昨日の新聞によると、横浜市は業務の困難性や特殊性を考慮して市職員に支給して来た特殊勤務手当を、来年度から原則的に廃止するそうだ。企業会計で運営している水道、交通、病院経営局を除く市長部局で支給している本年度23手当(13億6千万円)を、来年度は3手当(5千8百万円)に迄減らすのだとか。廃止されるのは、土日に勤務する職員に対する「変則勤務手当」、年末年始の勤務に対する「年末年始手当」、放射線技師等への「放射線取扱手当」、動物飼育業務等への「動物取扱手当」、土木事務所職員への「道路上作業手当」等。そして残されるのは、海外事務所の職員に対する「外国勤務手当」、「ヘリコプター業務手当」。部活動等勤務時間外の活動に対する「教員特殊業務手当」に付いては、教育委員会が見直しを議論している。
随分思い切った決断だ。しかし、社会通念上許容範囲の手当は残す事に異論は無いが、全国には窓口で住民の相談を受ける役所職員に「不快手当」が、又、同じ敷地内の至近距離に在る別棟に移動するだけで「出張手当」だか「遠距離手当」だか忘れたが、そんな特殊勤務手当が支給されている所が在ると見聞すると、「ふざけるな!」という怒りを覚えていたので、今回の決断は大英断と拍手を送りたい。この決断を下したのは、横浜市長の中田宏氏。彼は、公務員の厚遇批判を念頭に、「ゼロベースで見直した。本当に必要な手当は今後議論して検討する。」とコメントしている。
中田氏とは同世代という事も在って、以前から彼に注目していた。自らを「落ちこぼれ」と称する彼に、同じく落ちこぼれだった自分自身を重ね合わせる所も正直在る。しかし、注目している最大要素は彼の行動力。何処ぞの都知事の様に過激発言ばかりが目立って、実際に為した事は私怨絡みの「烏退治」と「杉の木伐採」だけという”御寒さ”は何とかして欲しいものだが、中田氏の迅速な行動力は、その内容に於いて評価が分かれる所も在ろうが、個人的には評価している。
国が住基ネット導入を決めた際、中田氏は法律上は参加しなくてはいけないが、制度に穴が在る。」として、横浜市では住基ネットへの参加or不参加を市民が選択出来る様に決断した。しかし同時に、不参加が許されるのは「制度に穴が在ると判断される間。」として、それが解消されれば「全員参加としたい。」とも語っている。悪く言えば、どちらの方向にも”良い顔”を見せるという全方位外交的な面もしばしば見せる彼だが、総合評価では良しとしたい。
恐らく、近い将来には国政に打って出る様な気がするが、大勢に呑み込まれる事無く、今の行動力を保ち続ける事を彼には望んでいる。
随分思い切った決断だ。しかし、社会通念上許容範囲の手当は残す事に異論は無いが、全国には窓口で住民の相談を受ける役所職員に「不快手当」が、又、同じ敷地内の至近距離に在る別棟に移動するだけで「出張手当」だか「遠距離手当」だか忘れたが、そんな特殊勤務手当が支給されている所が在ると見聞すると、「ふざけるな!」という怒りを覚えていたので、今回の決断は大英断と拍手を送りたい。この決断を下したのは、横浜市長の中田宏氏。彼は、公務員の厚遇批判を念頭に、「ゼロベースで見直した。本当に必要な手当は今後議論して検討する。」とコメントしている。
中田氏とは同世代という事も在って、以前から彼に注目していた。自らを「落ちこぼれ」と称する彼に、同じく落ちこぼれだった自分自身を重ね合わせる所も正直在る。しかし、注目している最大要素は彼の行動力。何処ぞの都知事の様に過激発言ばかりが目立って、実際に為した事は私怨絡みの「烏退治」と「杉の木伐採」だけという”御寒さ”は何とかして欲しいものだが、中田氏の迅速な行動力は、その内容に於いて評価が分かれる所も在ろうが、個人的には評価している。
国が住基ネット導入を決めた際、中田氏は法律上は参加しなくてはいけないが、制度に穴が在る。」として、横浜市では住基ネットへの参加or不参加を市民が選択出来る様に決断した。しかし同時に、不参加が許されるのは「制度に穴が在ると判断される間。」として、それが解消されれば「全員参加としたい。」とも語っている。悪く言えば、どちらの方向にも”良い顔”を見せるという全方位外交的な面もしばしば見せる彼だが、総合評価では良しとしたい。
恐らく、近い将来には国政に打って出る様な気がするが、大勢に呑み込まれる事無く、今の行動力を保ち続ける事を彼には望んでいる。
先ず、何故にカレー?と思ったのですが、調べて見ましたら、横浜市では中田市長と市民がカレーを食しながらミーティングするという「カレーミーティング」というのが在るんですね(笑)。
記事でも触れましたが、彼からは八方美人的な面を感じられなくもないですし、教育部門に関しても批判的な声が存在しているのは耳にした事が在ります。でも、総合的には何処ぞの都知事よりは余程実務をこなしている様に感じますし、判り易い言葉で説明をしている様にも思うんです。小泉首相も就任当初は、”自分の言葉”で話す首相と言われていましたが、時を経ると同じフレーズの繰り返しなだけという事が判って来ましたし(笑)。
是々非々の姿勢で彼を見て行きたいと思っております。
これからも宜しく御願い致します。
・・・たいした金額じゃないから財政再建にもなんにもならないだろうに,と思うのですが
まさか、横浜市立の学校では大金が支払われてるの?
