************************************************
「オミクロン株対応ワクチン、9月中の接種開始を検討 予定前倒し」(8月29日、毎日新聞)
政府は新型コロナウイルスのオミクロン株に対応したワクチンに付いて、当初10月中旬としていた予定を前倒しし、9月中にも接種を始める検討に入った。9月中旬に在る専門部会での審議や承認手続きを経て、接種体制を整える方針だ。
ファイザー社とモデルナ社は、従来株に加えオミクロン株「BA.1」に対応した2価ワクチンの承認を厚生労働省に其れ其れ申請しており、此れ等のワクチンの使用を念頭に置く。
国内ではBA.1の流行は収束し、主流は「BA.5」に移っているが、此れ迄のワクチンよりも効果が高いとされる。接種は無料で、厚労省は2回の接種を終えた全ての人を対象者に想定し、準備を進める様、自治体に促している。
海外からの輸入は9月にも始まる見通しだが、開始当初は供給量を充分確保出来ない見込みだ。其の場合、従来型のワクチンとオミクロン株対応のワクチンが混在する可能性が在る。
オミクロン株対応ワクチンを巡っては、モデルナ社が開発したワクチンが8月中旬、英国で承認された。ファイザー社は米食品医薬品局(FDA)にオミクロン株の「BA.4」、「BA.5」と、従来株に対応した2価ワクチンの承認を申請している。
************************************************
自分は新型コロナウイルス感染症のワクチンを1回目、2回目、そして3回目と、合計3回接種して来た。母親も同様だ。幸いにして2人共大した副反応は出なかった(軽い筋肉痛程度は在ったが。)し、感染する事も無く、今に到っている。
少し前、4回目の接種を求める通知が届いた。「冬を迎える前には、5回目の接種の可能性が在る。」なんて話も在る。
自分もそうだが、高齢の母も4回目の接種を迷っている。「接種から時間が経過すると、効果は落ちて行く。」というのは判っているけれど、「既に3回も接種したのだから、効果が落ちているとはいえ、感染を防ぐ効果は結構在るだろうし、何よりも『感染→重症化』というリスクは低いだろう。」という思いが在るからだ。「4回目、そして5回目と、接種が際限無く続きそう。」という辟易とした思いも在るし、又、「頻繁に接種を繰り返す事で、免疫力自体が下がる。」という指摘も気になっている。
仮に4回目の接種をするにしても、“従来のワクチン”では無く、オミクロン株対応の“新型ワクチン”の方が意味が在りそう。でも、従来のワクチン(ファイザー製)で大した副反応が出なかったけれど、「新型ワクチンで、重い副反応が出たら嫌だなあ。」という不安も。