ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

監督責任も問われるべき

2012年07月10日 | 時事ネタ関連

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「体育大会でリンチ・・・自殺中2虐め、138回答」(7月9日、読売新聞

 

大津市で昨年10月、市立中学2年の男子生徒(当時13歳)が自殺した問題で、市教委が自殺直後に全校生徒(約860人)に行ったアンケートの回答からは、生徒が受けた激しい虐めの実態や、心配する同級生等の前で平静装って耐える様子等が浮かび上がって来る。

 

市教委は、虐めを示す回答計335件の半数近くを「確証が持てなかった。」として公表していなかった。虐めを止められなかった学校側の対応に、改めて批判が集まりそうだ。

 

回答の内「暴力」に関する記述は138件在り、「トイレで殴られた。」、「廊下で御腹を蹴られた。」、「鉢巻きで首を絞められた。」、「体育大会で集団リンチの様な物に遭っていた。」等と書かれていた。

 

「金銭要求。」は13件、「万引きをさせられた。」が11件。自殺の練習をさせられるといった「暴言・嫌がらせ。」は173件で、「御前の家族全員死ね。」と言われたり、死骸を食べさせられそうになったりし、顔に落書きされたとの回答も在った。

 

昨年の夏休み明けから始まったと見られる虐めは、次第に激しくなり、生徒の異変に気付いた同級生も居た。「虐められているのを隠すかの様に、辛そうな笑顔をしているのを何度も見た。」、「口数が減っていた様な気がした。」等の他、「2学期の中間テスト(死亡の直前)の頃、極端に元気が無かったので心配した。」との記述も。

 

生徒は、目の下に出来た青痣に付いて「自分で殴った。」と説明。同級生には「大丈夫。」と言って平静を装っていたと言う。

 

一方、回答から見える学校側の対応は殆ど無策だった。「(生徒が)担任に泣き乍ら電話したが、翌日、担任から、加害者とされる生徒等の前で『大丈夫か。』と尋ねられ、『大丈夫。』と答えていた。」とした後、「虐めている人の前で聞くのはおかしい。」との教師批判も書かれていた。

 

教諭等が「見て見ぬ振り。」をしていたとの指摘は、伝聞で15件。生徒への暴力や虐めは教室、廊下、校庭等人目に付き易い場所でも在ったとされるが、生徒からのSOS、同級生等が気付いた生徒の異変は学校側に届かなかった様だ。

 

虐めを示す回答335件の内、昨年11月に市教委が記者会見で明らかにしたのは、同級生等が実際に見聞きし、記名が在った内容のみで、約半数。市教委は伝聞や無記名の回答は追跡調査が難しかった。加害者とされる生徒に、教育的配慮から確認出来なかった内容も在る。としている。

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此の件に関してネット上では、様々な“情報”が飛び交っている。流言飛語も少なくないで在ろうから、何処が事実で、何処迄がデマなのかは判らないけれど、“話半分”にしても加害者の少年達がした行為は許し難いし、地獄の日々を送った挙句、自らの命を絶たざるを得なかった被害者少年の心中を思うと、堪らない気持ちになる。

 

6年間の記事「報道の在り方」の中で「マスメディアが『未成年の買春』を『援助交際』、『中高年への暴行』を『おやじ狩り等と面白おかしく言葉遊びしている事で、事の悪質さや問題性を薄れさせているのではないか?」と書いた。今回、加害者少年達の言動は「虐め」なんてレヴェルでは無く、「脅迫」や「暴行」といった犯罪行為だ。マスメディアが「虐め」なんていうオブラートに包んだ表現を垂れ流すから、事の悪質さが見え難くなってしまっていると感じる。

 

話を元に戻すが、担任は虐めを知り乍ら、黙認していたと言われている。加害者少年達に対して笑い乍ら、「御前等、程々にしておけよ。」と言ったという話が事実“ならば”、此の担任は教師としてだけで無く、人間としても失格だろう。虐め問題を野放しにしていた学校、そして事勿れ主義終始しているとしか思えない教育委員会も“”だ。教育委員会は「加害者とされる生徒に、教育的配慮から確認出来なかった内容も在る。」と言ったそうだが、加害者には教育的配慮が必要だけれど、被害者には教育的配慮は不要という事か?

