TBSラジオで放送されている番組「金曜ワイドラジオTOKYO えんがわ」。8日放送では、自動改札機を取り上げていた。
回転寿司(1958年)やインスタントラーメン(1958年)、カップ麺(1971年)等、"大阪発祥の技術&商品は結構在るが、自動改札機もそうなのは知っていた。でも、「光学読み取り式改札機が1967年3月1日、京阪神急行電鉄(現・阪急電鉄)千里線の北千里駅で、定期券専用自動改札機として、世界で初めて採用された。」というのを、今回初めて知った。此れよりも少し後に成るが、自分が幼かった頃は、「改札口で駅員が、硬券切符を改札パンチでカチャカチャと音をさせ乍ら"切って"いるのが普通の光景だった。」ので、「そんな早くに、自動改札機が使われていたの!?」と驚き。
1970年の"大阪万博"を控え、「改札口の混雑を、世界の人々に見せるのは不味い。」という事で、光学読み取り式改札機が開発、そして1967年に導入。「当時、北千里駅には10台が設置された。」というから凄い。(導入当初は物珍しさから、却って改札口は混み合ったそうだが。)
で、此の光学読み取り式改札機を開発したのが「立石電機株式会社」、今の「オムロン」。そういう経緯も在ってか、「同社は現在、自動券売機を始めとする駅構内のシステムで、国内シェアNo.1の座に在る。」のだそうだ。