若かりし頃、長期休暇が取れると、海外を旅していた。同僚からは「そんな頻繁に海外旅行するって、OLみたいな生活だなあ。」なんて言われた程。
旅先では専ら史跡を巡ったが、裏通りを徘徊し、市井の人々の生活を見るのも好きだった。そういった物を見る事で、国の違いを実感したりも。
海外では良く、マクドナルドを訪れた。「マクドナルドは何処の国にも在るけれど、働いている人達や客の様子、店の雰囲気、扱っている商品等に微妙な違いが在る。」事から、御国柄が垣間見れたりしたからだ。「中国では高齢者の店員が多く、(訪れたのが新年という事も在り)パンダの形をしたチョコレートを貰ったりした。」とか、「フランスは店が御洒落な作りで、(当時の日本では扱っていなかった)サラダが扱われていた。」とか、色々違いが在って面白かった。
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「マクドナルドが無い国は?」(10月4日、ビーカイブ)
マクドナルドは、有名なハンバーガー・チェーン店です。世界中のあらゆる場所で、マクドナルドを目にする事が出来ます。但し、世界の中には未だマクドナルドが無い国が在ります。
世界を見渡してみると、マクドナルドが無い国は多く在ります。アジアでは、ネパールやブータン、北朝鮮、ヴェトナム、ラオス、カンボジア等にマクドナルドが在りません。こうして見るとアジアの中では、社会主義国家にマクドナルドが在りません。北朝鮮等は矢張り、政治的な理由が絡んで来そうです。然し、ロシアには確りとマクドナルドは在ります。ですから、アメリカと対立している国にマクドナルドが無いという訳では無さそうです。
更にマクドナルドは、一度進出し乍ら、撤退した国も在ります。南米に在るボリヴィアでは、マクドナルドが進出したものの、赤字に苦しんで撤退しています。此の背景には、発展途上国全般に言える事ですが、マクドナルドの値段がどうしても割高になってしまうという物が在ります。路上で安い屋台料理が食べられるのに、態々マクドナルドを食べる必要が無いというのが在るでしょう。更に肉料理に関しては、南米は発展していますから、マクドナルドの肉を食べる必要が無いという事だったのかもしれません。
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「社会主義国の少なからずに、マクドナルドが存在しない。」というのはイメージ的に判っていたけれど、「ボリヴィアに進出したマクドナルドが、赤字から撤退していた。」というのは初めて知った。