームの”目”も非難されて然るべきではないだろうか。
*1 今年、低迷を続けたジャイアンツ。余りの不甲斐無さから、オールスターゲーム明けに一・二軍コーチの大幅入れ替えが在るのではと報道されたものの、結局はそのままの陣容で最後迄続けられたのが不思議でならなかった。記事によると、Aの犯した破廉恥事件により二軍首脳陣は管理責任を問われ、その為コーチ入れ替えが為されなかったとの事。それでやっと合点がいった。
*2 2000年にドラフト7位でジャイアンツ入りした小野剛投手。決して華麗な球歴ではなかった彼は、自らを「雑草」と称していた上原浩治投手にも届かない、「雑草の種」と称していた。ジャイアンツには珍しい”ビッグ・マウス”な言動から、将来の戦力としてもかなり期待していたのだが、それ程悪い成績ではなかったにも拘わらず、僅か2年で戦力外通告を受けてしまった。非常に残念に思ったものだが、その後イタリアのチームを経て、昨年ライオンズに移籍を果たしたのは素直に嬉しかった。一軍定着迄はまだまだ遠い道程かもしれないが、”新・雑草魂”で頑張って貰いたい。
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今年6月、以前より顔見知りだった女性の縁で開かれた合コンに参加したAは、終了後に酔っ払った状態でその女性宅に上がり込み、無理矢理関係を持った。女性は「レイプされた。」として、被害届けを世田谷署に提出し、Aは7月15日に婦女暴行の容疑で逮捕。10日間の勾留中に被害女性と示談が成立し釈放されるも、ジャイアンツはAを解雇。その後、Aは実家の在る大阪府下に戻った。
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ジャイアンツに関する情報は、大概見聞しているつもりの自分だが、この事件の事は全く知らなかった。それもその筈で、「ジャイアンツは徹底して情報流出を防いだ。」と記事では書かれている。(ジャイアンツ・サイドは、「被害者の意向も在って守秘義務が発生していた。球団からの公表は差し控えたが、コミッショナー事務局等には、逮捕時点で報告を済ませてある。球団として大変申し訳無く思っている。」とコメントしている。)野球選手が引き起こした事件という事で、情けなさと寂しさを覚えたのは事実。でも、それ以上に心の中を支配したのは蟠りだった。何故ならば、名前こそ仮名にされているが、その経歴を見る限り、入団以来ずっと気になっていた選手に違いなかったからだ。
数年前にドラフト下位指名で、T高校から捕手としてジャイアンツに入団したA。高校時代は、大型投手Bと組んで”超高校級バッテリー”と呼ばれていた。同ドラフトで、Bは他チームに指名されるもプロ入りを拒否。その後、社会人野球を経て、Bは一昨年にジャイアンツに入団する。
正直な気持ちを書けば、ドラフト下位指名とはいえ、プロ選手として獲得するレベルにAが在ったかどうかに付いて疑問を感じた。ジャイアンツ志望のBを社会人野球に進ませる事で、3年後に自由獲得枠でジャイアンツが”無競争”で獲得する為の人質がAなのではないかと思った。実際に、その様に報じたマスメディアも在った。「Bと一緒のチームで、又バッテリーを組みたい。」と屈託の無い笑顔で語っていたA。その言葉は、他チームに指名されて心が千々に乱れていたBにとって、社会人野球に進ませる後押しをさせたと思っている。そして、Bが入団を決めた翌年(実質的には、入団したその年と言っても良いのだが。)にAは戦力外通告を受け、二軍のブルペン捕手に今年からなった。自分にはどうしても、人質として御役御免になったから戦力外通告を下した様に思えてならなかった。
入団以降のAに付いては、その明るいキャラクターからムードメーカーとしてチームを盛り上げる一方で、人一倍練習する選手という印象を持っている。勿論、力の無い者は生き残れない世界のプロ野球に在って、一軍に定着出来なかったAが戦力外通告を受けた事自体は理解出来るのだが、力の”伸び幅”が未知数の高卒選手に対して、僅か4年で見切りを付けてしまうのはどんなものだろうか。ましてや彼の場合には、人質としての意味合いをずっと言われていた以上、Bが入団した翌年の解雇にはジャイアンツの非情さを感じてしまう。Aが犯した事件に関して、本人が悪いのは当然過ぎる程当然だが、ジャイアンツの非情さが彼を精神的に追い詰めた部分も在ったのではないだろうか。其処に怒りを覚えてもしまう。
ここ数年、ジャイアンツに新人として入団した選手が、2~3年という短期間で戦力外通告を受けるケースが増加している様に思う。*2他チームの状況が良く判らないので断定は出来ないが、かなり異常な状況だと思う。今オフ(11月4日現在)で言えば、ジャイアンツに新人として入団して、戦力外通告を受けた選手は次の通り。
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條辺剛(投手) 入団6年目
平岡政樹(投手) 入団2年目
山本賢寿(投手) 入団2年目
横川雄介(捕手) 入団3年目
