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「『面倒臭いな・・・。』と思う店員ランキング」(gooランキング)
1位: 食べ方に文句を付けるラーメン屋の店員。(100)
2位: 不要なソフト天こ盛りの高額PCを売り付け様とする家電量販店の店員。(82.7)
3位: 売れない低スペックPCを売り付け様とする家電量販店の店員。(79.5)
4位: 自分が着ている服と同じ物を熱心に薦めて来る洋服の販売員。(65.8)
5位: 提携クレジット・カードの良い所を、延々と語ろうとする家電量販店の店員。(65.4)
6位: 試着した姿を見て、勝手に他のアイテムを持って来てコーディネートを始める洋服の販売員。(64.0)
7位: 商品に付いて質問すると、しどろもどろになる家電量販店の店員。(62.4)
8位: 「自分未だ、此の辺の土地勘無いんで。」と言って来るタクシードライバー。(53.1)
9位: 小銭を端数で出したら、「?」という顔をするコンビニの店員。(52.2)
10位: 毎回断っているのに、行く度にポイント・カードを作らせ様とするコンビニの店員。(49.2)
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個人的に言えば、7位と8位に関しては「使えない奴だなあ。」とは思うも、「面倒臭いな・・・。」とは思わない。残りの8項目に関しては「其の通り!」と同意。要するに「客の立場に立っての対応」では無く、「自分本位の対応」に面倒臭さを感じる人が多いという事だろう。
一番「面倒臭いな・・・。」と感じるのは、「洋服屋で服を見ていると、直ぐに寄って来て、ああだこうだと説明し始める店員。」。買うかどうかも決めておらず、取り敢えずはぶらぶらと見て回りたいのに、一方的に説明されるのは迷惑以外の何物でも無い。「伺いたい事が在れば、御呼びしますので、其れ迄は結構です。」と断りを入れると、「了解しました。」と答えたにも拘らず、背後霊の如くビタッと張り付き、足を止める度に「其れは・・・。」と説明を開始するのだから、うざくて堪らない。そういうのが不快で、洋服屋に足を運ぶのが億劫になってしまった人も少なく無いだろうに・・・。
客其れ其れに似合う色やスタイルが在る筈なのに、「今年のトレンドは此れなので、買え!」と言わん許りに押し付ける店員も、「面倒臭いな・・・。」と思ってしまう。
「面倒臭い・・・。」というのでは無いけれど、「うざいな。」と思ってしまうのは、機械的に掛け声を繰り返している店員。客が店に入って来たり、傍を通ったりというタイミングなら未だしも、一定間隔で機械的に、其れもダラーンとした感じで「いらっしゃ~いませ~っ。」といった掛け声を繰り返されると、申し訳無いけれどイラッとしてしまう。あんな言い方なら、言わない方が増しな気がする。
何ヶ月か前の話ですが、近所のローソンに行った際、レジで「ポンタ・カードは御持ちでしょうか?」という定番の質問をされ、「はい、持ってます。」とポンタ・カードを差し出しました。「在り難う御座います。」と受け取った店員のおねえちゃん。カードを読み取った後、此方にカードを返却。そして、商品の入力をして行ったのですが、どうも最初のカード読み取りが上手く行っていなかった様。其処で彼女が口にしたのは、「ポンタ・カードは御持ちでしょうか?」という一言。「おいおい、さっき同じ質問をして、カードを受け取っただろ。」と心の中で突っ込みを入れるも、「はい、持ってます。」と同じ答えをした自分。幾らマニュアル通りとはいえ、此れじゃあ機械と一緒ですよね。
先達て或るTV番組で、「苦境に陥った企業が、どうやって復活出来たのか?」という特集を組んでいました。取り上げられたのはリンガーハットと無印良品の2社。無印良品に関しては、店舗拡大して行く中、各店舗の店長の裁量で運営して行くスタイルが、結果として「店舗による“質”の差」を生み出し、大幅に収益が落ちて行ったとか。其処で徹底的なマニュアル化を図り、何処の店舗でも全く同じ質のサーヴィスを受けられる様にした所、収益は大幅に改善。
「何処の店舗でも全く同じ質のサーヴィスを受けられる。」というのは消費者にとっても悪い話では無いのですが、同時に此れって「全くの無個性」という事でも在るんですよね。そういった物が今後も飽きられない儘で済むかどうかは、難しい問題でも在ります。