私の記憶に有る数字が古いのですが、平成元年頃1200円(1日)だったような。これでも他府県のヒトには「ええー?そんなにもらえるならお昼、食べられるよなあ」と言われました。
学校休業日は勤務時間の対象外。いただけるお金はたしかこれだけだったように記憶しています(それで部活で事故とかおきたら責任問題なんだもんなあ…)
中田市長、わたしもなかなかやるなあ~と思うんですよ。たまにTVにも出てくるけど、感じもいいですよね。何より、横浜市を変えて行こうという意気込みが現実に行動をともなっているところ。。実際に横浜市に住んでる人にはご不満もあるでしょうが・・
大阪市あたりではますますもって、うらやましいのではないでしょうか?
我が移住地、その昔、「市長とビールを飲んで語る会」とかいうのがあったんですよ。カレーじゃなくてね。笑。
そこで、何の意味があるのん?あほやな・・これは。。と、常々、不思議に思ってたことを述べたところ、
大声で返答されるには・・「あなた、何を言ってるんですか?おかしいというのは簡単かもしれないが、彼らがどんなに一生懸命にやってるのかわかってるんですか!」と、身を乗り出さんばかり。苦笑・・・
答えになってなかったので、ついもう一言、言ってしまいました苦笑
「・・・・。(~_~;) でも、ただの無駄ですよ。時間と経費の無駄使い。」
(だって、もう、小学校でたらこれくらいのことはわかるっという次元の問題なんだもん。。)
男の人はたぶんそうなんだろうけど・・感情が許さないみたい。あきらかに若い・・童顔の女が人生経験豊富な、恰幅のいい俺様にそんなことをいうなんて・・
そういう表情、態度がありあり。。
論理的な説明なし!そういえば、ヒューザーの社長見ると、この人思い出すんですよ。笑。。
世の中ほんとのことを言うのは難しい~(^_^.)
中田市長のメディアへの露出度は結構高いですよね。昔から彼に注目しておりましたが、自分を上手く演出し、それによって確実にステップアップして行っているのは御見事!という感じです。こう書くと非常に皮肉に感じられるかもしれませんが、こういった演出力っていうのも政治家にとっては重要だと思うんです。問題は演出力やパフォーマンス”だけ”に終わってはいけないという事。彼の場合は、その是非に付いては評価が分かれるでしょうが、総合的には行動力及びその内容は評価出来る様に自分は思います。
余所様の地域の事をどうこう言うのは僭越かもしれませんが、財政破綻に瀕している大阪にこそ、こういった大鉈を振るえる人材が必要なのではないでしょうか。
ヒューザーの社長は、馬鹿丁寧な口調の時と、国会で見せたゴロツキの様な口調の落差が激し過ぎ(笑)。もっと誠実さを見せて欲しいですね。
小さな田舎の村役場の友人のほうが選挙の度の休日手当が日当2万も超えていた・・・
本当に部活で事故おこったら、自腹斬らされ、へタスりゃやめないと・・・
学校の勤務の友人と旅行を計画しても、生徒指導おこれば当日キャンセルで休日でも学校や家庭訪問へ行ってしまう。
学校内での事故以外にも、登下校で何らかの事故がおこれば保護者への説明で大変そうである。
経営のコスト削減に目を奪われて、財政収入の事を考えてもらいたいものだ・・・
仙台市の生活保護を受けているのが1万人を突破したとか・・・最近ローカルニュースで出ていました。
若者の仕事の場所がないと・・・まずは財政収入UPを目指す人がTOPにたってほしいと思う。
前の知事さん、福祉の箱物つくりすぎ!