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山本投手が大卒で、他の3人は高卒という経歴なのだが、幾ら一般的に身体が出来上がっていると看做される大卒選手とはいえ、僅か2年で見切りを付けてしまうというのは余りにも早過ぎはしまいか。ましてや、高卒選手を2~3年で見切るというのは如何なものか。
「プロ選手としての才能が無いと判断したら、”別の道”に歩み易くする為、出来るだけ若い内に戦力外通告をしてやるのがチームの愛情。」という声や、「毎年、ドラフトで一定数を獲得する以上、同数の選手が弾き出されるのは仕方の無い事。」という声も在ろう。しかし、ジャイアンツというチームは、昔から派閥&学閥が幅を利かしていると言われている。訳の判らないコーチが就任するのもその為だと思われるが、選手に於いても「何でこの選手が未だ現役を続けていられるのだろう?」と思うと、ジャイアンツでは主流の派閥&学閥に属していたりする。そんな煽りを食らって、”若過ぎる”芽が摘み取られているので在れば、全く以って解せない話。そして、プロとしての才能を見込んで獲得した選手を、こうも短期に見切って解雇するチームの”目”も非難されて然るべきではないだろうか。
*1 今年、低迷を続けたジャイアンツ。余りの不甲斐無さから、オールスターゲーム明けに一・二軍コーチの大幅入れ替えが在るのではと報道されたものの、結局はそのままの陣容で最後迄続けられたのが不思議でならなかった。記事によると、Aの犯した破廉恥事件により二軍首脳陣は管理責任を問われ、その為コーチ入れ替えが為されなかったとの事。それでやっと合点がいった。
*2 2000年にドラフト7位でジャイアンツ入りした小野剛投手。決して華麗な球歴ではなかった彼は、自らを「雑草」と称していた上原浩治投手にも届かない、「雑草の種」と称していた。ジャイアンツには珍しい”ビッグ・マウス”な言動から、将来の戦力としてもかなり期待していたのだが、それ程悪い成績ではなかったにも拘わらず、僅か2年で戦力外通告を受けてしまった。非常に残念に思ったものだが、その後イタリアのチームを経て、昨年ライオンズに移籍を果たしたのは素直に嬉しかった。一軍定着迄はまだまだ遠い道程かもしれないが、”新・雑草魂”で頑張って貰いたい。
改めて宜しく御願い致します。
ませたのを、ここで初カキコを済ませたと勘
違いしていました。
しかも、改行に失敗してますし・・・。
機会がありましたら、コメントを書き込ませ
て頂きますので、よろしくお願いします。
読売系以外では、ジャイアンツのことを悪く書けば売れると思っているのか、いまだにジャイアンツの暗部の記事ばかりですね。
多くの人にとってもう読む気すらないって。
いい加減ジャイアンツを悪者扱いするのは、やめて欲しいですよね。
マリーンズの薬物疑惑の件、7月頃週刊誌に1回載って、それ以降なんの追従記事ありませんね。誤報なら謝罪でもすればいいのに、それすらないんですから。事実かどうかはわかりませんが、どっかから触れちゃいけないって圧力かかってるんですかね?
一方、最近では、タイガースファンは怖いってステレオタイプの記事ばかり。
某週刊誌によれば、ロッテファンが日本シリーズの甲子園で怖い思いをしたことが書いてありましたが、甲子園に行ったロッテファンのブログを何件か見ても怖い思いをしたどころか、思ったよりマナー良かったって記事ばかりですよ。
なお、人質入団の件ですが、タイガースでも鳥谷を取るために早稲田出身の2年上の選手をドラフトで取って鳥谷入団と同時に任意引退って人いましたよ。
御指摘通り、ジャイアンツはV9の頃より選手を”使い捨て”の様に扱って来たチームだと思います。使い捨てという言葉が相応しく無いのであれば、チーム内の競争力を高める為に”噛ませ犬”的な意味合いで、他チームから選手を掻き集めて来た様な面が在ったと個人的に思っています。「チームの勝利の為には致し方無い事。」という論理が、未だ強かった頃のジャイアンツには免罪符として許容されていた部分は在ったのでしょうし、ここ数年の様に同じ様なタイプの選手(長距離打者)ばかりを掻き集めるというのが薄かった分だけ、ジャイアンツ内部では問題化していなかったのでしょうね。
とは言え、人の使い捨てという面では、ジャイアンツの右に出るチームはないと思っていたのですが、カープやファイターズでも同じ様な事が起きているというのは驚きでした。特にカープは、自前の戦力を地道に鍛え上げて、一流選手にして行くチームという認識が強かったので、「カープよ、御前もか・・・。」という思いが在ります。世間の風潮と同じく、球界でも”促成栽培”が求められる様になっているのでしょうか?そうだとしたら、寂しい事です。「人を大事にしない組織は、遠からず崩壊する。」という思いが在るだけに、ハニスポ様の書かれておられる「人は宝」という言葉には全く同感です。
これからも宜しく御願い致します。
