一昨昨日に行われたWBC決勝戦の視聴率を目にした際、野球ファンの一人として予想以上の高い数字が素直に嬉しかった。
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(平均視聴率)
関東地区 43.4%
関西地区 40.3%
名古屋地区 35.6%
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最初はその高い数字にに目が行っていたのだが、その後ふと思ったのは、「何で名古屋地区は他の地区に比べると数字が低いんだろう?」と。記憶違いで無ければ先の日韓戦(2次リーグ)の視聴率も、この3地区の中では名古屋地区が最も低かったと思う。
その理由を「名古屋学」の著者が、東京スポーツで次の様に述べていた。
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① 当日が御彼岸の最中だったという時期の悪さ。概して名古屋人は、冠婚葬祭という儀式を非常に重要視している為、TV観戦よりも墓参という人が多かったのではないか。
② 概して名古屋人は、形の無い物が苦手。何が起こるか判らない物は安心して見ていられないという傾向が強いと思われる。
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元名古屋人として言うならば、確かに名古屋という土地柄は封建的な面は在ると思う。だからこそ、旧習を尊ぶ土地柄というのは否定出来ず、その意味で①は納得出来てしまう。でも、②に付いては「ほんまかいな?」という気持ちが在ったのだが、マンネリと言われる一方で、それだからこそ安心して見ていられるとも言える紅白の昨年の視聴率が、最も高かったのは名古屋地区という指摘を目にすると、「なるほど。」と唸ってしまう所も在る。理由の真偽は別にしても、地域の特性というのは確かに在るのだろう。
さて、熱狂の内に幕を閉じたWBC。ふと気付けば、25日にはパ・リーグ公式戦が開幕という事で、あの熱狂をどれだけプロ野球人気の底上げに繋げられるかは、偏に選手個々のパフォーマンスの高さに懸かっていると思う。我々野球ファンも、彼等がより快適にプレー出来る環境作りに寄与する必要が在る。
とはいえ、WBCで素晴らしい活躍を見せてくれた日本チームの顔触れを見回した時、愛するジャイアンツから参加した選手が結果的には上原浩治投手しか居らず、「他の好選手達を敵に廻してジャイアンツが対抗して行けるのだろうか?」という不安を覚えるのも事実。セ・リーグ公式戦は31日から開幕という事で、如何に気持ちを高めて行くかが今の自分の課題かもしれない。
そこで、気持ちを高める意味合いからも今日は順位予想をしてみたいと思う。昨年の予想では、マリーンズの大躍進を的中させたものの(プレーオフでホークスを破って優勝する事迄は当て切れなかったが。)、想像していた以上のジャイアンツの大不振や、ゴールデンイーグルスの戦力を過大視していた事等、全体的な的中率は低かったと言わざるを得ない。今年こそは高い的中率にしたいと思う。(ジャイアンツに関しては、良い意味で予想が外れて欲しいとは思うが。)
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(パ・リーグ)
1位 マリーンズ
2位 ホークス
3位 バファローズ
4位 ライオンズ
5位 ファイターズ
6位 ゴールデンイーグルス
(セ・リーグ)
1位 タイガース
2位 ベイスターズ
3位 ジャイアンツ
4位 ドラゴンズ
5位 スワローズ
6位 カープ
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先ずパ・リーグに付いてだが、王監督の大ファンで在り、そして2年連続でプレーオフに泣いたチームへの判官贔屓な思いも在って、「ホークスのダントツ優勝!」と予想したい所。でも、WBCに於けるマリーンズの選手達の活躍(特に、全試合に亘る西岡剛選手の活躍は光った。)を見てしまうと、「今年のマリーンズはやはり侮れない。」と思わざるを得ない。ホークスは城島健司選手の抜けた影響は大きいと思われるが、「スモール・ベースボール」にどれだけ徹せられるかによっては、1位の可能性も充分在り得ると思う。
バファローズとライオンズの順位付けはかなり迷った。清原和博選手&中村紀洋選手という超大物選手が加入したバファローズ。正直、戦力的な面で清原選手に期待するのは酷だと思っている。でも、彼等の存在感が良い方向に働けば、チームに有形無形の”力”を与える可能性を在る。あくまでも昨年の数値だが、防御率自体はライオンズを上回っていたバファローズなので、攻撃の歯車が上手く噛み合えばという前提で3位とした。ライオンズは、松坂大輔投手以外の投手陣に不安を感じる為、4位とさせて貰った。