一年だけしかはいれいない、就職希望者への雇用促進住宅を山ほど作ってなにやってんの・・・福祉の専門家なら、考えてほしいもんだあ・・・コスト感覚!
異常に多い雇用促進住宅・・・
福祉の箱物つくりすぎて、維持費だけでも莫大なのに・・・福祉の箱物より、地震への災害への堤防などの整備を重点的にしてほしいと思う
目先のことより、未来に大切なこと見据えて物事に取り組んでほしいと思う。
教育関係の仕事に従事している知り合いが多い為、現在の教育界が置かれている環境をしばしば耳にする機会が在ります。自分が記事内で「社会通念上許容範囲の手当は残す事に異論は無い」という但し書きを入れたのも、実は教師をやっている知り合いの事が念頭に在ったからなんです。
彼は愚直な迄に生真面目な人間なのですが、「教師って仕事は手を抜けばこれ程楽な仕事は無いけど、真面目にやればこれ程大変な仕事は無い。」と語っていたのが印象に残っています。従来の教師が担っていた業務に加えて、近年では処理&作成しなければならない諸書類の数が大幅に増え、且つ本来は家庭が担う事柄(最低限の躾や社会常識を仕込む等。)を押し付けられた上、近隣社会からも何でもかんでも学校で対応せよとこれ又押し付けられると。部活動の顧問を担当すれば、確かに教員特殊業務手当は支払われるものの金額的には微々たるもので、それで土日が召し上げられたり、必要以上の責任を押し付けられるのだから、或る意味ボランティア活動と割り切らないと正直やってられないと苦笑まじりに話していました。ですから、教員特殊業務手当なんていうのは切り捨てる必要無い様に思っています。それよりは、明らかに教育者として不適格な教師を切り捨てる方が重要ではないでしょうか?
仙台市で生活保護受給者が1万人を突破したという記事目にしました。その前だったと思いますが、全国では生活保護受給者は100万人を突破したという記事も載っていましたね。歳入を増やす方策(安直に増税に頼るのは反対ですが。)を考えると共に、やはり歳出を出来るだけ切り詰める事を考えて欲しいです。あれだけ無駄を指摘されながらも、近隣に巨大な箱物が先頃完成しました。もっともらしい大義名分は掲げていますが、巨大な建物の中身は空間が目立ち、肝心なコンテンツも御寒い限り。職員の姿ばかり目立ち、肝心の利用者は殆ど居ない状態だとか。全く困ったものです。
記事ですが、私は横浜市から鎌倉市に昨年引っ越したのですが、あまりの差に驚いています。
横浜市は市民重視、鎌倉市は市重視という感じが否めません。
子育てされている方や、ペットとの暮らしは格段に横浜市のほうが住みいいですし、意見を言いやすい土台が出来ていると思います。
鎌倉は景観や自然に対する取り組みは前向きですが、
子育てや生き物に対する価値観はかなり世の中と逆行しているような・・・・。
個人的な意見になるので、大きく物事を捉えた場合たいした問題ではないといわれるのかもしれませんが。
経費節減という観点以外に理念のない人だと感じます。言葉は悪いけど、みみっちい人。もてないだろうな
おりがみ様へのレスで、「教育部門に関しても批判的な声が存在しているのは耳にした事が在ります。」としたのは、のりすけ様が御指摘の横浜市立大改革に付いて異論の声が結構上がっているのを耳にしたからなんです。何人かの御意見を拝読させて戴きましたが、納得出来る部分も在り、その意味で記事内でも「その内容に於いて評価が分かれる所も在ろう。」と書いた経緯が在ります。
時代を担う者達の教育というのは、国の根幹を成す重要課題。だからこそ、コストカットの部分だけで推し進めてはならないとは思うのですが、地方財政が破綻しては元も子も無い話でも在り、そのバランスは非常に難しいですね。
中田氏がもてるかどうかは判りませんが(笑)、彼が為政者としてベストで在るとは思わない一方で、他の有象無象の為政者よりは”ベター”ではないだろうかと、その行動力から自分は評価しています。勿論、是々非々で今後も見詰めて行きたいという気持と共にですが。
これからも宜しく御願い致します。