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【民主】 オバマ氏 激戦制す
【共和】 ハッカビー氏が勝利
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昨日の夕刊に踊っていたこの見出し。見た瞬間、オッパッピー氏と書いて在るのかと思ってしまった。
アメリカ大統領選挙の民主党及び共和党の指名候補を選抜するアイオワ州党員集会が日本時間の4日午前に行われたが、その結果は”チイチイ”のCMの決め台詞ではないが「驚きだよねー?」という感じだ。民主党で言えば前大統領夫人のヒラリー・クリントン上院議員(60歳)の圧倒的有利がずっと伝えられていた。ここ数日になって古い政治からの脱却を訴えるバラック・フセイン・オバマ上院議員(46歳)がヒラリー議員を猛追しているとは報じられていたものの、それでも勝利を収めるとは思ってもいなかった。ヒラリー議員はジョン・エドワーズ元上院議員(54歳)に次ぐ3位に終わり、今回の予想外の敗戦が今後大きく影を落とす事になりそうだ。
又、共和党の場合は最有力候補のルドルフ・ジュリアーニ前ニューヨーク市長が「今月下旬に控える大規模州での予備選にターゲットを絞り、アイオワ州を捨てる戦略」を採った為、6位と振るわない結果に終わった。まあこれは想定内と言えるのだが、意外だったのは下馬評で泡沫候補扱いだった筈のマイク・ハッカビー前アーカンソー州知事(52歳)が勝利を収めた事。「選挙は水物」と良く言われるが、今回の選挙結果にはその思いを強くする。
恐らく次の大統領には、民主党の候補が選ばれる事になるだろう。オバマ議員がなるのか、はたまたヒラリー議員がなるのか。オバマ氏が就任すれば「黒人初の大統領」、ヒラリー議員ならば「女性初の大統領」という事になる。「自由で平等の国」という看板を掲げ乍ら、その実は差別意識が根深い彼の国故に、どちらの人物が大統領に就任したとしても身辺に危険が迫る気がしてならない。
【民主】 オバマ氏 激戦制す
【共和】 ハッカビー氏が勝利
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昨日の夕刊に踊っていたこの見出し。見た瞬間、オッパッピー氏と書いて在るのかと思ってしまった。

アメリカ大統領選挙の民主党及び共和党の指名候補を選抜するアイオワ州党員集会が日本時間の4日午前に行われたが、その結果は”チイチイ”のCMの決め台詞ではないが「驚きだよねー?」という感じだ。民主党で言えば前大統領夫人のヒラリー・クリントン上院議員(60歳)の圧倒的有利がずっと伝えられていた。ここ数日になって古い政治からの脱却を訴えるバラック・フセイン・オバマ上院議員(46歳)がヒラリー議員を猛追しているとは報じられていたものの、それでも勝利を収めるとは思ってもいなかった。ヒラリー議員はジョン・エドワーズ元上院議員(54歳)に次ぐ3位に終わり、今回の予想外の敗戦が今後大きく影を落とす事になりそうだ。
又、共和党の場合は最有力候補のルドルフ・ジュリアーニ前ニューヨーク市長が「今月下旬に控える大規模州での予備選にターゲットを絞り、アイオワ州を捨てる戦略」を採った為、6位と振るわない結果に終わった。まあこれは想定内と言えるのだが、意外だったのは下馬評で泡沫候補扱いだった筈のマイク・ハッカビー前アーカンソー州知事(52歳)が勝利を収めた事。「選挙は水物」と良く言われるが、今回の選挙結果にはその思いを強くする。

恐らく次の大統領には、民主党の候補が選ばれる事になるだろう。オバマ議員がなるのか、はたまたヒラリー議員がなるのか。オバマ氏が就任すれば「黒人初の大統領」、ヒラリー議員ならば「女性初の大統領」という事になる。「自由で平等の国」という看板を掲げ乍ら、その実は差別意識が根深い彼の国故に、どちらの人物が大統領に就任したとしても身辺に危険が迫る気がしてならない。

