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「自動ブレーキ『必ず追突防げる。』・・・米で7割誤解」(8月29日、読売新聞)
自動車に搭載する動きが広がっている自動ブレーキの機能に付いて、米国人の多くが誤解している事が判った。
調査を行った非営利組織(NPO)「全米自動車協会」は、「自動ブレーキが在れば、運転手が何もしなくても大丈夫と考える人が多いが、実際には違う。必ず事故を防いでくれる訳では無い。」と注意を呼び掛けている。
協会によると、「自動ブレーキを知っている。」と答えた米国人の68%が、自動的に車が止まり、追突を防げると考えていた。協会が自動車大手5社の計5車種に付いて、停止中の車両に時速約70kmで近付き、自動ブレーキの効果を調べた所、追突を防げるとしている装置でも、ぶつからない確率は約4割だった。
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身体の不自由な方にとって「自動運転車」というのは非常に在り難い存在になるだろうし、「自動ブレーキ」というのも同様だろう。又、自動車事故による悲劇を少しでも減らせるのならば、「自動ブレーキ」というのは重要な“一助”に成り得ると思う。
だが然し、機械だって完璧では無い。故障や誤作動(悪意による物も含め。)って在るのだから、機械を過信してはいけない。だから、「自動ブレーキ」も事故を減らす“一助”に成り得ても、最後は“人の判断”が大事。
疑い深い性格というのも在るけれど、自分は自動運転車や自動ブレーキに100%信用する事は出来ない。なので、今回の「68%」という高い数字は、とても意外だった。
そうなんですよね。人間も機械も完璧では無く、互いの利点を最大限に理解した上で、より良きシステム作りをするというのが大事。で、どんなシステムが出来ようとも、油断は絶対にしない。大事な事ですね。