「第100回全国高等学校野球選手権記念大会」は大阪桐蔭高校(大阪府)が優勝を決め、“夏の甲子園”では2014年以来4年振りの優勝(5度目)、そして史上初の“2度の春夏連覇”達成となった。大阪桐蔭高校の選手達、本当におめでとう!!
個人的に応援していたけれど、優勝には手が届かなかった金足農業高校(秋田県)。優勝は出来なかったけれど、公立校で決勝戦に進めただけで充分に天晴れだと思う。金足農業高校の選手達、本当に御疲れ様!!
球児達の熱きプレーの数々に、今回も多くの感動を与えて貰った。頂点を目指して奮闘した全ての球児達、本当に在り難う!!
野球は野球でも、プロ野球に目を転じると、優勝争いという点ではパ・リーグもセ・リーグも緊迫感が無い。両リーグ共に、1位のチームが2位以下のチームを大きく引き離しているからだが、特にセ・リーグの場合は「“貯金”が在るのは、1位のカープだけ。」という体たらくで、「カープの優勝は99.99%確定。」と言っても良いだろう。「クライマックス・シリーズ(CS)は邪道で在り、廃止して欲しい。」と思っているので、「ジャイアンツが今後どういう風に、“来季を見据えた闘い”をして行くか。」が一番の関心事。
今季のプロ野球順位予想でセ・リーグに関しては、ジャイアンツを3位に予想した。「打撃陣にも不安が在るが、何よりも投手陣が不安。菅野智之&田口麗斗両投手が昨季程の成績を残せるか疑問だし、何よりも昨季『14勝(8敗)』の成績を残したマイルズ・マイコラス投手の抜けた穴は余りに大きい。」というのが理由で、「ジャイアンツは、Aクラス入りするのが漸とではなかろうか。」とも記した。なので、今季のジャイアンツの低迷は、予想通りと言える。
現在の所、「10勝7敗」という成績の菅野智之投手に付いては非常に物足り無さを感じるが、予想通りの範疇。予想外に不振だったのは、「2勝6敗」の田口麗斗投手だ。こんなにも調子を落とされては、チームが優勝争いに絡める筈が無い。
予想外だったのは、打撃陣にも見受けられた。若手野手達の台頭、特に「岡本和真選手の“覚醒”。」は全くの予想外で、此れは嬉しい誤算と言える。
又、投手陣で予想外と言えば、内海哲也投手の頑張りだろう。昨年9月の記事「今オフにジャイアンツがすべき事」の中で自分は、「(好きな選手の1人なので残念だけれど)内海哲也投手の居場所は、もうジャイアンツには無い。」と記したけれど、現在の所「5勝3敗」とチームで4番目の勝ち星を残し、且つ重要な試合で勝利している。内海投手、失礼な事を書いてごめんなさい!!