”口だけ男”の杉村太蔵議員が北海道一区での自民党公認が絶望的な状況となり、彼が自民党を離党して他党から出馬するのではないかという話が出ていますよね。「寄らば大樹の陰」という思考が露骨に判る人物故、結局はもっともらしい屁理屈を並べ立てて自民党に残ると個人的には踏んでいますが、鈴木宗男氏率いる「新党大地」からの出馬もかなり噂されていました。しかし鈴木氏はこの噂を一蹴。その時のコメントがなかなか粋でした。曰く「余計な事(「私は現職の議員ですよ!」等の発言。)を言ってしまって、自分で自分の首を絞めてしまった。間違って当選した人が開き直った言い方をしてはいけません。」と。「間違って当選した人」とは正にその通りです。
この喩えで言えば、ブッシュ大統領も「間違って当選した人」と言えるのではないかと思っています。実際問題、彼に辟易としているアメリカ国民も多いのではないでしょうか。幾ら御抱えの放送局がネガティヴ・キャンペーンを打とうが、「共和党の政治は暫く結構!」という流れは変わらないでしょうし、余程のへまが無い限り民主党から新大統領が生まれる事でしょう。
以前記事にしました様に、アメリカに於ける医療保険の問題は深刻な問題と化しています。ヒラリー議員の掲げる「国民皆保険制度」は財源をどうするか等の問題は在るにせよ、国民の関心を惹くのは間違い無いでしょうね。
又、オバマ議員のフレキシブルな”頭”というのも魅力。嘗て「ニュー・フロンティア精神」を掲げたJ・F・ケネディー元大統領が「我々合衆国国民が、合衆国政府に対して何を求めるかでは無く、我々国民が合衆国政府に対し何が出来るかを考えるべきだ。」と有名な言葉を吐きました。「忠言は耳に逆らう」という故事成語が在りますが、耳障りの良い言葉を並べ立てた方がそりゃあ国民受けは良いでしょうが、国家が危機的な状況に在る中では厳しい現実を突き付けるのも政治家として必要な部分で在りましょうね。
傲慢さが鼻に付く彼の国では在りますが、政治家の”質”は我が国とはかなり違う様で・・・。
小島よしおをコラボしてどーすると一瞬ですが思ったorz
いつまでも若々しく見えるヒラリー・クリントン氏ですが、もう60歳になっていたということに少々驚いています。
共和党のほうはイラクの治安が回復したことにより最近の世論調査ではアメリカ国民が楽観的に感じはじめてます。その点、去年の増派に反対した民主党に不利になります。誰が大統領になるか民主党か共和党か今の段階ではなんともいえませんね。
おー、自分以外にも「オッパッピー」を頭に描いてしまった方が居られましたか。パッと見た瞬間にそう思った訳ですが、その後「TV番組に毒されているんだなあ。」と自分が情けなくなってしまいました。
マケイン(腹話術の人形みたいな顔。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%B1%E3%82%A4%E3%83%B3)=1936年
…と当初からの有力候補だった人は「ベビーブーマー」以前の人で、ハッカビー(なんか知り合いにこういう顔の人がいそうな気がするな)が50年代生まれ、ロムニー(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%A0%E3%83%8B%E3%83%BC)がヒラリーと同年、とベビーブーマーかそれより年寄り、なんですね。
マケインは日本で言う昭和10年代生まれだし。整形してるのか童顔だからかあるいは写真の撮影の際のライティングのせいか若く見えますが。
オバマは1961年ということなので一応ジェネレーションX(異論は多いが日本では「スラッカーズ=怠け者等の異名あり」と紹介されていた時期も。ただ80年代の「ヤッピー」なんてのもこの年代と若干重なると思いますが)なんですね(1960年代前半だといわゆるベビーブーマーにくくられることもあるので微妙ですけども)。まあいわゆる40年代~50年代生まれの数の多さに負け、割を食ったと思っている世代。日本の「新人類」世代及び「氷河期世代(1971~1982頃生まれ)」なんかと似た感じの世代でしょうか。
「ヒラリーの支持者は高齢者が多い」(確かに共和党的かもしれませんね)という新聞の記述に驚くと同時にかの国の世代間対立にも思いをはせました。
「きむいるそん」及び「きむじょんいる」を変換すると、きちんと「金日成」及び「金正日」になるんですよね。どうでも良い話ですが。
ハッキリ言ってブッシュ大統領の無能ぶりにウンザリしているアメリカ国民は多いでしょうね。彼の政策は概して、国民を見ずに専ら一部の企業や組織しか見ていない気がするし、その事での”歪”が此処に来て一気に露呈し出している様に思えます。
我が国でも「選挙で民主党に勝利して欲しいと願う国民が増えている。」とのアンケート結果が先日発表されました。民主党が政権を取る取らないは別にして、「きちんと真摯に国民に目を向けた政治をしていないと、何時でも他党に与党の座を奪われてしまう。」という危機感を自民党に持って貰う為には、民主党に頑張って貰いたいという思いが個人的には在ります。
所謂”小泉チルドレン”が新体制の象徴(能力云々は全く別にして。)とするならば、古賀誠選対委員長や山崎拓元副総裁等は旧体制の象徴と言えましょう。小泉&安倍政権下ではこの世の春を謳歌していた小泉チルドレンが、福田政権下になり先の見えない暗闇に追い遣られたのに対し、古賀氏&山崎氏といった旧体制派が力を取り戻した。この対立図式は、Spa supernovaが書いて下さったアメリカのジェネレーション対立と何処か似ている様な気がします。
ジョン・マケイン議員は1936年生まれという事で、今年で72歳なんですね。福田康夫首相と同い年となると「爺さんだなあ。」と感じますが、楳図かずお先生と同い年となると「未だ未だ現役。」という感じがするし。
オバマ議員に関しては未知数な部分が多いものの、「何か変えてくれるのではないだろうか。」と期待させる雰囲気が在ります。恐らくJ・F・ケネディー氏が大統領選に出た時もそんな思いを持った人が多かったのでしょうね。