ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

第2の地球!?

2010年10月03日 | 時事ネタ関連
天文学の知識は極めて薄い自分なれど、夜空を見上げて色々考えたりはする。「宇宙の果てって、一体どうなっているのだろうか?」とか、「地球人と全く姿形の同じ生物が住む星が、此の宇宙には存在するのか?」等々。

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「第2の地球?20光年先に最も似た惑星」(9月30日、読売新聞

太陽系外の惑星の中で、最も地球に似た惑星が発見された。

生命の生存に適した条件を備えていると考えられる。カリフォルニア大等の天文学者が29日、専門誌「アストロフィジカル・ジャーナル」に発表した。

此の惑星は、地球から20光年の距離に在る小さな恒星グリーズ581」の周りを公転している。恒星の僅かなふらつきをハワイの望遠鏡で11年間観測し、惑星の存在を割り出した。

此の恒星系には惑星は少なくとも6個在るが、新たに見付かった惑星は恒星との距離が丁度良く、水が液体の状態で存在していると推測される。片面だけが常に恒星の方を向いており、気温は70度~零下30度の間と言う。地球の3倍の質量で、重力も適当な大気も保たれていると考えられ、此れに見付かった約500の系外惑星の中で、最も生物の生存に適している。
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が1年間に進む距離」が「1光年」だから、仮に光の速さで飛べるロケットが出来たとしても、生まれたばかりの赤ん坊が此の光速ロケットに乗って地球を飛び出し、今回の惑星に到達するのは、“地球上の時間の流れで言えば”20歳になった時という事になる。いやあ遠い。

生命体が存在する可能性を期待したいが、「70度~零下30度の間という気温」と「質量は地球の3倍」という推測から“素人判断”すると、「地球人と全く同じ姿形の生物」の存在というのは難しいのではなかろうか。

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2 コメント

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SF心をくすぐられて (悠々遊)
2010-10-03 07:51:41
早速喰い付きました(笑)。

相対性理論によりますと、光速で移動するとその内部では時間の経過はほとんど無いそうです。20光年を旅してもせいぜい数ヶ月の経過ですむのでは? そんな時間ギャップをアイデアにいくつかSFの名作も生まれています。

気候気温に関して言えば、昼側(70度)と夜側(零下30度)の境目の、ごく細いリング状の薄明地帯であれば、昼側からの熱風の吹込みや夜側からの冷気の進入の影響はあるものの、比較的安定した気温が保たれている可能性はありますね。

気候気温の緩衝地帯には液体の水が存在し、その周りには植物が生い茂って、細い緑のリングとなって惑星を一巡りしている。そこでは多様な生命が進化し、人類に似た高い知能が文明の夜明けを迎えようとしていた・・・。

いやあ、SF心をくすぐられますなぁ。
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>悠々遊様 (giants-55)
2010-10-03 09:44:15
書き込み有難う御座いました。今回はこちらにレスを付けさせて貰います。

如何せん理数系は苦手なもので、今回の書き込みは非常に勉強になりました。「光速に近い速さで運動する物体は、殆ど時間の進みが無い。」、相対性理論の事がすっかり頭から抜け落ちていました。そう言われてみれば、「光速ロケットに乗った人間は若者のままだったのに、地球に帰還したら同級生が皆高齢者に成っていた。」なんていうSF小説が在った様な。気候&気温に関しても、「そうなんだ。」と目から鱗が落ちる思いです。

今回の書き込みを元に、記事を一部加筆させて貰いました。御教示有難う御座いました。
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