ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

許し難い行為

2013年10月30日 | 時事ネタ関連

他者から聞き、余りにショッキングな内容だったので、長きに亘って忘れられない話。」というのは、誰にも在るだろう。斯く言う自分も幾つか在るのだが・・・。

 

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に油を掛け、火放つ?燃えて死ぬ・・・警察が捜査」(10月28日、読売新聞)

 

東京都北区赤羽西の区立公園で26日、猫が火を点けられて死んでいた事が、警視庁赤羽署への取材で判った。

 

署が動物愛護法違反容疑で調べている。

 

同署幹部によると、同日午後5時50分頃、区立公園で猫が燃えているのを通行人の女性が発見、110番した。猫は、間も無く死んだ。何者かが生きた猫に油を掛けて火を点けた見られ、同署が周辺の防犯カメラ等を調べている。

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「犬は好きだけれど、猫は苦手。」という自分だが、こういったニュースには憤りを感じる。自分よりも弱い相手を狙い、残酷な行為に及ぶというのは許し難いこんな遣る事がどんどんエスカレートし、軈ては人に危害を加える事だろう。一刻も早く捕まえて欲しいし、(親告罪で在る)器物損壊罪よりも重い刑罰を定めて貰いたいもの。

 

冒頭に「他者から聞き、余りにショッキングな内容だったので、長きに亘って忘れられない話が、自分にも幾つか在る。」と書いたけれど、今回のニュースを目にした際、其の幾つか在る話の1つを思い浮かべてしまった。

 

今から40年近く前の話。父親の同僚に、Aという男がた。口数が少なく、暗さを秘めた人物で、恐らく当時は30歳前後だっただろう。

 

今では禁止されているけれど、当時は個人が野外等を焼却するのが許されており、我が家でも不要になったドラム缶を庭に置き、其の中で塵を良く焼却していたりした。

 

或る日の昼休み、会社の敷地内に置かれたドラム缶の周りで、同僚達と談笑していた父親。ドラム缶の中には塵が入れられ、燃やされている最中。Aは話に加わるでも無く、で黙って立っていた。其処を1匹の野良猫遣って来て、Aの足元に座り込んだ。黙って猫を摘み上げたA。乱暴な扱い方では在ったが、「抱き抱え撫でるんだろう。」と皆は思ったそうだ。ところが・・・。

 

Aは摘み上げた猫をポイッと、燃え盛るドラム缶の中に投げ入れた。余りにも平然と、無表情で行ったので、父達は一瞬何が起こったのか判らなかったと言う。そして、猫の「ギャーッ!」という断末魔の声で我に返り、慌てて傍に置いてあった水を掛け、猫を取り出したが、既に事切れていた。

 

其れ、社内で急に意識を失う事が何度か在り、病院で診察を受けても、其の原因が全く判らなかったというA。猫の一件が在って以降、「昔から動物を虐待するが在り、其の恨みで意識を失うのではないか?」という怨念説も出たそうだが、恐らくは「精神病んでいたがに、生きた猫を平然と火の中に放り込めた。」のではないかと思う。

 

此の話は父親からでは無く、父親から話を聞いた母親から、自分は中学生の頃に聞いた。“事件”から可成りの年数が経っていたのは、余りにショッキングな話なので、もっと幼かった頃の自分には話せなかったのだろう。

 

存命なら、70歳前後で在ろうA。其の後、どういう人生を送って来たのかは全く知らないけれど、無根拠乍ら「もう亡くなっているのではないかなあ。」という気がしたりする。


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2 コメント

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同感 (nozomi)
2013-10-30 10:36:29
こんにちわ。初めて、あなた様のブログを読ませていただきました。今回の猫の件のように動物を命を軽視することに怒りを感じると同時にこのようなことをする人間はおそらく日常的に動物だけでなく人に対しても非情な行いをしているのではないかと思います。あなた様のほかの動物関連のブログも読ませていただきましたが、共感するところが多く、今回の猫の件のブログをツイートさせてもらいました。これからも 続けてこちらに訪問していきたいと思います。よろしくお願いします。
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>nozomi様 (giants-55)
2013-10-30 20:45:57
初めまして。書き込み有難う御座いました。

動物への虐待、其れも今回の様な余りにも酷いケースでは、加害者って周りからは「大人しい人」と思われている可能性が高そうな気がします。普段から残酷さを少しでも見せていたら、其れなりに警察等に連絡が行っていると思うからです。もしそうだったら、余計に怖いですね。

此方こそ、今後とも何卒宜しく御願い致します。
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