子供の頃、街中には"個人が経営する営業写真館"が普通に在った。今はチェーン展開するタイプが殆どで、個人が経営する営業写真館というのは珍しいだろう。
そんな個人が経営する営業写真館というと、「店先のショー・ウインドーに、其の店舗で撮影された(と思われる)写真が飾られている。」のが普通だった。家族での記念撮影だったり、子供の七五三写真だったり、赤ちゃんの写真だったりというのが飾られていたっけ。
フリー・アナウンサーの垣花正氏(52歳)がラジオ番組で、自身が赤ちゃんだった頃の写真が、営業写真館のショー・ウインドーに飾られていた事を話していたのだが、何と其の写真は「当時、生後100日程の彼が、ポコチン丸出しの大股開き状態の物だった。」そうだ。「そんな写真をショー・ウインドーに飾るって、今じゃあコンプライアンス的に考えられないよね。」と垣花氏は笑って話していたけれど、其の通りだろう。
ペドフィリアの性嗜好を有する人も存在するので、赤ちゃんや幼子とはいえ、性器を露出した写真や映像を公の場で見せるというのは御法度だが、大昔は営業写真館のショー・ウインドーのみならず、TV番組でも結構映し出されていた記憶が在る(赤ちゃんや幼子に限る話だが。)。そういう大昔の映像が流される場合、今では確りと"暈し"が入れられているのだが、性器だけでは無く、顔にも暈しが入れられている場合も在ったりする。其れは"個人情報保護"の観点からなのだろうが、性器の暈しは判らないでも無いけれど、今や中高年と成っているで在ろう"元赤ちゃんや元幼子"の顔に暈しを入れ、「個人情報を守ってますよ!」というのは、何か間抜けな感じがするのだが・・・。