人気時代劇「子連れ狼」で、主人公の”拝一刀”の子”大五郎”を演じていた役者が、銃刀法違反等の容疑で逮捕されていた。このニュースを目にして、「あれ?大五郎やってた奴って、殺人で逮捕されてなかったっけ?」と思う人も多いだろう。確かに、1973年にテレビで放映された「子連れ狼」(主演:萬屋錦之介)で、大五郎役を演じた元子役は、貸し金業者殺害事件で無期懲役の刑に服している。今回逮捕されたのは、映画版で大五郎を演じていた元子役らしい。
こういった事件が起きる度に、「元子役の哀れな末路」といった報道がされる。古くは、「黒猫のタンゴ」を歌って大ヒットを飛ばした少年は、自動車部品の窃盗で逮捕。「マグマ大使」でマモル少年を演じ、後に有名アイドルグループの一員となった人は、覚せい剤で逮捕。ケンちゃんシリーズの初代ケンちゃんも、本人が犯罪に手を染めた訳ではないが、しばしば犯罪に巻き込まれたと被害者いう形で顔を出していた。
幼少時に、莫大な金を生み出す存在となり、廻りからチヤホヤされ、自己を見失う。利用されるだけ利用されて、人気がなくなったらポイ捨てされる。人間不信になってしまうだろうなと思う。そういった幼少期を経て、犯罪に手を染めてしまうのかもしれないが、こんな元子役ばかりでないのも事実だろう。立派な社会人として、生活している元子役も多いのである(*1)。
映画「誰も知らない」で、一躍”時の人”となった柳楽優弥君もこれからが大変だろうなと同情してしまう。あの年で、あれだけ”重いモノ”を背負わされたら、自分なら逃げ出したくなってしまう。自己を見失わないで、頑張って欲しいと願うばかりである。
*1 嘗てNHKで放送されていた「少年ドラマシリーズ」の一作に、「なぞの転校生」という作品があった。主役の岩田広一を演じていた高野浩幸氏(「超人バロム1」では、主役の一人として白鳥健太郎役を演じておられたし(もう一人の主役木戸猛役の子は、夭逝されたというのは哀しい話ですが。)、ウルトラマンシリーズや仮面ライダーシリーズ等にも良く出演されていたのを記憶している。)等は、今も現役の役者として活躍されている。こういう姿を見ると、当時夢中になってテレビ番組を見ていた世代として、実に嬉しく感じてしまう。
こういった事件が起きる度に、「元子役の哀れな末路」といった報道がされる。古くは、「黒猫のタンゴ」を歌って大ヒットを飛ばした少年は、自動車部品の窃盗で逮捕。「マグマ大使」でマモル少年を演じ、後に有名アイドルグループの一員となった人は、覚せい剤で逮捕。ケンちゃんシリーズの初代ケンちゃんも、本人が犯罪に手を染めた訳ではないが、しばしば犯罪に巻き込まれたと被害者いう形で顔を出していた。
幼少時に、莫大な金を生み出す存在となり、廻りからチヤホヤされ、自己を見失う。利用されるだけ利用されて、人気がなくなったらポイ捨てされる。人間不信になってしまうだろうなと思う。そういった幼少期を経て、犯罪に手を染めてしまうのかもしれないが、こんな元子役ばかりでないのも事実だろう。立派な社会人として、生活している元子役も多いのである(*1)。
映画「誰も知らない」で、一躍”時の人”となった柳楽優弥君もこれからが大変だろうなと同情してしまう。あの年で、あれだけ”重いモノ”を背負わされたら、自分なら逃げ出したくなってしまう。自己を見失わないで、頑張って欲しいと願うばかりである。
*1 嘗てNHKで放送されていた「少年ドラマシリーズ」の一作に、「なぞの転校生」という作品があった。主役の岩田広一を演じていた高野浩幸氏(「超人バロム1」では、主役の一人として白鳥健太郎役を演じておられたし(もう一人の主役木戸猛役の子は、夭逝されたというのは哀しい話ですが。)、ウルトラマンシリーズや仮面ライダーシリーズ等にも良く出演されていたのを記憶している。)等は、今も現役の役者として活躍されている。こういう姿を見ると、当時夢中になってテレビ番組を見ていた世代として、実に嬉しく感じてしまう。
こちらからも、TB入れさせていただきますね
あと、三連続でTB頂いておりますが、このままで
よろしいでしょうか?
問題なければ、一つ残して削除したいと思いますが
こうなっちゃうと「今の大五郎」小林翼くんもおなじように…いやいや今から考えないでおきましょう。
トラックバックさせて戴いた折、誤って何度かクリックしてしまった様です(^o^;;;。誠に申し訳有りません。御手数ですが、一つだけ残して、2つを消去願えますでしょうか?宜しく御願い致します。
トラックバックありがとうございます。
blog拝見させていただきます。
大人の役者でも、芸能界は生き残るのが大変な世界。況してや子役出身となると、大人になっても役者として生き残っているのは、一握り以上の過酷さが在る。今は引っ張り凧な坂上忍氏も、1990年代から2000年代は雌伏の時代だった。2012年以降に再ブレイクしたのも、毒舌キャラクターとして、其れ迄のイメージを拭い捨てたから。
大五郎役でブレークした西川和孝氏の場合、子役のイメージから脱却出来ず、芸能界を去る事になったけれど、市議会議員として活躍する場は在った。でも、彼自身の自堕落さが、結果として“真っ当な道”から踏み外させてしまったというのは、本当に残念な事です。
今後とも、何卒宜しく御願い致します。