女性が７割超

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「『ＡＹＡ世代』の癌、女性が７割超　乳癌や子宮頸癌多く」（１１月１５日、朝日新聞）

３９歳以下の癌の診療状況を調べた報告書を、国立がん研究センターと国立成育医療研究センターが１５日、発表した。１５～３９歳のＡＹＡ世代（思春期と若年成人）の癌患者数に付いては、女性が７割超を占めた。

小児（０～１４歳）やＡＹＡ世代の癌は、中高年とは癌の種類の傾向や患者が抱える課題が異なる。ＡＹＡ世代は、妊娠等のライフ・イヴェントに応じた体制整備が求められている。

今回は、全国の癌診療連携拠点病院等の専門施設８６０ヶ所で、２０１８年～２０１９年に癌と診断された人を対象に調べた。６万２千人分を分析すると、小児癌は男性が５４％で女性より稍多かったのに対し、ＡＹＡ世代は女性が７７％と男性を上回った。２０歳を過ぎると、年齢と共に女性の割合が増加していた。ＡＹＡ世代の女性では、乳癌と子宮頸癌が多かった。

国立がん研究センター院内がん登録分析室の石井太祐さんは、「患者のライフ・ステージに応じたサポートが、各病院で行われる事に繋がって欲しい。」と話す。

報告書は、同センターのホームページで見る事が出来る。
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「ＡＹＡ世代」なる用語、今回の記事で初めて知った。同じＡＹＡ世代で在っても、男性の患者数が３割未満なのに、女性だと７割超というのは驚き。小児癌に関しても、こんなに差異が在るとは・・・。

母方の祖母は、平均寿命からすると若くして亡くなった。祖母の命を奪ったのは子宮頸癌で、七転八倒の苦しみを経ての旅立ちった。そんな苦しみの姿を知っているからこそ、自分は癌という病気を強く憎んでいるし、「少しでも多くの人が、早い段階で癌を見付け、完治して欲しい。」という思いが在る。今回の調査結果が、其の一助にでも成ってくれれば嬉しい。