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「インプラントで25%が重い症状 歯科医調査」(6月25日、共同通信)
顎の骨に人工歯根を埋めて人工歯を付けるインプラントを実施している歯科医の4人に1人は、治療した患者に神経麻痺等の重い症状が起きた経験の在る事が、日本歯科医学会の調査で24日判った。インプラントを巡っては、トラブルの相談が増えているとして国民生活センターが注意を呼び掛けている。調査は、厚生労働省の委託で3月に実施。日本歯科医師会の会員千人に調査票を配り、423人が回答した。
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「インプラント」と言えば一昔前迄は、「骨を固定する為、体内に埋め込むボルト。」等を指していたけれど、近年では専ら「デンタルインプラント」、即ち「人工歯根」を意味するケースが増えた様に感じる。
虫歯治療で歯医者を訪れた際、壁に「抜歯後の治療の種類」を紹介するポスターを毎度毎度見るのが、「顎骨にデンタルインプラントを埋め込む。」という説明を読んだだけで、自分の様な「手術嫌い」は受ける気が消え失せてしまう。「保険の利かない自費治療で、高額。」という点からも、貧乏人の自分には選択肢として入り得ないというのも在るが。
ポスターを見る度に、「こんな物を顎骨に埋め込んで、本当に大丈夫なのかなあ?」と思っていたのだが、重い症状が出るケースが、こんなにも高いというのは驚き。4分の1という数字は、余りに多過ぎやしないか?飽く迄も「重い症状」に限った数字で在り、「重い症状と迄は到らない不具合」を含めると、結構な数字になりそうな懸念も覚えるのだが・・・。