 

少なからずの生徒達が、被害者少年に対する激しい虐めを知っていた様だ。「知っていたのならば、何故救う方向に動かなかったのか?」という思いも在るけれど、「虐められている人間を庇うと、今度は庇った人間が虐められる側に回ってしまう。其れを恐れて皆、見て見ぬ振りをする。」というのが“虐めの構図”として在り(大人の社会ですら、こういう事が在ったりするし。)、黙りを決め込んでいた彼等を真っ向から批判する気持ちにはなれない。

 

加害者の少年達は被害者の少年が亡くなって以降、死者を愚弄する様な言動を続けていたと言われている。又、加害者の親族の中には「(少年が亡くなった事で責められる)自分達こそが被害者だ。」と言った者や、ネット上で加害者少年を擁護する記事をアップした者も居るとも。上記した様に、こういった件では概して流言飛語が飛び交うものなので、何処迄が事実なのかは判らない。だが、もし事実“としたら”、人として許せない。

 

少年法の存在意義」は否定しないけれど、「余りにも悪質な少年犯罪の場合は、少年法を当該させずに重罰科す。」事が在っても良いと思っている。「人を死に追い遣った上、死後も反省無きに、死者を愚弄する。」なんて事は、遺族の気持ちを考えると容認出来ないから。

 

又、自分の子供が人を死に追い遣ったという“悪質さ”を考えると、親の監督責任は問われて然る可きではないか?我が子及び我が身可愛さから、「自分達こそが被害者だ。」なんて訴えるのは、言語道断で在る。

 

加害者の少年達、そして監督責任を怠った親達は、重罰が科せられて良いと思っている。だがしかし、其れは「法に基づく重罰」でなければならない。ネット上には加害者少年達及び其の親達(とされる)個人情報が、此れでもかと許りにアップされている。彼等の写真の他に、氏名や住所、電話番号、会社名等々。義憤駆られてアップした人も居るのだろうが、面白半分にアップしている者も多い様に感じる。

 

「本当に、当人達に関する物なのか?全く無関係な人物の物を、アップしているのではないか?」という懸念以上に、面白半分は論外だが、仮令義憤に駆られてアップしたにしても、彼等がアップする権限は在るのか?理由はどうで在れ、こういう行為は加害者少年達がしていた“集団リンチ”と何等変わらないのではないか?と感じてしまう。加害者少年達、そして其の親達に対する激しい怒りは自分も在るし、義憤に駆られる気持ちも判らないではないけれど、「同じ穴の貉」になってはいけない。自制して、法による裁きを見守り、万が一軽過ぎる処分となった場合には、1人の国民として声を上げるべき。だ。


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気が重くなる事件 (悠々遊)
2012-07-10 22:14:36
こういう事件や凶悪犯罪が起きるたびに、死刑廃止を支持する身としては忸怩たる思いがあります。

近代国家は仇討ちを野蛮な行為と決め付け、個人から復讐の機会を奪い、代わって国家による代理殺人を許可しました。死刑制度ですね。

死刑制度があっても犯罪の歯止めにならないのなら、いっそ仇討ちを制度化して復活させてはどうかという気もします。

裁判は今までどおりに行うが、判決が出れば罪の重さに応じた罰を下すのは、被害者遺族が望めば彼らの手に委ねる、というものです。
例えば極刑と判決が出た場合、被告を終身刑にするか死刑にするか、死刑の場合執行を国に委ねるのか自分たちの手で行うのか。

利害関係に無い他人に事務的に罰を受けるより、被害者遺族から恨みを込めた罰を受けるほうが、加害者の心理としてはより厳しいのではないかと思うからです。

以上、論点をすり替えてしまいました。悪しからず。

少年法の趣旨は簡単に言えば、未熟な精神の持ち主には更生の機会をより多く、ということなのでしょうが、昨今の少年による犯罪を見るにつけ、精神の未熟さゆえの犯罪と言うより、未熟さを装った狡猾な犯罪と感じることが多々あります。
昔に比べ情報量も多く世間ずれしてしまったせいでしょうか。少年たちをそのようにしてしまったのは、大人たちが「悪い」お手本を見せているからに他ならないのですが。
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>悠々遊様 (giants-55)
2012-07-11 00:58:47
書き込み有り難う御座いました。今回は、此方にレスを付けさせて貰います。

「法解釈に、『感情』を挟ませるか否か?」に関して言えば、自分は「挟ませて良い。」と思っています。飽く迄も条文に記された範囲ででは在りますが、余りに悪質な犯罪の場合には「過去の判例」に捉われず、極刑を科して良いと。こう書くと重罰化許りが念頭に在る様に感じられるかもしれませんが、永山則夫元死刑囚の如く、其の生い立ち等に斟酌すべき点が在る場合は、逆に情状酌量が在って良いとも。法律が人間社会を縛る規範で在る以上、100%杓子定規に適用するのもどうかという気がしております。

