ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

異常な感覚

2017年06月23日 | 政治関連

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自民 河村氏が豊田議員擁護可哀想だ。男性の衆院議員なら、あんなのは一杯居る。』」(6月22日、スポニチ

 

自民党の河村建夫元官房長官は22日、秘書への暴力行為等が報じられた豊田真由子衆院議員(埼玉4区)に付いて可哀想だ。男性の衆院議員なら、あんなのは一杯居る。気持ちは判る。と述べ、擁護した。官邸で記者団に述べた。暴力行為を容認するかの様な発言として批判を浴びる可能性が在る。

 

河村氏は、「豊田氏の政策秘書だった男性が、暴力行為を受けた場面の音声を録音していたとされる事。」に付いて問題視録音して(週刊誌に)持ち込むなんて在り得ない幾らパワハラが在ったとしても、選挙遣る者なら怒る。と語った。

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「ミスをした男性政策秘書を、車内で罵倒している豊田議員の声。【動画】」が、昨日、放送されていた。敢えて良く無い表現を用いるが、気違いとしか思えない発言の数々。殴る等の暴力行為も在ったとか。此れに彼女に付いた秘書は、100人近くが辞めているそうだが、「そりゃそうだろうな。」と思う。こんな人物が国民の代表たる政治家務めているなんて、恥ずかしい限り。「体調を崩した。」とかで、豊田議員は入院しているそうだが、「都合が悪くなると、政治家は必ず入院して逃げる。」というのも、相変わらずの事。

 

“小泉チルドレン”だ“小沢チルドレン”だと、特定の政党が大勝した事で、汚い表現になってしまうが“糞の役にも立たない様な政治家”が濫造されてしまった現実。今度の衆議院議員総選挙では自民党の圧勝が予想されているので、“安倍チルドレン”が濫造されるのだろう。」と5年前の記事で書いたけれど、“安倍チルドレン”の相次ぐ愚行に触れると、当時の懸念は当たっていた様だ。大量に馬鹿議員を生み出してしまう危険性を考えると、一人区等、改めるべき選挙制度は多い。

 

で、今回の豊田議員の問題に付いて、河村元官房長官が「可哀想だ。男性の衆院議員なら、あんなのは一杯居る。気持ちは判る。」と擁護したそうだ。「幾らパワハラが在ったとしても、選挙を遣る者なら怒る。」とも。

 

此の発言に、「は?」と思ってしまった。パワハラをする議員が他に居るかどうかなんて問題では無く、そういう事を普通にしてしまう議員が居る事が問題なのではないか?社会でパワハラが問題化している中、其れを無くす方向で尽力しなければならない政治家が、パワハラを容認するかの様な発言を平然としてしまう。“身内”を守りたいが妄言だろうが、官房長官迄務めた人物がする発言では無い。ハッキリ言って異常な感覚だ。

 

加計学園問題」を追及されると、「岩盤規制に穴を開ける為で、全く問題無い!」とし、又、所謂共謀罪法案”が批判されると、「テロ活動を容認するのか!」と打ち切れる。「岩盤規制に穴を開ける事自体を問題視しているのでは無く、安倍首相の“御友達”許りが“異常な程の優遇”をし、莫大血税を注ぎ込んでいる事。」が問題なのではないか?

 

共謀罪法案に反対している人は、嘗ての悪治安維持法」(共謀罪法案に付いて政府は「一般国民には適用しない。」と言っていたけれど、治安維持法も当初は「一般国民には適用しない。」としていたものの、為政者によってどんどん拡大解釈され、最後は国民が物を言えない“監視社会”が出来上がった。)同様、共謀罪法案に“政府にとって不都合な国民を縛る可能性”が存在している事を問題視しているので在り、テロ活動を容認している訳では全く無いのではないか?

 

問題が起きると、論点逸らし誤魔化すこんな政治家を生み育てたのは国民で在り、猛省しなければいけない。愚かな国民が多い国では、愚かな政治しか生まれないのだ。


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2 コメント

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Unknown (悠々遊)
2017-06-23 22:06:12
全く同感です。
選挙で選ばれた良識ある人、という意味で議員のことを「選良」とも呼ぶようですが、呼ぶのが恥ずかしくなるような不良議員ががゴロゴロと・・・。
一般人とかけ離れた非常識人を選ぶのが選挙かと錯覚するような昨今の体たらくです。
いわゆる「共謀罪」が成立してしまった以上、警察・検察にはまず真っ先に「加計学園問題」で、官邸・内閣府と文部省を共謀罪容疑で徹底的に捜索してもらいたいものです・・・実現は夢のまた夢でしょうが(苦笑)。
そうすれば国民の警察・検察への信頼が増すでしょうね。
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>悠々遊様 (giants-55)
2017-06-24 02:24:55
書き込み有難う御座いました。今回は、此方にレスを付けさせて貰います。

豊田議員の常軌を逸した罵倒、もう何度聞かされた事でしょう。ふとした瞬間、彼の罵倒が頭の中でリフレインしている程。

当該秘書が週刊誌に、録音した音源を持ち込んだ事に付いて、河村元官房長官は批判していましたね。「金をせしめる為、こっそり録音したのだろう。」とする書き込みをネット上でも見ました。そういう可能性を完全否定する積りは無いけれど、「DV被害を、泣き寝入りしたくない。でも、警察に持ち込んでも、圧力が掛かって、揉み消されてしまうかも。」という懸念が、彼の中に在ったのではないかという気もしています。其れ程、警察と政治家の癒着を懸念している国民は、少なく無いだろうから。

近年、司法も警察も、政府寄りの姿勢が強くなっている様に感じる。「森友学園問題」も「加計学園問題」も、警察の動きは異常に鈍い。こんな国では、子供達が“正義”や“真面目さ”というのを「馬鹿らしい。」と思ってしまう事でしょう。
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