「本格ミステリ・ベスト10」(発行元:原書房)、「このミステリーがすごい!」(発行元:宝島社)、そして「週刊文春ミステリーベスト10」(発行元:文藝春秋)。ミステリーをこよなく愛している自分にとって、毎年12月はこの3つのベスト10が発表される楽しみな月だ。
本年度の「このミステリーがすごい!」は12月9日に発売される同名雑誌で発表されるが、残りの2つは既に発表となった。国内のミステリーに関しては次の通り。
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「本格ミステリ・ベスト10」
1位 「乱鴉の島」(有栖川有栖氏)
2位 「顔のない敵」(石持浅海氏)
3位 「厭魅の如き憑くもの」(三津田信三氏)
4位 「夏期限定トロピカルパフェ事件」(米澤穂信氏)
5位 「邪魅の雫」(京極夏彦氏)
6位 「シャドウ」(道尾秀介氏)
7位 「骸の爪」(道尾秀介氏)
8位 「福家警部補の挨拶」(大倉崇裕氏)
9位 「向日葵の咲かない夏」(道尾秀介氏)
10位 「仮面幻双曲」(大山誠一郎氏)
「週刊文春ミステリーベスト10」
1位 「名もなき毒」(宮部みゆき女史)
2位 「狼花 新宿鮫IX」(大沢在昌氏)
3位 「チーム・バチスタの栄光」(海堂尊氏)
4位 「赤い指」(東野圭吾氏)
5位 「一応の推定」(広川純氏)
6位 「乱鴉の島」(有栖川有栖氏)
7位 「独白するユニバーサル横メルカトル」(平山夢明氏)
8位 「邪魅の雫」(京極夏彦氏)
9位 「Op.ローズダスト」(福井晴敏氏)
10位 「シャドウ」(道尾秀介氏)
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ミステリーに限らず、ここ数年タイトルだけではどんな内容の作品なのか皆目見当の付かない作品が増えているが、今回の両ベスト10のタイトルもそんな感じだ。小難しい漢字と横文字の羅列で、例年以上に内容を掴み切れないかもしれない。
それにしても両ベスト10の中で自分が実際に読んだのは東野圭吾氏の「赤い指」しか無く、後は全て未読というのも驚き。薬丸岳氏の「闇の底」や今邑彩女史の「いつもの朝に」が圏外だったとは・・・。
有栖川有栖氏&福井晴敏氏はさて置き、宮部みゆき女史や京極夏彦氏、大沢在昌氏は、その作風が自分の肌合いには余り合わないので未読なのは致し方ないにしても、他の作品の殆どが全くその存在すらも知らなかった。と言うよりも申し訳無いのだが、作家名すらも存じ上げない方ばかりという有様。
これでは、ミステリー大好き人間を自称するのは痴がましい限りだ。先ずは「本格ミステリ・ベスト10」に3作品もランク・インさせた道尾秀介氏の作品辺りから読破して行きたいと思う。
本年度の「このミステリーがすごい!」は12月9日に発売される同名雑誌で発表されるが、残りの2つは既に発表となった。国内のミステリーに関しては次の通り。
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「本格ミステリ・ベスト10」
1位 「乱鴉の島」(有栖川有栖氏)
2位 「顔のない敵」(石持浅海氏)
3位 「厭魅の如き憑くもの」(三津田信三氏)
4位 「夏期限定トロピカルパフェ事件」(米澤穂信氏)
5位 「邪魅の雫」(京極夏彦氏)
6位 「シャドウ」(道尾秀介氏)
7位 「骸の爪」(道尾秀介氏)
8位 「福家警部補の挨拶」(大倉崇裕氏)
9位 「向日葵の咲かない夏」(道尾秀介氏)
10位 「仮面幻双曲」(大山誠一郎氏)
「週刊文春ミステリーベスト10」
1位 「名もなき毒」(宮部みゆき女史)
2位 「狼花 新宿鮫IX」(大沢在昌氏)
3位 「チーム・バチスタの栄光」(海堂尊氏)
4位 「赤い指」(東野圭吾氏)
