夏の風物詩の1つと言って良いのが、“夏の甲子園”こと「全国高等学校野球選手権大会」。夜に放送される番組「熱闘甲子園」にて、其の日行われた試合を振り返るのが夏の習慣。所謂「強豪校」よりも、「劣勢とされる高校」にどうしても肩入れしてしまう。弱いとされる高校が勝つと涙してしまう癖は年々顕著となって来ているのも、加齢と無関係では無い気も。
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「【ワイドショー通信簿】甲子園応援何故懐メロ多い?『狙いうち』(動画)や『サウスポー』(動画)」(8月10日、J-CASTテレビウォッチ)
夏の甲子園の熱戦が(此のとくダネ!では殆ど取り上げられないが)続く中で、「1つ気になるのが応援、応援の曲です。」と笠井信輔アナ。
其処で番組は、甲子園出場校の吹奏楽団が応援にどんな曲を使用しているか、アンケートを実施し、出場校49校中、45校から回答を得たそうな。
其の結果、1位の栄冠に輝いたのは「アフリカン・シンフォニー」(曲)。約25年前に、智弁和歌山高校が初めて甲子園で使ったと言う。其の後、甲子園で3度優勝する等の同校の活躍と共に、此の曲は各地の学校に広まって行ったと言う。
2位以下は「紅」(動画)、「狙いうち」、「サウスポー」、「ルパン三世のテーマ」(曲)等、「懐メロ」が殆ど。何故古い曲が多いのか。
野球の応援で長く愛され続ける曲には、短調の曲が多く、応援の手拍子に合わせ易いリズム、150拍/分のテンポを持つといった共通点が在るそうな。又、吹奏楽部は此の時期、夏のコンクールで忙しく、甲子園の為に新しい曲を練習、覚える時間が無いという事情も在るんだとか。
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「炎天下、球児達の為にスタンドで演奏される応援の曲。」というのも、夏の風物詩だろう。「懐かしい曲が使われているなあ。」と思ってはいたが、「吹奏楽部は此の時期、夏のコンクールで忙しく、甲子園の為に新しい曲を練習、覚える時間が無いという事情も在る。」というのには、「古くから使われて来た曲ならば新たに譜面を用意したりする必要は無いし、練習等にも其れ程時間を要さないだろうしなあ。」と合点がいった。
「高校野球の応援で用いられる曲」で、個人的に一番グッと来るのは「GO!GO!トリトン」(動画)。好きだったアニメ「海のトリトン」のOP曲だが、壮大さを感じさせる曲調には元気付けられる。又、そんなに多く耳にする機会は無いけれど、矢張り好きだったアニメ「侍ジャイアンツ」の後期OP曲「王者!侍ジャイアンツ」(動画)も、「鉄の左腕の折れる迄 熱い血潮の燃え尽きる迄♪」の部分が演奏されると、感情移入度がドッと高まってしまう。
何時の時代に在っても、若者は“概して”懐メロに興味が無いもの。(子供の頃から懐メロが好きだったという自分は、可成り変わり者の範疇に在るでしょうね。
マスメディアからは然して注目されていなかった高校が、あれよあれよと勝ち抜いて行くというのは、見ていて此れ程爽快な事は無い。
それなのに紅(1990年ごろ)やパラダイス銀河(1988年ごろ)、山本リンダ…。
最近のでよさげな曲はないのか?とずっと感じていました^^;。
しかし93-96生まれは間違いなく原曲を知らずに応援し、応援されているのですね…
>弱いとされる高校が勝つと
昨日、京都の学校に勝った、富山県立新湊高校、懐かしい名前だなあと感慨深かったです。ミラクル新湊からもう25年!