「昨今の少年による犯罪を見るにつけ、精神の未熟さゆえの犯罪と言うより、未熟さを装った狡猾な犯罪と感じることが多々あります。」、此れは全く同感。「少年法で守られた身で在る事。」を十二分に認識した上で、凶悪犯罪を為したとしか思えない少年が結構見受けられますからね。同様に「『精神的な面』を逃げ道にして、減刑を図ろうとしている容疑者及び其の弁護人。」というのも、昨今は増えている様にも感じられ、こういうケースには強い憤りを感じます。

デヴィ夫人が自身のブログで、今回の加害者少年達及び其の親、そして担任教師と“言われている”者達の個人情報(写真や名前等。)を晒しているとの報道を目にしました。記事でも書いたけれど、此れでは加害者達の行った“集団リンチ”と何等変わらない。又、懸念している様に全くの誤情報が正しい情報として拡散されて行く懸念も在ります。

こういった遣り方に対し諸手を挙げて賛成している人達は、自分が“誤って”晒される側に回り、幾ら「誤情報だ!」と指摘しても、一顧だにされない儘、誤情報が拡散されて行くという可能性を、想像する事も出来ないのだろうか?
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考えがまとまらず (あみーご長嶋)
2012-07-11 09:11:31
息子と同い年の子が起こした事件なので
非常に複雑な気持ちで、テレビの続報を見ています。

当初は、購読している複数のブログで
この事件について書かれたものがなかった。
書きにくいテーマなのだなと思っていた。
自分が書いても、TBしたとおり
非常にまとまりのない記事になってしまった。
(駄文ごめんなさい)

加害者少年を擁護したものについては
あるだろうけど読んでいません。

どこまでが事実なのか
だんだん分からなくなってきました。
おおむねgiants-55さんの意見には
同意しますが
いまだ考えがまとまりません。
いずれにしても他人事じゃありません。
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ただ「旬の話題」であるというだけ (青空百景)
2012-07-11 12:58:38
だと思うのです。
ネット上で騒いでいる人達の殆ど全てにとって。
「誰憚ることなく叩ける相手、石を投げつけられる相手、罵倒できる相手」を見つけたので、熱中して面白がっているだけのこと。
学校でのいじめはこの学校だけで起きている訳ではありません。騒いでいる人達の一体何人が、自分の身近でのそういう事例に関心があるものやら。
奥田英朗氏が「中学生のいじめと死」をテーマにした小説『沈黙の町で』を朝日新聞朝刊に連載していましたが、明日12日に最終回を迎えます。
思春期の少年少女達の微妙で隠微な人間関係を、外部の大人が全て知ることなど決してできない。大津市の件についても、赤の他人が張り切って正義漢づらをしたり、「こんな酷いことをする連中は心底悪党に決まっている」と思い込みたがったりすることの危うさを感じています。
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だめな組織 (AK)
2012-07-12 00:11:30
コンプライアンスのなんたら~とかマネージメントの~だと「ダメ組織」の見本にされそうですね。
最悪の事態(あんな強制捜査初めて見た)を招いた。

ところでネット上・テレビ上(ウッカリミス?)には「加害者」「加害者の電話番号」「加害者の親の名前・素性・写真」等が出ているようですね。私も目にしました。本物なのか良く分からないですが、それを支持し、あるいは面白がっている人が多い。
「加害者」が本物なら、正直全く同情はしない。誤りだと気の毒と思う。私もgiants55さん同様にその行為は加害者のやっていることと同じか、それ以上と思う。しかし「倍返しだな」と思う自分もいるのです。強制捜査されている学校関係者にもPTAにもざまあみろと思わないでもない。所詮私はそういう人間ですし、「必殺シリーズ」みたいなえげつない殺され方をされればよいのになと心のどこかでも思っているのです。
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おっとうっかり (AK)
2012-07-12 00:13:17
途中で送ってしまいました。申し訳ありません。

思うのですが、この学校有名になりすぎて、卒業生が恥ずかしくて出身校を言えなくなってしまったのではないでしょうか。数年は影響あるでしょう。
そういう意味でも学校経営の観点で「最悪」でした。
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ゆかりある地で起こったことゆえ、長文です (ぷりな)
2012-07-12 00:31:44
自分に数年前に住んでいた市で起きた事件でもあり、報じられて以来注視していました。

学校の保護のもとで、今回のケースをはじめ、本来なら暴行・傷害・恐喝・窃盗・器物損壊・名誉棄損、あるいはこれらの行為の教唆罪で逮捕されそうなレベルの行為も、「警察に売るべきではない」という風潮があり、「いじめ」ということで済まされてきたように思います。遺書に加害者の名前と具体的な行動、日時が記載されていてもなかなか警察に引っ張られはしない。類似の事件は、検挙されていないだけで相当あるのではないでしょうか。

