アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」(動画)で、ずっと「目玉親父」の声を担当されていた田の中勇氏が13日に亡くなられた。「ずっと」とわざわざ書いたのは、何しろ1968年から1969年にかけて放送された第1シリーズ(白黒放送の時代!)から担当されていたから。多くの人の中に「目玉親父の声といえば、田の中氏のあの声しか考えられない。」という思いが在るだろうし、それだからこそ2007年及び2008年に実写版が公開された際も、目玉親父の声を彼が担当したのだと思う。
「77歳での死は早過ぎる・・・。」と残念に思っていたら、昨日はもっと早過ぎる死のニュースに驚かされた。選手としてはジャイアンツ及びタイガースに在籍していた小林繁氏が、心不全により57歳で亡くなられたというニュースだ。今季からファイターズの1軍投手コーチに昇格した事も在り、結構状態の不安を感じさせなかった彼。それだけに、驚きも一入だ。
小林氏と言えば、多くの方が思い浮かべるのは「空白の一日」の事だろう。子供の頃より一貫してジャイアンツ・ファンの自分だが、あの時のジャイアンツの姿勢は許し難かったし、ジャイアンツを追われる形になった小林投手には涙したもの。だからこそ「3年前に彼が“因縁の相手”で在る江川卓氏とCMで共演し、“和解の酒”を酌み交わしているシーン。」にはグッと来る物が在った。あのCMでの共演が無かったら、両氏共にずっと蟠りを抱えたまま生きて行かなければならなかっただろう。その意味でも、あのCMは良かったとしみじみ思う。
「選挙に出馬して落選」や「自己破産」等、晩年は厳しい現実と向き合う事が少なくなかった小林氏。しかし最後の最後に、好きな野球でコーチとして関わっていられたのは、せめてもの幸いではなかったか。田の中氏、そして小林氏の逝去に対し、心より弔意を表したい。合掌。
話は変わるが・・・。
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「リンチ事件で王族無罪=薬物盛られ、『責任無し。』-UAE」(1月11日、時事ドットコム)
アラブ首長国連邦(UAE)の裁判所は10日、UAE大統領を務めるハリファ・アブダビ首長の異母弟の実業家イサ被告が2004年にアフガニスタン人穀物商人を虐待、その模様を撮影したビデオが流出した事件で、無罪判決を言い渡した。アラブの王族が絡む不透明な事件に司法が切り込んだ形だが、結果は無罪放免。これで内外の納得を得られるかは微妙だ。
映像では、被告が制服を着た治安関係者等と共に、商人の口に砂を押し込んだり、釘の刺さった板で叩いて傷口に塩を擦り込んだりした。
しかし、判決は、犯行時の被告が元友人のレバノン出身の実業家兄弟によって薬物を摂取させられた状態で、責任能力は無かったと判断した。
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この当該映像をニュース番組で見たが、「これをリンチと言わずして、一体何と言う?」と思う程の残酷な行為が繰り広げられていた。一部の映像なので断言は出来ないけれど、被告は積極的にリンチを行っているとしか見えなかった。「王族の蛮行は、何としても闇に葬り去らなければならない。」という強い思いが、司法の場に満ち溢れていたのではないだろうか?
我が国でも権力者及びその身内のスキャンダルが揉み消されるケースは少なくない様に感じるけれど、もしあれ程ハッキリした映像が残っていたならば、流石に法できちんと裁かれるだろう。全く酷い話で在る。
「77歳での死は早過ぎる・・・。」と残念に思っていたら、昨日はもっと早過ぎる死のニュースに驚かされた。選手としてはジャイアンツ及びタイガースに在籍していた小林繁氏が、心不全により57歳で亡くなられたというニュースだ。今季からファイターズの1軍投手コーチに昇格した事も在り、結構状態の不安を感じさせなかった彼。それだけに、驚きも一入だ。
小林氏と言えば、多くの方が思い浮かべるのは「空白の一日」の事だろう。子供の頃より一貫してジャイアンツ・ファンの自分だが、あの時のジャイアンツの姿勢は許し難かったし、ジャイアンツを追われる形になった小林投手には涙したもの。だからこそ「3年前に彼が“因縁の相手”で在る江川卓氏とCMで共演し、“和解の酒”を酌み交わしているシーン。」にはグッと来る物が在った。あのCMでの共演が無かったら、両氏共にずっと蟠りを抱えたまま生きて行かなければならなかっただろう。その意味でも、あのCMは良かったとしみじみ思う。
「選挙に出馬して落選」や「自己破産」等、晩年は厳しい現実と向き合う事が少なくなかった小林氏。しかし最後の最後に、好きな野球でコーチとして関わっていられたのは、せめてもの幸いではなかったか。田の中氏、そして小林氏の逝去に対し、心より弔意を表したい。合掌。
話は変わるが・・・。
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「リンチ事件で王族無罪=薬物盛られ、『責任無し。』-UAE」(1月11日、時事ドットコム)
アラブ首長国連邦(UAE)の裁判所は10日、UAE大統領を務めるハリファ・アブダビ首長の異母弟の実業家イサ被告が2004年にアフガニスタン人穀物商人を虐待、その模様を撮影したビデオが流出した事件で、無罪判決を言い渡した。アラブの王族が絡む不透明な事件に司法が切り込んだ形だが、結果は無罪放免。これで内外の納得を得られるかは微妙だ。
映像では、被告が制服を着た治安関係者等と共に、商人の口に砂を押し込んだり、釘の刺さった板で叩いて傷口に塩を擦り込んだりした。
しかし、判決は、犯行時の被告が元友人のレバノン出身の実業家兄弟によって薬物を摂取させられた状態で、責任能力は無かったと判断した。
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この当該映像をニュース番組で見たが、「これをリンチと言わずして、一体何と言う?」と思う程の残酷な行為が繰り広げられていた。一部の映像なので断言は出来ないけれど、被告は積極的にリンチを行っているとしか見えなかった。「王族の蛮行は、何としても闇に葬り去らなければならない。」という強い思いが、司法の場に満ち溢れていたのではないだろうか?
我が国でも権力者及びその身内のスキャンダルが揉み消されるケースは少なくない様に感じるけれど、もしあれ程ハッキリした映像が残っていたならば、流石に法できちんと裁かれるだろう。全く酷い話で在る。
うちの自作の歌で、鬼太郎の父ちゃんの物まねをしてYOUTUBEに出したとたんでしたからね。
そして小林投手。もっとびっくりしました。若すぎます。
お二方の御冥福を、謹んでお祈りいたします。
2008年時の我が国の男性の平均寿命は79.29歳。それを考えると田の中氏の77歳は「亡くなるには早い。」と思ってしまう訳ですが、小林氏の場合はもっともっとそれを感じてしまいます。亡くなられる前日、公の場に出ておられた彼の姿を映像で拝見しましたが、とても次の日に亡くなられる様な感じではなかった。本当に残念です。
ネパールの事件、在りましたねえ。その後の話は知らなかったのですが、そういう“抜け道”で罰せられなかったのですか。何とも納得いかない話です。
そう言えば、我が国には嘗て「尊属殺」(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8A%E5%B1%9E%E6%AE%BA)が重罰化されている時代が在りましたっけ。「祖父母等、目上の親族を殺害した場合、通常の殺人よりも重罰が科される。」というのが刑法で明文化されていた訳ですが、それが違法との事で削除されたのは15年前。阪神・淡路大震災や地下鉄サリン事件等、世の中を震撼させる天災&事件が多発した年の事でした。