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「『皇帝』を名乗ったアフリカ独裁者の大豪邸を競売、パリ」(2010年12月18日、AFPBB NEWS)【元記事】
「皇帝ボカサ1世」を名乗った中央アフリカのボカサ(Jean-Bedel Bokassa)元大統領が晩年暮らしていたパリ(Paris)郊外の大豪邸が、73万5,000ユーロ(約8,200万円)競売に掛けられている。
ウェブサイトに掲載された公告によると、面積は550平方メートルで、庭師用の小屋や並木の在る公園、ダブル・ガレージも付いている。
ボカサ氏は1965年に大統領に就任。政敵を虐殺して其の人肉で外国の要人をもて成したり、自分の動物園で飼っているライオンやワニに餌として与えていたとされ、アフリカでも指折りの残虐な独裁者として知られる。
1979年、旧宗主国フランスの空挺部隊の作戦により政権を追われ、コートジボワールに亡命。4年後の1983年、フランスに亡命し、セーヌ川(Seine)を見下ろす此の豪邸に居を定めた。中央アフリカに帰国した際、大統領時代の残虐行為の廉で逮捕され、1987年に死刑を宣告されたが、後に釈放。1996年に死去した。
2003年にクーデターにより政権を掌握したフランソワ・ボジゼ(Francois Bozize)現大統領が今月に入り、ボカサ氏の名誉を正式に回復している。
今回の競売はフランスの裁判所命令による物だが、ボカサ氏の息子は14日、「家族遺産の略奪。」だとしてニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)大統領に競売の差し止めを求めた。
「中国風の庭にジャンプ台付きプール、今は亡き独裁者の『栄華』の跡 コンゴ民主共和国」(2010年12月28日、AFPBB NEWS)【元記事】
コンゴ民主共和国・カウェレ(Kawele)に在る、今は亡き独裁者モブツ・セセ・セコ(Mobutu Sese Seko)元大統領の邸宅。
ベルギーから独立して5年後の1965年にクーデターで実権を掌握し、1971年に国名をザイールに変更したモブツ大統領。32年間政権に居座り、政治腐敗の一方で贅沢を極め、国の経済をどん底に陥れさせた。
モブツ大統領はバドリテ(Gbadolite)に豪華な大統領宮殿を建設した他、カウェレ等に贅を尽くした私邸を持っていた。
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元記事にて当該する豪邸を確認して戴くとして、失脚から14年目のモブツ氏は未だしも、31年以上も経つボカサ氏関連のニュースが未だに取り上げられるというのが驚き。其れだけ多くの人間に、強烈な印象を残しているという事なのだろう。
一説によると現在、世界には40人前後の独裁者が居るそうだ。中には政敵を釜茹でにする等、鬼畜の所業を為した者も。国民に害を為す独裁者には、一日も早く鉄槌が下される事を望むばかり。
因みに此方の情報によると、2年前に「2009年度 世界の独裁者トップ10」なるランキングが発表されたのだそうだ。其の内容及び現在の同人の状況を下記する。
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「2009年度 世界の独裁者トップ10」
1位: ロバート・ムガベ大統領(ジンバブエ)→現在87歳で、大統領就任から今年末時点で25年目。
2位: オマル・アル=バシール大統領(スーダン)→現在67歳で、大統領就任から今年末時点で23年目。
3位: 金正日最高指導者(朝鮮民主主義人民共和国)→現在70歳(69歳というのは嘘らしい。)で、最高指導者就任から今年末時点で18年目。
4位: タン・シュエ終身国家元首(ミャンマー)→現在78歳で、今年の2月迄約19年間国家元首の座に在った。とは言え、未だに強い影響力を維持している。
5位: アブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ国王(サウジアラビア)→現在86歳で、国王就任から今年末時点で7年目。
6位: 胡錦濤国家主席(中華人民共和国)→現在68歳で、国家主席就任から今年末時点で9年目。
7位: アリー・ハーメネイー最高指導者(イラン)→現在71歳で、最高指導者就任から今年末時点で23年目。
8位: イサイアス・アフェウェルキ大統領(エリトリア)→現在65歳で、大統領就任から今年末時点で9年目。
9位: グルバングル・ベルディムハメドフ大統領(トルクメニスタン)→現在54歳(と思われる。)で、大統領就任から今年末時点で5年目。
10位: ムアンマル・アル=カッザーフィー革命指導者(リビア)→現在68歳で、革命指導者就任から今年末時点で43年目。
