高田馬場駅から南600mの高架線路で発見された最大5cm程の隆起により、湘南新宿ラインと埼京線の大崎駅~大宮駅間、そして山手線の内・外回り全線が長時間に亘ってストップしたのは一昨日の事だった。この事故で、これ等の主要駅改札口では長蛇の列が出来ていたという事で、昨日の東京新聞には「山手線ストップ スイカの落とし穴」という記事が載っていた。
「JR東日本等で利用出来る、非接触型ICカード方式の乗車カード」のSuica(スイカ)。自分は使用した経験が無いのだが、定期券とイオカード(所謂プリペイド方式)の二種類が在るのだとか。
今回の事故が発生した直後から、JR東日本は各駅で振り替え輸送の案内を繰り返したそうだが、新宿駅等の改札口ではあっという間に長蛇の列が出来上がってしまったという。と言うのも、Suicaで入った客は駅の外に出るのにカードの電子処理が必要で、それを改札端の駅員の手作業に逐一頼まなければならなかったからだ。自動改札ではカードがはじかれてしまう為、改札からなかなか出られずにイライラしながら待ち続けるという光景があちこちで見られたとの事。
記事では、「山手線の高田馬場駅から品川駅に向かう途中、五反田駅で今回の様な電車ストップに遭遇。」という想定の下、「切符の場合」、「Suica定期券の場合」、そして「イオカードの場合」にどういう対処が為されるのかを説明している。
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① 切符の場合
高田馬場駅で全額払い戻しを受けるか、途中駅で品川駅迄無料になる振り替え乗車表を受け取る。この際、払い戻しは無い。
② Suica定期券の場合
高田馬場駅で入場し、電車に乗る前に戻ろうとすれば、原則自動改札はくぐれず、駅員に電子処理を頼むしかない。又、途中駅で下車すると、品川駅迄の振り替え乗車票を受け取れる。
③ イオカードの場合
最も厄介なのがこのケースだという。入場した駅から出る為、引き落とされた料金の払い戻しを受けるには、電子処理をして貰う為に駅員の居る改札の列に並ばなければならない。一方、途中駅でコースを変更する場合は、その駅迄の料金は払わなければならない上に、その先の区間の振り替え乗車票を貰えない。これは、「高田馬場駅で改札をくぐった時点では、目的駅が想定されていない前提。」(JR東日本広報)からだとか。
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「今回の様な事態に備えて、臨時にカード処理出来る端末を複数準備すべき。」という声も在るが、「山手線は独占路線で客は減らないという事から、JR東日本には『”無駄な投資”はしたくない。』という思いが在るのではないか。」との指摘も在る。
以前「おサイフケータイは普及するのか?」という記事を書いた。世の中ドンドン便利になって行く裏で、時にはそれが不便さを生み出してしまう事も在るという事か。まあ、それをリカバーするシステムを構築すれば、事足りるのかもしれないが・・・。
「JR東日本等で利用出来る、非接触型ICカード方式の乗車カード」のSuica(スイカ)。自分は使用した経験が無いのだが、定期券とイオカード(所謂プリペイド方式)の二種類が在るのだとか。
今回の事故が発生した直後から、JR東日本は各駅で振り替え輸送の案内を繰り返したそうだが、新宿駅等の改札口ではあっという間に長蛇の列が出来上がってしまったという。と言うのも、Suicaで入った客は駅の外に出るのにカードの電子処理が必要で、それを改札端の駅員の手作業に逐一頼まなければならなかったからだ。自動改札ではカードがはじかれてしまう為、改札からなかなか出られずにイライラしながら待ち続けるという光景があちこちで見られたとの事。
記事では、「山手線の高田馬場駅から品川駅に向かう途中、五反田駅で今回の様な電車ストップに遭遇。」という想定の下、「切符の場合」、「Suica定期券の場合」、そして「イオカードの場合」にどういう対処が為されるのかを説明している。
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① 切符の場合
高田馬場駅で全額払い戻しを受けるか、途中駅で品川駅迄無料になる振り替え乗車表を受け取る。この際、払い戻しは無い。
② Suica定期券の場合
高田馬場駅で入場し、電車に乗る前に戻ろうとすれば、原則自動改札はくぐれず、駅員に電子処理を頼むしかない。又、途中駅で下車すると、品川駅迄の振り替え乗車票を受け取れる。
③ イオカードの場合
最も厄介なのがこのケースだという。入場した駅から出る為、引き落とされた料金の払い戻しを受けるには、電子処理をして貰う為に駅員の居る改札の列に並ばなければならない。一方、途中駅でコースを変更する場合は、その駅迄の料金は払わなければならない上に、その先の区間の振り替え乗車票を貰えない。これは、「高田馬場駅で改札をくぐった時点では、目的駅が想定されていない前提。」(JR東日本広報)からだとか。
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「今回の様な事態に備えて、臨時にカード処理出来る端末を複数準備すべき。」という声も在るが、「山手線は独占路線で客は減らないという事から、JR東日本には『”無駄な投資”はしたくない。』という思いが在るのではないか。」との指摘も在る。
以前「おサイフケータイは普及するのか?」という記事を書いた。世の中ドンドン便利になって行く裏で、時にはそれが不便さを生み出してしまう事も在るという事か。まあ、それをリカバーするシステムを構築すれば、事足りるのかもしれないが・・・。

これが未だに抜けられない。なんか、安心するんだよな。
先日浅草の満員電車に乗る機会を得た。
タマンナイナァ、こんなのに毎日乗ってれば、考えもするがね。
記事を読むと、人に優しい改札口とは、どんなんだろうとふと考えてみたわ。
西瓜やイオは、年配者じゃ戸惑うだろうな。
たしかに、「チリシ」なる単語、使っていました(笑)。
私は元々、クレジットカードをぼんぼん使っていた派でしたから、今、ボーナスがもらえる生活が続いていたなら、「おサイフケータイ」なるものにも興味を示していたと思います。
でも、無収入になって以来、カードはほとんど使わなくなりました(Amazon.comは便利なので利用していますが)。
持ち金がないのに、簡単にキャッシングできる世の中自体が異常だと感じます。
どうしても持たねばならなくなったら、
(オヤジですが)首からかけます。
>事故による・・
私も「イコカ」定期券ですので、そのうちそうなるかも・・・。
思わず近寄って、「おばさん、これね。ココに差し込むのよ。」「ほうほう。で、その切符はどこへいっちゃうの?」「ほら、切符を入れるとドアが開くでしょ?先に進むと出てきているでしょう?」「おうおう、これかい?」
最近の便利化って、どうも主に若い人を対象にしている気がします。でも、元気な高齢者はたくさんいます。ちょっとの「あたふた」でも、周りが迷惑そうな顔をして、自分もそれによって「外に出たくない」という気持ちにもなります。誰にでも優しい便利性ってあると思うんですけどね・・・。