記事でも触れました様に、彼が犯した犯罪は決して許されるものでは在りません。非情な形で選手生命を終えさせられた事が、犯罪を犯した事のエクスキューズに全く為り得ないのは言う迄も無い事で、もっと理不尽な形で解雇された元選手でも、一生懸命頑張って生きている人は少なくないでしょう。唯、彼の選手人生を弄んだかの様なジャイアンツの遣り方には憤りを感じます。
ジャイアンツ・ファンの一人として、強く且つ魅力の在るチームになって欲しいとは思いますが、”その場凌ぎ”の戦力の掻き集めはもうゴメンです。時間が掛かっても、出来るだけ自前の戦力を鍛え上げて、ファンが心から応援にのめり込めるチームにして貰いたいです。
き込ませて頂きます。
平岡投手を含め、今年もプロ入りして4年に満
たない数名の選手達を解雇するという愚行を
やらかし、そのためなのか、今年のドラフトで交渉権を獲得した福井投手(済美高)に逃
げられたという失態を犯しました。
実際はかなり昔(V9時代も含めて)から「人
材を粗末に扱う事」が繰り返されていたので
すが、人気と実力がそこそこあったので何と
か誤魔化せていました。しかし今年は、人気、
実力ともにどん底に陥ってしまい、誤魔化せ
なくなったと思うのです。そのため、こうい
った愚行が俎上に上げられたのは今年チーム
がボロ負けしたからで、来年優勝すればそう
いう事はなくなると、讀賣グループのお上は
本気で考えているように思えるのです。
ただ、巨人はメディアの露出が多く、そのた
め巨人の動向がそのまま讀賣グループの企業
イメージに関わるわけで、ここ数年の「プロ
入りして4年に満たない選手を解雇する」事
は「讀賣グループは人材育成能力がないダメ
企業だ」というマイナスイメージを自分で言
いふらしているようなものなのですよ。でも
困った事に、その事を讀賣グループのお上は
全く理解していないように思えるのですよ。
支離滅裂かつ長文になってしまいましたが、
巨人フロント陣のみならず讀賣グループは、
今年の惨状を本気で反省&学習しなければ、
後世に大きな汚点を残す事を肝に銘じて欲し
いものです。
追伸
>(まめ)たぬき様
>若い奴は使い捨てで良い、というのはどこの業界にもある
自分もそういう業界で食っていますが、平成の世に入ってから人材を粗末にする傾向が強
くなったと思います(ニートが大量に存在す
るのもそのためではないかと思います)。
世間は「人は宝」という意識を持って欲しい
ものです。
(非正社員としてJOBキャリアを持たず30代に突入する)
のが昨今の世知辛い世の中ですが
この事件を週刊誌で読んだ時には、
なんともいえず暗い気持ちになりました。
「プロ」であったら社会人チームには人数制限
学生野球には復帰不可能。
これが現実であるのですから、
高卒選手を指名したら
きちんとキャリアプランニングまで含めて教育することが
球団には責任としてあるのではないでしょうか。
・・・指名されたものの入団を回避する選手が出た事と
この1件,あながち無関係ではなさそうですね。
でこの選手の入団の経緯についてなのですが、
「最初から育成する気があったのか?」
と言いたくなるような話はうち(ファイターズ)にもありまして……
うちは今年池田剛基という選手を戦力外にしたのですが、彼はまだ21歳、高卒3年目。
北海道出身というので当初は注目されたものの、3年間で2軍でもほとんど出番が回らないままでした。「結局道産子というだけで獲ったんじゃないか?」という疑念だけが残りました。
もっとも、2,3年で戦力外になる選手は他のチームにもいますし、似たような話はどこにでもあるような気がします。
巨人の事情はともかくカープも似たようなものですよ。補強方針に疑問を感じた後、半端に一軍に出場し、1~2年で消えていく選手も多いですし。。
主人が好きな選手もジャイアンツに行き、埋もれてしまいました。「なんで、ジャイアンツに行ったんだ!せっかく才能があって、これから絶対出てくるのに・・」と非常に悔しそうな主人の言葉が思い出されます。
素晴らしい選手を集めるのは、強いチームを作るためなのでしょうが、いくら集めても、「育てよう」と言う気持ちがなければ、強いチームにはなっていかないでしょうね。そろそろ体質を変えるべきではないでしょうか。
肩身の狭い ジャイアンツファンです。
あの捕手は、そうですよね。入団当初から
保険みたいなものといわれていましたからね。
残念です。
FAで選手を獲得しようとしていますが、
2~3ねん自前の選手でやってみてもよいと思うのですが。
よく優勝が至上命令とメディアに載っていますが、
一ファンとして 優勝よりも
まず先にやることがあると思います。
目先の勝利を優先したために
今のチームになったことをお忘れなく。
現役時代の人質扱いについては同情の余地があると思います。
カツノリの巨人時代にもその疑いがありますね。
ただその裏で
巨人が視聴率などに追われるあまり目先のスター選手を優先せざるを得ず
結果としてスカウトやフロントに無理をさせる状態になっていた、
という構造的な問題もあるのかもしれません。
今年弱かった事をバネにして
来年以降の問題解決につながるといいなと思います。