テーマ・パークが好きで、USJには過去に3度、東京ディズニーランドには1度、東京ディズニーシーには2度訪問している。唯、東京ディズニーリゾートを最後に訪れたのは、もう大分昔になる。“決して安くない入場料”と“余りに長い待ち時間”とのバランスを考えると、コスト・パフォーマンスの悪さを感じてしまったので。
「入場者数が増加し続けている。」という東京ディズニーリゾートだが、顧客満足度は下がり続けている。「日本版顧客満足度指数(JCSI)」の調査によると、2011年及び2012年は「2位」、2013年は「1位」、2014年は「2位」と常に上位に在ったが、2015年は「11位」と一気に下がり、以降、2016年は「27位」、そして昨年は「36位」に迄落ち込んでしまった。
そんな東京ディズニーリゾートに付いて、面白い記事が載っていた。
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「東京ディズニーリゾートには、何故蚊が居ないの?」(6月22日、ウェザーニュース)
東京ディズニーリゾートは、川やジャングル等、蚊が発生しそうな所が一杯在るのに、蚊を見たり刺されたという話を殆ど聞きません。どんな対策をしているのでしょうか?
「東京ディズニーランドではジャングルに川が流れ、トムソーヤ島ではカヌーも漕げますし、東京ディズニーシーは海がテーマなので水だらけ。然し、ゲストが訪れる水域では、濾過循環をしている為、蚊が発生しないのです。」と東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランド広報部は言います。蚊は水中に産み付けた卵が孵化してボウフラになり、更にボウフラが羽化して発生します。然し、水が濾過循環していると、蚊の卵もボウフラも生きていけません。其の為、東京ディズニーリゾートには蚊が居ないというのです。「其れでも、雨の後に水が溜まり易い場所は在ります。そういう所は日常的に目視点検をして、ボウフラが湧かない様にしています。何も特別な事をしている訳では在りません。」。(同広報部)
蚊は溜まり水で発生するので、溜まり水を無くせば、蚊の発生を抑える事が出来ます。庭の植木鉢の受け皿の水、如雨露に溜まった雨水、放置した空き缶に溜まった水等、蚊の発生源は身近に在ります。溜まり水を見付けたら、水を捨てましょう。然し、地域の防火用水や庭の池等、水を抜けない所も在ります。其の場合は、鯉や鮒、目高等を飼うと、蚊が生んだ卵やボウフラを食べてくれるので、蚊の発生源対策になります。日常的に目視点検をして、溜まり水を作らないという東京ディズニーリゾートの知恵を、貴方も生かしてはどうでしょうか。
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顧客満足度が下がり続けている東京ディズニーリゾートだが、裏では顧客の為に、こんな努力をしているのだ。
庭に水生植物の鉢を置いたので、ボウフラ対策にメダカを数匹入れて飼うことにしました。
ところが1週間ほどで姿が見えなくなってしまいました。
水が合わなくて死んだのでしょうか?
次に金魚すくい用の赤金を数匹買ってきて入れましたが、3日ほどでまたしてもいなくなってしまいました。
どうやら以前見かけたイタチの子供の餌になってしまったようです。
困ったものです。
以前、自宅に蚊が多く入り込んだ時期が在りました。「何でだろ?」と思って屋外を調べると、庭に置いていた大きな壺の中に雨水が溜まり、其の中に多くの卵が産み付けられた様で、大量のボウフラがうようよしていました。以降、壺は引っ繰り返して置く様に。
食物連鎖は自然界の常とは言え、小さな生き物が大きな生き物に捕食されるのは居た堪れない思いがしたりします。先日、或る番組で「生まれたカルガモの子供6羽が、3日間で3羽になってしまう様子。」が取り上げられていました。親ガモの先導で川を下って行く過程で、“敵”から捕食されてしまったのですが、一番驚かされたのは鯉に捕食されたシーン。雑食とは知っていたけれど、カルガモの子供を飲み込むとは・・・。