5位 「一応の推定」(広川純氏)
6位 「乱鴉の島」(有栖川有栖氏)
7位 「独白するユニバーサル横メルカトル」(平山夢明氏)
8位 「邪魅の雫」(京極夏彦氏)
9位 「Op.ローズダスト」(福井晴敏氏)
10位 「シャドウ」(道尾秀介氏)
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ミステリーに限らず、ここ数年タイトルだけではどんな内容の作品なのか皆目見当の付かない作品が増えているが、今回の両ベスト10のタイトルもそんな感じだ。小難しい漢字と横文字の羅列で、例年以上に内容を掴み切れないかもしれない。
それにしても両ベスト10の中で自分が実際に読んだのは東野圭吾氏の「赤い指」しか無く、後は全て未読というのも驚き。薬丸岳氏の「闇の底」や今邑彩女史の「いつもの朝に」が圏外だったとは・・・。
有栖川有栖氏&福井晴敏氏はさて置き、宮部みゆき女史や京極夏彦氏、大沢在昌氏は、その作風が自分の肌合いには余り合わないので未読なのは致し方ないにしても、他の作品の殆どが全くその存在すらも知らなかった。と言うよりも申し訳無いのだが、作家名すらも存じ上げない方ばかりという有様。
これでは、ミステリー大好き人間を自称するのは痴がましい限りだ。先ずは「本格ミステリ・ベスト10」に3作品もランク・インさせた道尾秀介氏の作品辺りから読破して行きたいと思う。
自分は乱読派ですが、マヌケ様もかなり幅広い読書傾向ですね^^。
功成り名を遂げた方の著した所謂”成功マニュアル”を読む事は少ないのですが、内容をそのまま愚直になぞるだけならどうかと思うものの、それに自分なりのアレンジを加えて取り込んで行くのは悪い事では無いと思います。やはり先人の成功から得る事は少なくないと思うし、又、その失敗談からも得るものは大きいかと。何でもそうですが、そのまま鵜呑みするのでは無く、自分の頭の中できちんと考えた上で、アレンジするなりして取り込んで行く姿勢が肝要かと思います。
堀江貴文氏の成功は彼自身の才能に加えて、”運”等も含めた様々な要素が組み合わさった結果生み出されたもの。ですから、仮にそれだけ素晴らしい内容が”成功マニュアル”に盛り込まれていたとしても、それをそのまんま踏襲すれば同じ様に成功出来る訳では無いというのを理解した上で、”参考”として読むのは良いのですが、マヌケ様の御指摘の通り、それをあたかも金科玉条の如く妄信してしまっていた人が居れば、それは何だかなあという気が自分もします。
あくまでも私見ですが、成功談よりも失敗談から得るものの方が多い様な気がします。ヤオハン・グループを率いていた和田一夫氏が自ら失敗談を語っている番組を何度か見ましたが、失敗に到る経緯というものに結構なるほどと思えるものが在りました。又ユニクロの柳井正社長も、僅か3年前に出版された自著の中で述べられていた”成功の為の方策”が、最近になって「一寸間違っていたかもしれない。」と週刊誌で語られている等、時代によって方策論って当たり前ですが変動して行っているんですよね。
登場人物の名前等が判らなくなってしまうというのは、自分も全く同じです。マヌケ様の場合は最近の話の様ですが、自分の場合は若い頃より海外の書物や映画(特に登場人物の多いもの。)を見聞しているとごっちゃになってしまう傾向が在ります。
先人の成功から良きエッセンスを取り込み、失敗から同じ過ちを繰り返さない教訓を得るというのが理想型なのでしょうが、人間とは情けなくも愚かな動物で、どうしても羹に懲りて膾を吹くという事を永続的に行なえないものなのでしょうね。
自分も活字中毒ですのでやはりずっと本が捨てられずに、一時期は千冊以上の蔵書数でした。流石にスペースが無くなって来た為、数年前に半分以上を処分しましたが、正に断腸の思いでした。