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・アポロ11号:1969年7月20日、史上初めて人類による月面着陸に成功したアポロ宇宙船、及び其のミッションの名称。
・ファミコン(ファミリーコンピュータ):任天堂より1983年7月15日に発売された家庭用ゲーム機。
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其の実態に付いては異論&反論在る様だが、昔、「アポロ11号に積載されていたPCの処理能力は、ファミコンの其れよりも劣っていた。」というトリヴィア・ネタを知って、非常に驚いた。「史上初めて人類による月面着陸。」という大偉業を成し遂げたアポロ11号、其の基幹部のPCが、処理能力的にはファミコンより劣っていたというのは、凄く意外だったので。14年という月日は決して短くは無いけれど、でも滅茶苦茶長いとも言えない。そんな月日の長さでも、驚くべき程の技術革新が起こっていたのだ。
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・AGI(汎用人工知能):人間が実現可能なあらゆる知的作業を理解・学習・実行する事が出来る人工知能。
・ASI(人工超知能):「人類の叡智を10倍上回る。」と言われる「AGI」に対し、ASIは「人類の叡智を1万倍上回る。」とも言われている。
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週刊現代(10月5日&12日号)に、技術革新に関する記事が載っていた。
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・「遅くとも今後十数年の間に、私達はAGI(汎用人工知能)、そしてASI(人工超知能)の誕生に立ち会うでしょう。AIが既存の社会秩序や国家間の軍事バランスさえも崩壊させてしまう、先の読めない時代が遣って来るかも知れません。」。
・AGIやASIを多くの企業が応用する様に成れば、技術革新が彼方此方で起こり、完全自動運転や超高速通信、火星等への星間輸送といった、技術的ハードルの多い未来のテクノロジーも早回しで実現するだろう。一方で、AIが発達・普及するに連れ、ネックと成るのが莫大な消費電力だ。「レヴェル1」のChatGPTでさえ、街1つ分の電力を食う。「AGI・ASIは、アメリカの全電力の2~3割を消費する。」との予測も在る。
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「AIに注ぎ込む莫大な消費電力を賄うべく、『核融合発電の実用化』に着目し、巨額の出資をしている企業。」の存在も記されていた。
非常に興味深かったのは、「1999年→2024年 技術はこう変わった」という、25年間での技術面の対比をした記事。
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① パソコンの性能
CPU(インテル)の速度:300MHz→3,200MHz(凡そ10倍に。)
2020年代のパソコンやスマホは、1990年代~2000年代に大学・研究機関等で利用されていた世界最速のスーパーコンピュータを上回る計算能力を持つ。
② 記憶媒体の容量:1万円で買える容量は、1999年がSDカード(64MB)に対し、2024年はHDD 2TB。(3万1,250倍に。)
SDカードは当時最新・最小の記憶媒体としてもて囃された。現在ではTV番組を1時間録画するだけで、約10GB(1万MB)の容量が必要に成る。
③ 通信速度:1999年は2G通信(25Kbps)だったのに対し、2024年は5G通信(10Gbps)に。(40万倍に。)
1999年にNTTドコモが開始した初期の「ⅰモード」は文字情報が主体で、画像の遣り取りは出来なかった。インターネットも2000年頃迄ダイヤルアップ接続(アナログ)が主流だった。
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