ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

「シーズンズ 2万年の地球旅行」

2016年01月23日 | 映画関連

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2万年前、地球では数多くの種類の生命が躍動していた。驢馬シマウマ以外で現存する唯一の野生馬蒙古野馬や、激減したヨーロッパオオカミ等の生態に迫ると共に、鹿の出産や母の子育て等、動物達の繊細で豊かな姿を捉える。最新技術を駆使した、様々な手法で動物達の暮らしを活写して行く。

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2年前の記事「ネイチャー」でも書いた様に、昔から「自然を題材にしたドキュメンタリー」が大好き。今回、観に行った「シーズンズ 2万年の地球旅行」も自然を題材にしたドキュメンタリーで、「WATARIDORI」や「オーシャンズ」を手掛けジャック・ペラン監督の作品だ。

 

「世界初の無音小型バギー搭載したカメラが、疾走するを彼等と同じ目線で追う。」、「軽量飛行機用いて、の群れを並走撮影。」等、臨場感溢れる映像が凄い。特に巡って闘う等が身体をぶつけ合う“音”と“映像”は、実に迫力満点

 

又、2万年前には他の動物達と上手く共存していたで在ろう人類が、軈て“自分達を脅かす存在”と一方的に考え、彼等を次々に“排除”して行った結果、生態系が崩れ、其の事が人類をも苦境に追い込んで行く皮肉さ。が、子供達にも判り易く描かれているのは評価出来る。

 

強いてマイナス点を挙げるならば、登場する動物達が“定番”の物許りだったのと、笑福亭鶴瓶氏のナレーション此の手のドキュメンタリーには合わない気がした事。

 

総合評価は、星3.5個とする。


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