ファンの方には申し訳無いが、名将ノムさんを以ってしてもゴールデンイーグルスを最下位から”1年で”脱出させるのは極めて難しいと思う。従ってゴールデンイーグルスを最下位とし、残るファイターズを5位と予想した。
次にセ・リーグに移りたい。ジャイアンツ・ファンの1人としては、ジャイアンツの1位を声高らかに予想したいのだが、投打に亘ってタイガースの戦力が図抜けている様に思う。2位チームに、昨年以上の差を付けて優勝する事も充分在り得るのではないだろうか。
2位はベイスターズとした。昨年も書いた事なのだが、個人的に牛島和彦氏の監督しての能力を高く買っている。これから彼が、如何に精進して行くかにも当然懸かっているのだが、あの年齢での人心掌握術や采配面に関しての非凡さを評価して、今年は2位とした。
昨年は5位に終わったジャイアンツ。オフ・シーズンでの補強は、例年とやや異なる実戦的なもので在った事を評価して3位とした。しかし、これは希望的観測も大きく、本音で言えば4位に終わるのではないかという気もしている。2年の”休息”期間を経て、原監督がどれだけ大人になれたかが大きく影響するのではないだろうか。(特に仁志敏久選手との関係。)
元名古屋人としての郷愁、そして今年が創立70周年という記念すべき年でも在る事から、ドラゴンズをもっと高位置に予想したいのだが、投手陣に不安を感じる事と、それを補って余り在る程の打撃力とは思えないので4位とした。
「ドラゴンズ以上に投手力が落ちるのでは?」と考えたスワローズを5位にしたが、合併騒動時のヒーローで在る古田敦也氏が監督を兼任している事から、競った状況になった際の野球ファンからの応援が、チームにかなり味方すると思われ、その場合には一気にAクラスに入り込む可能性は捨て切れない。
新監督、それも外国人のマーティー・ブラウン氏を監督に迎えたカープ。(これ又、何度も過去に書いているのだが)決して豊富とは言えない資金力ながら、独自の発想と努力でチームを作り上げているこのチームに、自分は好感とリスペクトの念を持っている。だからこそ、最下位に据えるのは忍びないのだが、残念ながら総合面では他の5チームよりは劣るかなあという事で最下位とした。
はてさて、今年の予想は何処迄的中するものやら・・・。
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(平均視聴率)
関東地区 43.4%
関西地区 40.3%
名古屋地区 35.6%
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最初はその高い数字にに目が行っていたのだが、その後ふと思ったのは、「何で名古屋地区は他の地区に比べると数字が低いんだろう?」と。記憶違いで無ければ先の日韓戦(2次リーグ)の視聴率も、この3地区の中では名古屋地区が最も低かったと思う。
その理由を「名古屋学」の著者が、東京スポーツで次の様に述べていた。
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① 当日が御彼岸の最中だったという時期の悪さ。概して名古屋人は、冠婚葬祭という儀式を非常に重要視している為、TV観戦よりも墓参という人が多かったのではないか。
② 概して名古屋人は、形の無い物が苦手。何が起こるか判らない物は安心して見ていられないという傾向が強いと思われる。
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元名古屋人として言うならば、確かに名古屋という土地柄は封建的な面は在ると思う。だからこそ、旧習を尊ぶ土地柄というのは否定出来ず、その意味で①は納得出来てしまう。でも、②に付いては「ほんまかいな?」という気持ちが在ったのだが、マンネリと言われる一方で、それだからこそ安心して見ていられるとも言える紅白の昨年の視聴率が、最も高かったのは名古屋地区という指摘を目にすると、「なるほど。」と唸ってしまう所も在る。理由の真偽は別にしても、地域の特性というのは確かに在るのだろう。
さて、熱狂の内に幕を閉じたWBC。ふと気付けば、25日にはパ・リーグ公式戦が開幕という事で、あの熱狂をどれだけプロ野球人気の底上げに繋げられるかは、偏に選手個々のパフォーマンスの高さに懸かっていると思う。我々野球ファンも、彼等がより快適にプレー出来る環境作りに寄与する必要が在る。