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「『皇帝』を名乗ったアフリカ独裁者の大豪邸を競売、パリ」(2010年12月18日、AFPBB NEWS)【元記事】
「皇帝ボカサ1世」を名乗った中央アフリカのボカサ(Jean-Bedel Bokassa)元大統領が晩年暮らしていたパリ(Paris)郊外の大豪邸が、73万5,000ユーロ(約8,200万円)競売に掛けられている。
ウェブサイトに掲載された公告によると、面積は550平方メートルで、庭師用の小屋や並木の在る公園、ダブル・ガレージも付いている。
ボカサ氏は1965年に大統領に就任。政敵を虐殺して其の人肉で外国の要人をもて成したり、自分の動物園で飼っているライオンやワニに餌として与えていたとされ、アフリカでも指折りの残虐な独裁者として知られる。
1979年、旧宗主国フランスの空挺部隊の作戦により政権を追われ、コートジボワールに亡命。4年後の1983年、フランスに亡命し、セーヌ川(Seine)を見下ろす此の豪邸に居を定めた。中央アフリカに帰国した際、大統領時代の残虐行為の廉で逮捕され、1987年に死刑を宣告されたが、後に釈放。1996年に死去した。
2003年にクーデターにより政権を掌握したフランソワ・ボジゼ(Francois Bozize)現大統領が今月に入り、ボカサ氏の名誉を正式に回復している。
今回の競売はフランスの裁判所命令による物だが、ボカサ氏の息子は14日、「家族遺産の略奪。」だとしてニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)大統領に競売の差し止めを求めた。
「中国風の庭にジャンプ台付きプール、今は亡き独裁者の『栄華』の跡 コンゴ民主共和国」(2010年12月28日、AFPBB NEWS)【元記事】
コンゴ民主共和国・カウェレ(Kawele)に在る、今は亡き独裁者モブツ・セセ・セコ(Mobutu Sese Seko)元大統領の邸宅。
ベルギーから独立して5年後の1965年にクーデターで実権を掌握し、1971年に国名をザイールに変更したモブツ大統領。32年間政権に居座り、政治腐敗の一方で贅沢を極め、国の経済をどん底に陥れさせた。
モブツ大統領はバドリテ(Gbadolite)に豪華な大統領宮殿を建設した他、カウェレ等に贅を尽くした私邸を持っていた。
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元記事にて当該する豪邸を確認して戴くとして、失脚から14年目のモブツ氏は未だしも、31年以上も経つボカサ氏関連のニュースが未だに取り上げられるというのが驚き。其れだけ多くの人間に、強烈な印象を残しているという事なのだろう。
一説によると現在、世界には40人前後の独裁者が居るそうだ。中には政敵を釜茹でにする等、鬼畜の所業を為した者も。国民に害を為す独裁者には、一日も早く鉄槌が下される事を望むばかり。
因みに此方の情報によると、2年前に「2009年度 世界の独裁者トップ10」なるランキングが発表されたのだそうだ。其の内容及び現在の同人の状況を下記する。
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「2009年度 世界の独裁者トップ10」
1位: ロバート・ムガベ大統領(ジンバブエ)→現在87歳で、大統領就任から今年末時点で25年目。
2位: オマル・アル=バシール大統領(スーダン)→現在67歳で、大統領就任から今年末時点で23年目。
3位: 金正日最高指導者(朝鮮民主主義人民共和国)→現在70歳(69歳というのは嘘らしい。)で、最高指導者就任から今年末時点で18年目。
4位: タン・シュエ終身国家元首(ミャンマー)→現在78歳で、今年の2月迄約19年間国家元首の座に在った。とは言え、未だに強い影響力を維持している。
5位: アブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ国王(サウジアラビア)→現在86歳で、国王就任から今年末時点で7年目。
6位: 胡錦濤国家主席(中華人民共和国)→現在68歳で、国家主席就任から今年末時点で9年目。
7位: アリー・ハーメネイー最高指導者(イラン)→現在71歳で、最高指導者就任から今年末時点で23年目。
8位: イサイアス・アフェウェルキ大統領(エリトリア)→現在65歳で、大統領就任から今年末時点で9年目。
9位: グルバングル・ベルディムハメドフ大統領(トルクメニスタン)→現在54歳(と思われる。)で、大統領就任から今年末時点で5年目。
10位: ムアンマル・アル=カッザーフィー革命指導者(リビア)→現在68歳で、革命指導者就任から今年末時点で43年目。
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