ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

民主党政権の失策の1つ

2019年10月03日 | 政治関連

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「『桜を見る会』予算、開き直り? 本年度の3倍超、5,700万」(9月29日、東京新聞

内閣府は2020年度予算の概算要求に、首相が各界の著名人等を招き、東京新宿御苑で4月に開いている「桜を見る会」の関連経費として、本年度予算の3倍超の5,729万円を盛り込んだ。安倍政権で参加者が増え、費用が膨らむ一方の実態に予算を合わせる判断には、野党から「開き直りだ。」と批判の声が上がっている。

内閣府の担当者は本紙の取材に、「来年度の開催方針は未定だが、国会の議論を受け、過去の実態に合わせた予算を計上した。」と答えた。招待者数は1万4千人、同伴者を含む参加者は1万6千人と想定した。

共産党宮本徹氏が今年5月、支出が予算の3倍で在る事を衆院決算行政監視委員会で取り上げた。

会の予算は2014年度以降、1,767万円に固定されていた。一方で支出は、2014年度の3,005万円から年々増加。本年度は5,519万円だった。不足分は、内閣府の別の予算で賄っている。例年、招待者数の目安を1万人としているのに対し、今年は1万5,400人を招待し、1万8,200人が参加した。

宮本氏が今月21日にツイッターで概算要求を取り上げた所、リツイート(転載)は1万件を超えた。宮本氏は本紙の取材に、目安の1万人を超え、政府政権浮揚大手を振って、芸能人や政権に近い人を招待している。憤った。

立憲民主党初鹿明博氏も5月の衆院内閣委員会で問題を追及参加者1人当たりの単価が7年間で1.4倍になったと指摘した。今回の概算要求には、「規模の縮小を考えて行くべきなのに、開き直り過ぎだ。」と批判した。
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「桜を見る会」は、1952年から例年4月に新宿御苑で開催されている花見で在る。主催者は時の首相で、支出は全て血税で賄われている。「どういう基準で招待者が選ばれているのか全く判らないし、、多額の血税を投入して、こんな会を開催し続ける意味合いが在るのか?」と、大昔から勲章制度同様に疑問だった。

「時の政権に近い人が呼ばれる。」という傾向は以前から在ったけれど、安倍政権になって意向、そういう傾向が露骨になった気がする。今年の「桜を見る会」には百田尚樹氏、ケント・ギルバート氏、竹田恒泰氏、武田邦彦氏、見城徹氏、有本香さん、上念司氏等々、極右言動で知られる“安倍親衛隊”の面々が大勢招待されていた他、なべおさみ氏の様に「何故、こんな人が招待されているの?」と不思議に感じていたら、「実は“安倍首相の御友達”だった。」という人も少なからずた。結局、小児気質”の安倍首相はどんな状況でも、「周りを大勢の“御友達”で固め、『安倍ちゃん凄いぞ!!』と応援されていなければ、何も出来ない人。」なのだろう。

2014年から6年間、“嘘の予算”を表に出し続け、実際にはどんどんと血税を投入して、大盤振る舞いをしていた訳だ。そんなにも「僕ちゃんって凄いんだぞ!!」と自慢したいのなら、自分のポケット・マネーでしろ!政権交代前にはあんなにも「の無駄を徹底的に無くせ!」と多くの国民が訴えていたのに、今は血税がどんどん無駄に使われていても、「おかしい!」という大きな声にならない事が、本当に情け無い。

政権交代で民主党が政権を握った2009年9月16日~2012年12月26日の間、無駄な「桜を見る会」を廃止しなかったのは、民主党政権の失策の1つと言って良いだろう。(2010年の鳩山由紀夫内閣の際には開催されたが、2011年は東日本大震災を理由に、そして2012年は北朝鮮対応が理由に、其れ其れ中止されている。)


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