売国の政治屋を許すな！

昨日、朝鮮総連の結成５０周年パーティーが国会近くのホテルで開かれた。与野党問わず、多くの政治家が馳せ参じているのをＴＶのニュースで目にした。当初、パーティには参加しないものの、祝電を送るのではないかとされていた小泉首相。自民党の副幹事長が首相のメッセージを代読したのだが、「拉致問題で誠意ある対応が見られず、６カ国協議が再開されない間に核兵器保有が表明される等、国際社会全体の懸念を生じさせている。」と御祝い色を排除した内容だったのは実に賢明だったと思う。

それにしても情けないのは、このパーティーにノコノコ出席した政治家達の存在。北朝鮮が自国民を拉致しまくっていた事実を、一体この連中はどう思っているのだろうか？

拉致問題が表面化した際、日本各地で在日朝鮮人や朝鮮学校に対する嫌がらせが相次いだ。この事に付いては、同じ日本人として非常に恥ずべき愚行だと思っている。彼等が拉致という行為に手を染めた訳ではなく、彼等に責任が在る訳でもないからだ。

しかし、朝鮮総連の場合は非難されて当然の対象だと思っている。「地上の楽園へ誘う」と称して、「帰国事業」という名の下に多くの人間を「地上の生き地獄」に送り込んだ組織（当時、多くのマスメディアや政治家も関与していたのだが。）であり、日本人の拉致活動にも様々な形で関与していた事が、近年明らかになって来た朝鮮総連。日本国民を愚弄しているとしか思えないふざけた言動を繰り返す”北の国”と同様に、この組織も反省の色を見せているとは言えない。

同胞が彼の国に拉致されたまま、尚且つ、国辱的な対応を取り続けられたままだというのに、ノコノコと祝賀パーティーに出席している政治家、否、政治”屋”は売国奴と言っても良いと思う。

古くから、金や女性を充てがわれ、北の言いなりになっている政治屋は少なくないと聞く。自国の事よりも、目先の利権で動く政治屋の群れ。拉致被害者の会を叩く前に、こういった売国奴を選挙で選ばない事が先決ではないだろうか。