とはいえ、WBCで素晴らしい活躍を見せてくれた日本チームの顔触れを見回した時、愛するジャイアンツから参加した選手が結果的には上原浩治投手しか居らず、「他の好選手達を敵に廻してジャイアンツが対抗して行けるのだろうか?」という不安を覚えるのも事実。セ・リーグ公式戦は31日から開幕という事で、如何に気持ちを高めて行くかが今の自分の課題かもしれない。
そこで、気持ちを高める意味合いからも今日は順位予想をしてみたいと思う。昨年の予想では、マリーンズの大躍進を的中させたものの(プレーオフでホークスを破って優勝する事迄は当て切れなかったが。)、想像していた以上のジャイアンツの大不振や、ゴールデンイーグルスの戦力を過大視していた事等、全体的な的中率は低かったと言わざるを得ない。今年こそは高い的中率にしたいと思う。(ジャイアンツに関しては、良い意味で予想が外れて欲しいとは思うが。)
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(パ・リーグ)
1位 マリーンズ
2位 ホークス
3位 バファローズ
4位 ライオンズ
5位 ファイターズ
6位 ゴールデンイーグルス
(セ・リーグ)
1位 タイガース
2位 ベイスターズ
3位 ジャイアンツ
4位 ドラゴンズ
5位 スワローズ
6位 カープ
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先ずパ・リーグに付いてだが、王監督の大ファンで在り、そして2年連続でプレーオフに泣いたチームへの判官贔屓な思いも在って、「ホークスのダントツ優勝!」と予想したい所。でも、WBCに於けるマリーンズの選手達の活躍(特に、全試合に亘る西岡剛選手の活躍は光った。)を見てしまうと、「今年のマリーンズはやはり侮れない。」と思わざるを得ない。ホークスは城島健司選手の抜けた影響は大きいと思われるが、「スモール・ベースボール」にどれだけ徹せられるかによっては、1位の可能性も充分在り得ると思う。
バファローズとライオンズの順位付けはかなり迷った。清原和博選手&中村紀洋選手という超大物選手が加入したバファローズ。正直、戦力的な面で清原選手に期待するのは酷だと思っている。でも、彼等の存在感が良い方向に働けば、チームに有形無形の”力”を与える可能性を在る。あくまでも昨年の数値だが、防御率自体はライオンズを上回っていたバファローズなので、攻撃の歯車が上手く噛み合えばという前提で3位とした。ライオンズは、松坂大輔投手以外の投手陣に不安を感じる為、4位とさせて貰った。
ファンの方には申し訳無いが、名将ノムさんを以ってしてもゴールデンイーグルスを最下位から”1年で”脱出させるのは極めて難しいと思う。従ってゴールデンイーグルスを最下位とし、残るファイターズを5位と予想した。
次にセ・リーグに移りたい。ジャイアンツ・ファンの1人としては、ジャイアンツの1位を声高らかに予想したいのだが、投打に亘ってタイガースの戦力が図抜けている様に思う。2位チームに、昨年以上の差を付けて優勝する事も充分在り得るのではないだろうか。
2位はベイスターズとした。昨年も書いた事なのだが、個人的に牛島和彦氏の監督しての能力を高く買っている。これから彼が、如何に精進して行くかにも当然懸かっているのだが、あの年齢での人心掌握術や采配面に関しての非凡さを評価して、今年は2位とした。
昨年は5位に終わったジャイアンツ。オフ・シーズンでの補強は、例年とやや異なる実戦的なもので在った事を評価して3位とした。しかし、これは希望的観測も大きく、本音で言えば4位に終わるのではないかという気もしている。2年の”休息”期間を経て、原監督がどれだけ大人になれたかが大きく影響するのではないだろうか。(特に仁志敏久選手との関係。)
元名古屋人としての郷愁、そして今年が創立70周年という記念すべき年でも在る事から、ドラゴンズをもっと高位置に予想したいのだが、投手陣に不安を感じる事と、それを補って余り在る程の打撃力とは思えないので4位とした。
「ドラゴンズ以上に投手力が落ちるのでは?」と考えたスワローズを5位にしたが、合併騒動時のヒーローで在る古田敦也氏が監督を兼任している事から、競った状況になった際の野球ファンからの応援が、チームにかなり味方すると思われ、その場合には一気にAクラスに入り込む可能性は捨て切れない。
新監督、それも外国人のマーティー・ブラウン氏を監督に迎えたカープ。(これ又、何度も過去に書いているのだが)決して豊富とは言えない資金力ながら、独自の発想と努力でチームを作り上げているこのチームに、自分は好感とリスペクトの念を持っている。だからこそ、最下位に据えるのは忍びないのだが、残念ながら総合面では他の5チームよりは劣るかなあという事で最下位とした。
