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「NPBに於ける完全試合達成回数」(6月13日現在)
[通算:16回]
・1950年代(1950年~1959年):5回[0.50回/年]
・1960年代(1960年~1969年):5回[0.50回/年]
・1970年代(1970年~1979年):4回[0.40回/年]
・1980年代(1980年~1989年):0回[0回/年]
・1990年代(1990年~1999年):1回[0.10回/年]
・2000年代(2000年~2009年):0回[0回/年]
・2010年代(2010年~2019年):0回[0回/年]
・2020年代(2020年~2022年6月13日):1回[約0.33回/年]
「NPBに於ける完全試合ノーヒットノーラン達成回数」(6月13日現在)
[通算:96回]
・1930年代(1936年~1939年):5回[1.25回/年]
・1940年代(1940年~1949年):16回[1.60回/年]
・1950年代(1950年~1959年):14回[1.40回/年]
・1960年代(1960年~1969年):15回[1.50回/年]
・1970年代(1970年~1979年):14回[1.40回/年]
・1980年代(1980年~1989年):3回[0.30回/年]
・1990年代(1990年~1999年):11回[1.10回/年]
・2000年代(2000年~2009年):6回[0.60回/年]
・2010年代(2010年~2019年):8回[0.80回/年]
・2020年代(2020年~2022年6月13日):4回[約1.33回/年]
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今季のNPB、開幕戦から3ヶ月経っていない時点で、既に「完全試合:1回、ノーヒットノーラン:3回」が達成されている。上記のリストを見れば、如何に多いかが判ろう。
又、6月13日時点の投手の防御率を見ると、2.00点未満は「セ・リーグ:2人、パ・リーグ:6人」で、青柳晃洋投手に到っては「0.89点」と1.00点にも達していないのだから凄い。
一方、6月13日時点の打者の打率を見ると、3割に達しているのは「セ・リーグ:3人、パ・リーグ:3人」という状況。昨季は全試合終了時点で3割に達したのは「セ・リーグ:7人、パ・リーグ:4人」だから、今季の少なさが際立っている。
「今季のNPBは、完全に『投高打低』だなあ。」とは思っていたが、昨夜放送されたNHKの番組によると、メジャー・リーグでも似た“様な”状況らしい。正確に言えば、「今季のメジャー・リーグでは、ホームラン数が大幅に減っている。」のだとか。
メジャー・リーグは昨季、史上3番目に多い「5,944本」のホームランが記録されたが、今季は5月末の時点のホームラン数を年間に換算すると「4,957本」となり、計算上では約16.7%も減少する事になるそうだ。
こんなにもホームラン数が減った理由は色々在るのだろうが、打者が声を揃えて指摘するのは「打球が飛ばなくなった。」という事。「昨季迄だったらフェンス越えをしていた打球が、今季はフェンス前で失速する。」と。
メジャー・リーグでは昨季、所謂“飛ぶボール”と“飛ばないボール”が混在して使われていた。だが、今季は“飛ばないボール”、即ち“低反発球”だけが使用される事になった。低反発球は“飛ぶボール”と比べると約3g軽いが、“飛ぶボール”が約114m飛んだ場合、30cm~60cm飛距離が落ちると言われているそうだ。こんなにも飛距離が違うと、フェンス前で打球が失速するというのも理解出来る。
NPBの場合、投高打低はボールが原因という訳では無いと思われるが、だったら何が原因なのだろうか?