当たりｏｒ外れ

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「バンダイ、ネットカードダス『プロ野球　オーナーズリーグ』発売へ」（３月９日、サーチナ）

（株）バンダイは９日、カードとインターネットを融合させたオンラインカードゲーム「ネットカードダス」の新タイトル、「プロ野球　オーナーズリーグ」（カード３枚１セット：３１５円・税込）を２０１０年３月２０日（土）から発売すると伝えた。

「プロ野球　オーナーズリーグ」とは、カードに記載されたシリアル・コードを、パソコン上の「プロ野球　オーナーズリーグ」公式サイトに登録、又はカードに記載された二次元コードを携帯電話で読み取り、携帯電話上の公式サイトに登録して利用するオンラインカードゲーム。集めたプロ野球選手のカードを使い、自分だけのドリーム球団を作り、ペナント・レースに参加する事が出来ると言う。又、パソコンと携帯電話どちらからのアクセスも可能で、何時でも何処でもゲームを楽しめる。

現在、「プロ野球　オーナーズリーグ」はβ版（パソコンのみ）を公開中。公式サイトにアクセスすると、ランダムで２５枚のデジタルカードが配布され、御試しでペナント・レースに参加する事が出来る。

同商品のターゲットは、２０～３０代男性のプロ野球ファン。同社は、全国のコンビニエンスストア、玩具店、カード専門店、量販店・家電量販店の玩具売場、インターネットショッピングサイト等で販売を開始する。販売目標は、２０１１年３月末迄に３００万パック。
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各チームから２０人ずつ抜擢され、全部（１２チーム）で２４０種類が登場するとか。「シーズン中は最新のプロ野球公式戦データに基づき、各選手のデータも連動して変化。」、「各チームから毎週１名の選手が選出され、実際の試合で調子の良い選手はゲームの中でも調子がアップする。」等、なかなか面白そうな商品。

思い返せば我が幼少期には、「『カルビー　仮面ライダー・スナック』のおまけカード」（動画）や「『カルビー　プロ野球スナック』のおまけカード」等が子供達の間で大ブームとなった。おまけカードを集めたいが為、大量に当該スナックを購入するも、肝心のスナック菓子を「美味しくないから。」等の理由でゴミ箱や排水溝に捨ててしまうガキんちょが続出。それが「食べ物を粗末にするとは何たる事か！」と社会問題にもなり、自分が通っていた小学校でも「食べられる分だけ買い、決して捨てない様に。」と朝礼で校長が口にしていたのを覚えている。

又、おまけのカードに関して、子供達の間では「当たり」ｏｒ「外れ」が厳然と存在していた。仮面ライダー・カードの場合は、仮面ライダー１号＆２号や死神博士なんかは当たりだったけれど、ゴキブリ男やショッカー首領なんかが入っていたら「うわー、外れだ・・・。」という感じ。プロ野球カードで言えば、王貞治選手や江夏豊投手なんかは当たりで、申し訳無いけれど柳田俊郎（真宏）選手辺りだと「外れ引いちゃったよ・・・。」と友達の間で言っていたもの。

話を「プロ野球　オーナーズリーグ」に戻すと、「２４０種類のカードの中には、人それぞれに『当たり』ｏｒ『外れ』が出て来るのだろうなあ。」と思う。ゲーム性が加わった事で、普通の野球カード以上にそういった感覚が顕著になりそう。一般的に言えばダルビッシュ有投手や田中将大投手、青木宣親選手辺りは当たりといった感じなのだろう。逆に外れは・・・。

こうなったら、「プロ野球解説者　オーナーズリーグ」というのを発売しては如何か？既に鬼籍に入られた方も含め、選手時代の実績は全く無関係に、“解説者としての評価のみ”をカード上にデータ化するのだ。「喋りは２０点だけれど、野球知識は８５点。」とか「ジャイアンツ戦に関しては１００点満点の解説をするが、その他のチームの試合に関しては知識皆無で０点。」等々。「ランダムに試合の中継を切り替え、試合内容にフィットする解説者をより多く起用出来たプレイヤーが勝ち。」なんてルールとか。「うわーー俺、間違って柴田勲氏を起用しちゃったよ。こりゃあ駄目だ・・・。」なんて声が出たりしそうだけれど。