はてさて、今年の予想は何処迄的中するものやら・・・。
これまで2年間「阪神優勝、巨人最下位」ってブログのタイトルでやってきましたが、WBCを通じて考えが変わりました。
WBCのない年は球団対抗の世界一決定戦をやって欲しいという願いと、その世界一決定戦を阪神タイガースが制覇して欲しいという願いを込めてこのタイトルにしました。
リンクとか貼っておられる方にはお手数ですが、変更をお願いいたします。
>ここまでは自分のブログのコピペですが、アンチ○○ってのは卒業します。これからは是々非々主義でいきます。
それはさておき
引用写真のミスター赤ヘル
このさわやかなお兄ちゃんがあんな醜悪な姿になるとは
・・・時間の流れは残酷です。
ジャイアンツ最下位予想なんで怒られるかなぁ・・・。なんて思ったんですが。
これから半年楽しめそうです。
いや、ホント野球って素晴らしい。
管理人さんにならって、順位予想をしてみました。
最近、あまりプロ野球に熱心ではないので、すべてのチームの状況が分かっているわけではないのですが、そこは適当に(笑)
野球シーズンを楽しみたいと思います。
パリーグはマリーンズとホークスが頭一つ抜けている印象ですね。素人目ですが、どうしてもこの2チームに絞らざるを得ません。
逆に3位争いは面白そうですね。不安要素はどこも抱えているだけに、昨年最下位に甘んじたイーグルスが滑り込めるかなという興味も無くはありません。
セリーグはどこが優勝してもおかしくないですね。ドラゴンズ、タイガースが優勝候補の筆頭だとは思いますが、どこも潜在能力がありそうで、混沌としそうです。
やはり予想は楽しいですね。
当然、2つに分かれるでしょうね。
でも、上原・松坂両投手は本場メジャーの球場で世界の強豪と戦った故益々行きたくなったのでは・・・
今年のセ・リーグはワカリマセンよ!!
各チーム、補強やレベルアップしていますしね。
ドラ最下位なんて事もあるかも・・・
よろしければ見に来てやって下さい。
(元名古屋人のドラファン)
セ・リーグの開幕試合はどんな展開になるのか!?
楽しみデス♪
ただ一つはっきりしているのはカープが最下位になる事でしょうか(爆)。評論家・スポーツ紙記者・解説者。殆どの方々がカープを5位か最下位にご推薦下さっています。実際、そうでしょうね。今年のオープン戦も一時期は十二球団中首位に肉薄する2位でしたが終わってみると……。うーん、打線“だけ”はセ・リーグトップレベルなんですが(苦笑)
私は今年の日本シリーズ、ジャイアンツとホークスの対戦のような気がします。そして日本一はホークス。(giants-55さんには申し訳ないのですが)。セはやはり連覇は難しいので阪神を優勝から外しました。
中日も上位にくるとは思いますが優勝となると……。パは今度こそ、ホークスがプレーオフを制するのでは。でもロッテや、やけに下馬評が低いファイターズも気になります。
パはとうとう開幕しました。セももうじき。私達ファンはこの「野球が見れる幸せ」「好きな球団を応援できる幸せ」を噛みしめなければならないでしょう。一昨年の合併騒動は“唐突”でした。今年、同じ事が起こる可能性がゼロとは言い切れません。
「野球が見れる」「好きな球団を応援できる」それは当たり前なようで気づかないけどとてもとても幸せな事。私達はこの幸せを噛みしめ、またそれが天から無条件に与えられた物でない事を今一度再認識すべきだと球春の訪れた日に思います。
一昨年も前年と変わらぬようにペナントレースは開幕していました。
12チームの戦力を見渡した時、タイガースは磐石の様に思うのですが、このブログにも何度か登場して貰っている熱きタイガース・ファン(最近では冷めたタイガース・ファンとの事ですが(笑)。)の後輩曰く、「投手陣に不安が在る。」と。やはり、己が贔屓のチームだと傍目で見るよりも、どうしても穴を感じてしまうのでしょうかね。ジャイアンツなんぞと比べると、完璧なチームだと思うのですが(^o^;;;。
球界を盛り上げる為にもゴールデンイーグルスには頑張って貰いたいのですが、開幕2試合を見る限りでは、流石のノムさんを以ってしても最下位脱出は難しいなあと思ってしまいました。ジャイアンツと同じく、今季は来季に繋がる戦力育成(熟成)の1年ではないかと。
そして、カープの評価を書く際には、毎度毎度higu様には申し訳ないと思っています(^o^;;;。あれだけ真摯にチーム作りをしているカープなので、何とかより上になって貰いたいのですが・・・。