>担任は虐めを知り乍ら、黙認していたと言われている。加害者少年達に対して笑い乍ら、「御前等、程々にしておけよ。」と言ったという話が事実“ならば”、此の担任は教師としてだけで無く、人間としても失格だろう
兄貴分的と言われる人の中には、自分が気に入ったあるいは見込んだ者に対しては親切だが、それから外れた人には冷淡に接したり、目下の者の言動を咎めなければならないような場合(リブ的な人だけでなく、普通の人でも「問題あり」「言語道断」と感じるレベル)でも、「咎め立てするのは無粋」として放置したりすることを、「義侠心」や「兄貴分的振る舞い」だと履き違えているきらいのある人もいます。
また、加害者のほうが被害者よりも組織にとって利益があると判断されれば、組織は加害者を守ろうとすることも大人社会では往々にしてあります。

しかし、学校教育・家庭教育においては、「人生の中では遅かれ早かれ現実に触れざるを得ないけれど、必ずしも原則通りではないことはすんなり入って来ても、原則は身に着けるのが大変だから、『望ましいあり方』というのは早い段階で教えるべき」です。今回の事件における加害者の親族や学校・教育委員会等の対応は、ことごとくそれと真逆のことをしているように見えます。

こういう事件が起こるたびに公教育側が隠蔽しようと画策するのは、任期中にいじめが発生すると、監督責任を問われて減給等の処分を受けることを恐れるが故だとも聞きます。毅然とした心を教育関係者には求めるのはもちろんですが、「いじめが発生したら迅速に調査して毅然とした対応をし、経過を逐次各方面に報告するようにしたら評価される」というシステムにすべきだと考えます。

ネット上に加害者とされる人物の姓名や顔写真がアップされているようですが、もし全く無関係の人物であったとしたら、取り返しのつかないことになるのではという懸念もあります。本当にこれらの人物が加害者だとしても、義憤に駆られてアップしたにしても、「彼等がアップする権限は在るのか?自制して、法による裁きを見守り、万が一軽過ぎる処分となった場合には、1人の国民として声を上げるべきだ」というご意見に賛成です。
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>あみーご長嶋様 (giants-55)
2012-07-12 01:23:15
書き込み有り難う御座いました。記事(http://members2ami-go.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/post-f757.html)をトラックバックして下さった様ですが、不具合が生じているのか、此方の方に届いておりませんでした。済みません。

あみーご長嶋様の記事でも触れておられましたが、デヴィ夫人が自身のブログの中で、今回の事件の加害者少年達及び其の親族達と“称する”人々の個人情報(名前や写真、会社名等。)を載せていますね。許し難い言動に対する義憤なのかもしれないけれど、事実かどうかも定かではない個人情報を、(恐らく)全く検証する事も無しに、「全て事実。」と許りに載せるのは、影響力が在る人間として取るべき形なのだろうか?生活保護の件で問題となった芸人に対し、メディアで糾弾し続けた某女性議員もそうだけれど、「影響力の在る人間がネット上に垂れ流された情報を検証する事も無く、其の儘拡散させる。」というのは、非常に問題が在ると思います。実際問題、件の女性議員は過去、そして今回の件でも“誤報”を拡散させたにも拘わらず、其の事で謝罪すらしていない。
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>青空百景様 (giants-55)
2012-07-12 01:29:33
書き込み有り難う御座いました。今回は、此方にレスを付けさせて貰います。

「『誰憚る事無く叩ける相手、石を投げ付けられる相手、罵倒出来る相手』を見付けたので、熱中して面白がっている。」、こういう事は今に始まった事では無いのですが、インターネットが普及した事で、より大々的に此の手の“集団リンチ”が行われる様になった。又、「仮想敵を作り上げ、其れをバッシングする事で多くの支持を集める。」という“小泉手法”が成功した辺りから、集団リンチの輪が広がって行った様にも感じます。
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>AK様 (giants-55)
2012-07-12 01:41:24
書き込み有り難う御座いました。

加害者少年達の愚劣さは言う迄も在りませんが、今回の件に関係している大人達、加害者少年達の肉親だったり、担任教師だったり、学校関係者だったり、教育関係者だったリガそうですけれど、其の言動が「成熟した人間とは思えない愚劣さ」に満ちているのが、堪らなく哀しい。

「文章に記された個人情報を黒く塗り潰して放送するも、薄っすら透けて見えてしまった。」というのはフジテレビの事だそうですが、彼れは本当にうっかりミスなのだろうか?余りに御粗末過ぎて、意図的にしたのではないかという気すらしています。韓流放送の問題等で、所謂「ネット市民達」から猛反発を食らった同局だけに、彼等が賛意を示しそうな「集団リンチの為の起爆燃料」を態と流したのでは・・・というのは深読みし過ぎでしょうか。
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